けさもはっきりしない天気である。ことしは日照時間が短く冷夏で過ぎるのであろうか、心配である。そんな中散歩道にある百日紅と月見草(宵待草)をカメラにおさめた。中国名の百日紅は花期が長い、梅雨のころから秋の初めまで咲きつづく、日本名は「さるすべり」である。 「女来と帯纏き出ずる百日紅」 石田波郷 自堕落にしているところへ、女性が来訪してきた。月見草は南米原産の宵待草で夕方咲いて日の出でには橙色になってしぼむ。撮影の際は雲っていたのでまだ萎む前であったのでしょう。「月見草夕月よりも濃くひらき」 安住 敦夕月より濃いというので、その淡い黄色が浮かんでくる。(日本の歳時記より) 明日は暦の上ではもう立秋である。<岩殿山荘主人>
<百日紅(さるすべり) 6:48>
<月見草(宵待草) 5:33>