一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1390   もう飽きた掃いても掃いても枯葉降る   歩智

2014年12月10日 | 

 この数日は、寒さも増し風も強く、確かに落葉の量が半端ではない。東京に住む友人の話によると、自宅に欅の大木があって、この時期同様の事態となる。

 しかし問題は、「毎日、ゴミ袋一杯の落葉が降って来るので、何とかして欲しい」という、近所からの苦情だという。落葉が季節の風情でもなく、焚けば灰ができるし、堆肥にもなるのだが、都会では単なる迷惑なゴミに過ぎないのだ。

 ゴミとは、ビニールやペットボトル、缶やビン、残飯、電気製品などであって、落葉は決してゴミではないと思うのだが、これが通用しない世の中なのだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする