立冬もすぎし、風はあるが快晴のきょう、うら里山を歩く、路傍には残菊がまだ元気に咲いている。葉が落ちて実ばかりとなった柿の木の風情が何ともいえない、まさに秋を惜しむかのようである。「カーテンを開けて貰いて秋惜しむ」 黒木豊子 (自分でカーテンを開けられない状態にあっても、秋を惜しむ情を失わない詩人の魂、) <日本の歳時記より> 枯尾花が北風に吹かれて穂絮(ほわた)が飛んでいた。尾花とは芒(すすき)のふんわりとした穂を動物の尻尾に見立てた呼び名だそうである。<11:51>
<路傍の菊と柿 11:51>
<道祖神と菊 12:00>
<12:05>
<熟柿 12:08>
<枯尾花 12:13>
<12:14>