Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

■ 1/2 x 1/2 = 1/4 だろ

2023-08-05 08:11:14 | ノンジャンル

 資生堂がテレビ CM を 50% から 15% に縮小すると発表しました。 楽天、ネスレジャパン、しまむら、などもテレビ CM の減少や撤退を決めています。 その分の予算の行方は分かりませんが、テレビ一択の時代では無くなりました。 テレビを持ってない若者も増えている様です。 視聴率がサブスクリプション等の進出で低下の一途を辿ってます。 見逃し配信もあるのでオンタイムで視聴しなくなったという理由もあるでしょう。 当該企業はどのメディアで CM を打つべきか次の一手を模索しているのでしょう。


 逆に、YouTube は途中でキャンセル出来ない 30秒 CM を導入すると言う強気に出ました。 私は、このところ読書の時間を喰ってしまうほど YouTube を見て来たが、タイトルに偽りありだったり ( 再生数を稼ぎたい )、内容にがっかりさせられたり、誤字や誤読が多かったりで YouTube 自体の質 ( レベル ) の低下が顕著です。 誰もが、人が言った事をさも己の意見として投稿し、簡単に なんちゃって評論家 になれてしまうのですから詐欺の様なものです。 馬鹿にしている。


 ちょっと前、小中学生の一番なりたい職業が YouTuber と言われていましたが、父兄側に取っては、なって欲しくない職業の一番が YouTuber だそうです。 多くの現役 YouTuber が収益を上げている訳ではありません。 情報過多により一次情報が埋もれてしまって、真偽の判断が出来なくなっている。 一次情報に少しだけ尾ひれを付けたものに、更に盛られて更に脚色されて、拡散されたものは、原形をわずかに残しているだけで趣旨が変わってしまっている場合も多いと思われる。 新聞ネタになりそうな、政治、経済、事件、ゴシップなどは、殆ど一次情報が曲解されて、極左、極右にシフト化しています。 読んでいて 気持ちくない(笑)です ( 最近、誰かこの様な言葉を LINE に残しましたね )。

 本来 NHK が国民から会費を取っている以上、何処からも縛りを受けず何処からの圧力も受けず、真実のみを伝える国民ファーストの放送をしなくてはいけません。 政権や警察、大企業らの手かせ足かせ ( 隠蔽 ) があると思わせる様な報道内容はおよそ信用できない 。 更に職員のモラルの低下も覗き見える。 NHK いらない問題が湧き出て来るのも当然の事かも知れないと思います。


 CM の話を少し ・・・「 入れてみて 初めてわかる 貝 ( Shell ) の良さ 」 昭和シェル石油のキャッチコピーです。 ガソリンスタンドの店長が真面目かつ一生懸命に考えて作った店舗キャッチフレーズなのだそうです。 取りようによってはニヤッとする捻ったコピーです。 大声では笑えない、なかなか攻めたキャッチコピーだと思います。 キャッチコピーの天才と言われた糸井重里さんは ( 私とおなじ歳です )。 日産自動車セフィーロの 「 食う寝る遊ぶ 」 「 お元気ですか~~ 」 をはじめ無数の作品がある。 「 いまのキミはピカピカに光って ( ミノルタ MINOLTA X-7、宮崎美子さん出演 ) 」 も有名だし 「 昼間のパパはちょっとちがう、昼間のパパは光っている。 昼間のパパはいい汗かいてる、昼間のパパは男だぜ ( 清水建設 ) 忌野清志郎 ( 作曲・歌 ) 」 「 男は先に死ぬ。 ( パルコ ) 」 等々。 糸井さんは、スタジオジブリ作品のキャッチコピーも数多く手掛けています。 毎年 CM の大賞を決める大会があります。 近年は CM のコピーが流行語大賞をあまり貰えてない印象があります。 それこそ過去には 「 ( 坊主頭で ) おかあさ~ん 」 の CM で無名の 「 丸米みそ 」 が、一躍全国区になったとてつもないヒットがありました。 最近はそんなにセンセーショナルな出来事は起きてないようですが、CM が当たるのと当たらないのでは、企業の存続にも大きく掛かって来ます。 最近気に入っている CM があります。 ニトリの 「 お値段以上、ニトリ 」 なんかよくないですか ?。


 知り合いの結婚式に行ったとき、新郎のお父さんがスピーチの前に神妙な面持ちで、「 いまだ半人前の 2 人ですが、2 分の 1 かける 2 分の 1 が 1 であるように、お互いを支えながらがんばってくれると信じています 」 とのたまった。 かけ算したら 4 分の 1 になっちゃうぞ。 こんな些細な 「 言いまつがい 」 がコマーシャルのコピーの種になるのだそうです。

コメント