この句の「も」がいらないのではないか、「研ぐ磨く・・・・」も順番を再考した方が良いのではないか。順番に違和感を感じるからだが、そこでそれぞれの作業を分析してみた。
〇研ぐ(水・砥石・サンドペーパー)・・・お節料理の前の包丁など
〇磨く(水・クレンザー・スポンジ)・・・風呂、玄関のタイルなど、窓ガラス、流し台、レンジフードなど
〇掃く(箒)・・・床全体、庭
〇拭く(水)・・・壁、柱、ガラス、家具、電気製品など
〇洗う(水)・・・衣類・寝具・
これらの作業手順を勘案して、並べてみると私ならば
研ぐ磨く洗う拭く掃く年用意
となる。但しこれは、あくまで「私ならば」という感想に過ぎず、作者の句を否定するつもりはない。作業をするのはあくまで作者なのだから。
ロウバイ(蝋梅)