一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1399   身に響く音多かりし冬日かな   一煌

2014年12月21日 | 

 この世には、様々な音がある。木々を揺らす風の音・鳥などの動物の鳴き声など自然界の音。生活の音、車など雑音とも言える社会の音など。

 さて、作者の言わんとする「身に響く音」とは、どのような音を指すのであろうか。快い音かもしれないし、不愉快な音かもしれない。それは、余りに範囲が広すぎるので、解釈はこの句を詠んだ読者諸氏にお任せしよう。

 いづれにしても、作者は「我が身を揺するような」音が多い、と言っているのである。私は、「響く」という語感と「冬日」という季語から、快い音ではないかと推測する。

コメント
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