(かまびとめて われもうろうの かいせんび)
南九州市の知覧特攻平和会館には、アメリカ艦船に体当たりして玉砕していった青年達の遺品や遺書、本懐を述べた手紙、戦闘機などがある。
全体主義、帝国主義、軍国主義の当時の日本で、若者たちは戦争で死ぬことを選ばざるを得なかったし、死を日本国のため、父母兄弟を守るためと思わざるを得なかった。
日本の特攻隊と同じようなことが、イスラムの自爆テロとなって現存している。これは、戦争同様人間の変えられない性と考えるべきであろうか。
窯の火を止めた翌日の今日、私の朦朧とした頭が、そんなことを考えたのであります。