わが家ではカミさんが娘の成長の祝いに飾ってやったお雛さまを今でも飾って、それを片付け終わったところである。ここのところ寒暖の差が激しいし。三寒四温といったところか、この2月19日が雨水であった。雪が変わって雨になる時季である。雨は大地を潤す、さまざまな木々が芽吹く季節でもある。きょうが冬籠りしていた虫たちが目覚めて蠢く(動き出す)啓蟄である。土の中でじっとしている虫を蟄虫(ちっちゅう)という。江戸時代、士分以上の者に科した刑罰の一つに蟄居という罰がある。<閉門の上、一室に謹慎させたもの、>どちらが先の語源かわたしは知らない、「啓蟄や生きとし生きるものものに影」 斎藤空華 (日本の歳時記) 川ちゃん農園は、菜花が咲いて、春じゃががトンネルハウスで新芽を出している。新芽の青々しい姿は年寄りの人生を少しでも明るいものにしてくれる。<岩殿山荘主人>
<菜花 7:59>
<新じゃがの芽 8:02>