Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

こんな従業員はいらない!

2011-03-30 20:33:00 | Ham Radio
 随分前に(2008年)他の、アマチュア無線に関係のないブログをやっていて、そこに書き込んだ記事を久しぶりに読んでみた。
 むしかえして、騒ぎ立てるつもりはないが、参考までに読んでもらいたい。
 ここはアマチュア無線のブログなので、前出の読者より、身近に感じてもらえるのではないだろうか・・・。

 
 経営者から見ると目の飛び出るような事を従業員はやっている。
 その場に立ち会っていれば修正もきくが、目の届かないところでの所業なので始末が悪い。
 古くて新しい問題で、しかも根が深い。

 最近のKENWOODでの話。
 同社の中古無線機を手に入れたので、マニュアルの在庫がないか福岡営業所に電話をしてみた。
 氏が出て「調べて折り返し電話を差上げます」との事・・・・・2日待ったが返事が来ないので、仕方なくこちらから電話をしてみると、氏が出て「少々お待ちください・・・・・」ここまで話すと、勘のいい方は、あ~役所のたらい回しがはじまったな!とお分り?の事と思うが、話はちょっと違う。
 氏の名前を出して問い合わせしたにもかかわらず、氏が対応を続けた結果「申し訳ありませんが在庫は御座いません」との返事だった。
 私は素晴らしい勘の持ち主ではないが・・・・・氏はろくに調べもしないで返事をしたように思えた。
 通常、大手のメーカーは在庫管理をコンピュータでやっていて、型番を入力すればどこに何個あると瞬時に判明する。
 例えば札幌営業所に1個ありますとか・・・・・
 氏な面倒くさかったのか、それをしなかったと思える。
 なぜなら不審に思った私は東京営業所に取って返し、簡単に手に入れる事が出来たからだ。
 消費者サービス(アフターサービス)というものはありがたいものだが、へたをすると企業の信用を傷付ける火種にもなりかねない。
 申し訳ないが私は地方の営業所(支店)レベルの返事は基本的に信用していない。

 もうひとつ、最近(4月1日より)インターネットで各種の申請が出来るようになり、しかも申請料が20%くらい安い。
 私はYAESU無線の中古、FT-1000MP・MarkVを手に入れたので、「無線設備の変更届」をインターネット申請でやってみた。
 ところが技術基準適合証明番号を入力するところでうまくいかず、取りあえずダミーの番号を入れて総務省に送信した。
 当然、総務省より「申請・届出 補正依頼のお知らせ」のメールが来たので、それを基にYAESU無線(WDXC)に問い合わせをした、対応に出た氏に事情を話し技術基準適合証明番号が入力出来ない事を伝えると、驚くべき答えが返って来た・・・・・「インターネットでの申請は出来ない」と言うのだ。
 常識的に考えてもそんな事が有ろうはずもない。
 免許申請の出来ない無線機なんて誰が買うのだろうか?
 氏の大胆な発言に私は心の中で叫んだ「おまえはクビだ!
 じゃあ氏はどういう対応をとればいいのか!「弊社の無線機は技術基準適合証明を受けておりますので、インターネットでの申請にも対応しているはずでございます。関係局に問い合わせをしてご返事申し上げます」とこんなところだろうか。

 らちがあかないので、総務省に電話をしYAESU無線の対応を話し相談した。
 すぐに返事があり具体的に申請方法を教えてもらい、現在受理され処理中である。
 昨今、役所のインターネットを利用した申告・申請など様変わりして便利になっている反面、残念な事にその運用の不手際が云々言われてもいる。
 しかし、今回の総務省九州総合通信局私設課の対応は素晴らしかった。
 今回はメーカーの対応が、インターネットを利用した申告・申請に追いついていない例であるが、分った振りをして対応した、氏の顔が見たいものだ。
 氏の功罪は大きい。
 ひとりの従業員の知ったかぶりが、中小零細の企業であれば存続にかかわる「一言」になる可能性もある。消費者を侮るなよ!

 収入が圧縮している現在、1円でも稼ごうという気持ちの入った従業員はいないのか!?
 


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S21YZ

2011-03-29 14:22:00 | DX Pedition
 S21YZ80mでのQRVが極端に少なく信号が弱い様な気がします。
 同時期にQRVしている、VU4PBと比べても確かに信号が弱い。
 距離的には同じでも、位置(緯度)の違いでそうなるのかもしれないが、なにか他の理由があるような気がして仕方が無い。

 JA6PAさんに去年12月4日~今年3月31日の期限付きでタワーを借りてLWを張っている関係で、この4ヶ月ほど80m中心の運用をして来ました。

 聞こえてもQSO出来なかったエンティティーが数多くありますが、現在このLWで74エンティティーQSOになりました。
 記憶に残るQSOは何と言ってもS9DXとのQSOでしょう。
 当初3月31日までに100エンティティーを目標にしましたが、仮に、聞こえてもQSO出来なかったエンティティーと全部QSO出来たとしても、結果的には100エンティティーには達しませんでした。
 今日は3月29日です。
 何回かチャンスのあったS21YZですが・・・今日で終わり。
 そして、あと2日でこのLWも終わり(期限切れ)。

 S21YZは一旦80mに現れても、短時間で居なくなります。
 ダイアルを据え置いてワッチしていると、再びCQを出し始めるのですが・・・やっぱり短時間で居なくなります。
 3月20日は少し長くQRVしていた様ですが、JAからDXクラスターでのレポートはありませんでした。
 ただ、アップされなかっただけで常連のOMはQSOされたと思います。
 結果的にはJAからは122QSOしか出来なかったようです。
 長時間QRVしてくれれば、私でも何とかなりそうな気もしたのですが・・・かなりフラストレーションが溜まりました。

 原因としては、電源事情かローカル・ノイズの関係でしょうか?・・・。
 彼らが帰国してから80mでQSO数が少なかった理由を聞いてみたいものです。


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CWが好きな、もうひとつの理由

2011-03-28 17:50:00 | Ham Radio

 あなたは自分のコールサインが好きですか?。 世界に唯一無二のコールサインですから、誇りと愛着をもっておられる方が多い(すべてかな?)と思います。 私は、あまり JA6FGC というコールサインが好きではありません。 もう46年も経っているのに、今更なにを・・・と思われるでしょう。

  JA6FGC を標準のフォネティック・コードで表すと、フォックストロットゴルフチャーリーです。 問題はフォックストロットゴルフです。 日本人の不得意とされる発音が含まれており、うまく発音出来ません。 通常、フロリダジャーマニーキャナダ、またはフォックスジャーマニーキャナダと言っています。 フロリダも難しい発音だが ・・・ 。

 しかし、後者はフォックスがとんで、なぜか JA6GC と返って来る事が多いのです。 また、ジャーマニーキャナダは今回のCQ・WW・WPX・SSBコンテストでジャーマニージャーマニーと返って来る事が度々ありました。 所詮は 「 あなたの発音が悪いからでしょ ! 」 と言う事になる訳ですが ・・・。

 昔、 JA6FGC の免許を切らし、JL6USD と言うコールを頂きました。


  友人の JA6UBK に言わせると「 JA6FGC より JL6USD の方が絶対いいよ」。 確かに、フォックストロットゴルフチャーリーよりユニフォームシアラーデルタの方が言いやすいし、CWでも比較的打ち易い・・・と思う。

 しかし、少なくとも最初に貰ったコールサインには愛着がある事も確かですし、再割り当てで他人に使われるのも面白くありません。
 そこで、結果的には JA6FGC を再取得する事にしましたが・・・そんなこんなで SSB はあまり好きではありません。 CWも決して打ち易いとは思いませんが、少なくともSSBよりはストレスがありません。

 今回のCQ・WW・WPX・SSBコンテストでの感触としてはやっぱり標準のフォックストロットゴルフチャーリーが一番取って貰えている様に思いました。 W等とQSOする時に、先方が私のコールサインうを言うときのネイティブ発音を真似しようと努力はしていますが、日本人には難しい ・・・ 。 仮に近い発音が出来たとして、先方が 「 こいつは ( 発音がイイので ) 英語が出来る 」 と思われてもまた困るのです (笑)。 おまけにハンドルも JOE なんて言ってるし ・・・ (笑)。

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パーシャル・チェック

2011-03-28 17:27:00 | Contest
 パーシャル・チェックはS&Pが主体の私に取っては、あまり必要ありませんが、今回のCQ・WW・WPX・SSBコンテスト(7MHz)での出来事です。

 夕方のW方面は比較的、応答率が高いのですが、深夜のEUになるとローカルQRMが激しいらしく、9+で入感する局でもかなり手こずります。

 DX局 : 「サムシングGC?ゴーアヘッド」
 私   : 「JA6FGC
 DX局 : 「JA6GCE?」
 私   : 「ネガティブ!JA6FGC
 DX局 : 「JH1HGC?」
 私   : 「・・・・・」

 だんだん離れて行きます(笑)。
 なんの事はない、パーシャル・チェックで表示された局を次々と読み上げているだけです。
 もっとケアフリーに自分の耳で聞けよ!と言いたくなります。
 私はパーシャル・チェックに載っていないので、この方法では永遠に取って貰えない事になります(笑)。
 
 笑い話みたいですが、今回のCQ・WW・WPX・SSBコンテストで実際に経験した話です。
 コンピュータに依存しすぎると、こんな事になると言うイイ見本ですね!。


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マイ・フェバリット・ロギングソフト

2011-03-28 13:26:00 | Contest
 3月26/27日開催のCQ・WW・WPX・SSBコンテストに参加しました。

 CQ誌2011年4月号の別冊付録でコンテスト特集(主に国内コンテストの特集だが)をやっていて、その中にコンテスト・ロギングソフトCTESTWINの解説が実践編として詳しく説明されていました。
 私は過去、RTCLN1MMCTESTWINのソフトを使用し数々のコンテストに参加しました。
 いずれも、リグ・コントロール、他ソフトやインターフェース(WinKeyⅡ、MMTTY等)との連携、さらに提出ログの自動作成、オンラインによるログの提出等の基本操作が出来るようにはなりました。
 しかし、どれをとっても完全に使いこなすまでには到ってなく、どのソフトを、マイ・フェバリット・ソフトにしたらいいのか迷っていましたので、前出の解説記事を興味深く読ませてもらいました。

 通常、基本的にSSBのコンテストには参加しない(CWが好きだから)のですが、CTESTWINの特集記事にそってセットアップしてCQ・WW・WPX・SSBコンテストに参加してみることにしたのです。
 使用PCがA5サイズのノートのため数多くある表示機能(マルチチェック、QSOレート、パーシャルチェック等)は画面表示出来ません。
 今回は周波数リストポイントのふたつの表示だけにしました。
 下図(図1)参照。


 この周波数リストというのは、今までDXクラスターの表示機能だと思っていたので、使ったことがありませんでしたが、そうではなく、とても便利な機能であることが今回わかりました。

 もちろんDXクラスターの機能も備えています。
 まず、今回の参加部門は7MHz・シングル・オペレーターですから、VE7CCのクラスターに接続した上で、7MHzのデータ、それもJAからアップされた情報のみを設定表示することにしました。(他の大陸からの情報は不要)
 下図(図2)を見て頂きたいと思いますが・・・。


 #の付いた局(赤)はQSO済み・・・ログに登録されるとここに表示されます。
 *****は現在自分がいる周波数です。
 黄色の帯が付いている3D2Aに周波数が合っていることを示しています。
 なにかパイルアップがあっている様なのでダイアルを止めましたが、コールサインを聞かなくても3D2Aであることが黄色の帯で分ります。
 しかも、QSO済みであることも赤字表示で確認できます。
 周波数を動かすと*****は自動的に追尾して動きます。
 黒字のRD9Jはクラスターから上がってきたか、もしくはQSOしようと思って一旦CALL欄に入力したものの、呼んでもQSO出来ず諦めてCALL欄から「F3」キーで消去したものかのいずれかです。
 つまり未交信局を表してします。
 この黒字表示をクリックすると、瞬時にその周波数に飛び、コンディションの変化(Sがアップしたかダウンしたか等)、あるいはパイルアップの状態などのチェックが出来ます。
 チャンスと思えば再びコールすることになります。
 今回は2~3回コールしても取って貰えなかったら、すぐダイアルを回して他の局を探しました。
 時々戻って見てチェックが出来るわけです。

 この様にどちらかと言うとクラスター表示と言うより、メモ帳がわりとしての使用がメインとなります。(結果的にはクラスターで上がって来た情報は少なかった)
 この機能は、よく考えてあり結構役に立つことが今回の使用で分りました。

 ソフトにはそれぞれ特徴があり、このソフトに、「あのソフト」の「あの機能」が付いていたらいいのになぁと無いものネダリをすることが、しばしばあります。
 しかし、どのフリーソフトもとても多機能でとても良く出来ていて、優劣を付けるのは非常に困難です。
 フリーソフトだけでなくシェアウェアのソフトも沢山有りますので選択肢は更に広がります。
 そこで、自分はどのソフトで行ったらいいのかと迷いが生じます。

 結論は結局、今あなたが使っている使い慣れた、あるいは使い込んだソフトが一番ということでしょう。
 それでも、なお乗り換えるなら、最初から始める、それなりの苦労を覚悟して望むことになります。
 結果、先祖返りすることも無きにしも有らずです。
 コンテストの開催は待ってくれませんから大変です。
 ひとつ言えるとすればユーザーの多いソフトが、バージョンアップやバグ取り等の面でなにかと便利で有利かも知れません。
 インターネット等での評判はあまり参考にならないと思います。

 私は、いずれのソフトも基本性能しか体験していませんので(中途半端体験(笑))、決めるなら今だ!と思っています。
 気持ちはCTESTWINに傾いており、理由は日本のソフトであること、つまりHELPが日本語(笑)・・・さらに、同じクラブのJA6FFKさんがこのソフトを使っているということ・・・JA6FFKさんは今後に渡ってコンテストをやめることはないと思いますし、傍に同じソフトの使用者がいるというのは、とても心強いものです。
 
 まだまだ、CTESTWINの入り口ですが、当分のあいだこのソフトで参戦してみるつもりです。
 ところで、今回のCQ・WW・WPX・SSBコンテストの成績は(図2)のポイントの欄に表示されている様に 448x80=35,840点 でした。
 

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LU6Z

2011-03-26 12:39:00 | QSL
 今日(3月26日)eQSLのHPを覗いてみるとJL6USD宛になにやらQSLが届いてます。
 開けて見るとLU6ZのQSLが届いていた(1996年1月24日QSO)。
 15年前、こんな局とQSOしていた事すら記憶にありません。

 QTHを見ると・・・・・な、な、なんと!
 South Orkney Islands ではないか!
 South Orkney Islands は1981年9月にJA6FGC20mSSBでコンファームしているのでNEWではありませんが・・・・・。
 珍局中の珍局です(嬉)。


 先日のVP8ORKも空振りに終わったので、チョットがっかりしていたところでした。

 しかも40mCWでのQSOですから、バンド・モードともにNEWです。
 eQSLでこんな珍局をコンファームできるとは思ってもいなかった。
 これがLoTWだったらFBでしたが、残念ながらLU6ZLoTWに対応していません。
 eQSLは公的認証がいまいち・・・・・これからSASEを出すつもりです。
 はたして、PAPER・QSLを手に入れる事ができるでしょうか?
 
 その都度まめにコンファームしておかないといけない事を再び肝に命じました。


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2010年オールJAコンテスト参加記

2011-03-02 00:26:00 | Contest
2010年オールJAコンテスト参加記     de JA6FGC
  
 去年(2009年)は7MHzシングルバンド電信部門シングルOPハイパワー部門(C7H)にFT-1000(200W)+バーチカルで参加して全国11位(437QSO x 54マルチ = 23598得点)と言う成績でした。

 ひそかに10位以内を期待していただけに、チョット残念な結果となりました。
 そんなに甘いものじゃないよと言うのを思い知らされた気がします。
 なんの戦略もノウハウ、経験もなく闇雲にQSOをするだけでは、いい成績は得られないと言う事です。

 常勝のコンテストの達人は、日頃より運用技術の錬磨、リグ(人間工学的に機能的なリグの配置や機械的整備等)・アンテナの整備(複数のアンテナの使い分け等)、時間割(コンディションの把握・休憩時間)、家族や近隣とのマッチング(インターフェア対処含む)、健康(体力)維持、夜食の手当て・・・等々、細視にわたった設計図を用意しての参加なのでしょう。
 そんな人に簡単に勝てる訳がありませんし、間違って勝ってもいけません・・・・・。Hi

 去年、不完全燃焼だったので、今年は自己満足的に完全燃焼をしたいと思いました。
 かと言って、今年リベンジするに当たっても、かなり行き当たりばったりの参加です。
 前回と違う事と言えば・・・・・アンテナが2種類使える事、コンピュータ・ロギング(ソフト:RTCL)及びコンピュータ・キーイング(WinkeyerⅡ USB を使用する事でCWの品位には問題なし)を事前に(4月頭から)練習をした事(WAKUアワードの福岡市西区サービスでQRV)、パソコンの誤操作を避けるため、ファンクションキー等にシールを貼った事、モチベーションを上げた事、夜食(おにぎり、サンドイッチ)を準備した事(Hi)等でしょうか。

 参加部門はC7HからC7M (7MHzシングルバンド電信部門シングルOP ローパワー部門 (FT-1000MP(100W)) に変更しました。
 理由は最後に述べたいと思います。

 今回も、ランニングをメインにし、キーイングはパソコンと連携したWinkeyerⅡ USB を使用し、パドルでの手打ちは極力行わないでコンピュータ・ロギングに徹する。
 目標は前回達成出来なかった500QSOを超える事と、24時間フル運用する事を原則にしました。前回は都合4時間30分の休憩を取っていて、この休憩が目標の500QSOに達しなかった原因と考え、休憩は基本的に取らないと決めました。


  いよいよ、開始間近です。数局がチューニングを取ったりして周波数確保に躍起になっています。
 ある有名コンテスターが「最初は呼びに回る」と言っていたため、S&Pをする事にしました。30秒前から「CQコンテスト」とフライングする局もあります。「おいおい時計合わせは基本だろ!」・・・・・
 開始!・・・・7010KHzから上へとワッチを始め、1局目は21:02。2局目は21:03・・・・スイープしていくと7013KHzに周波数の空白が有ります。JA6FGCのいいかげんさ発揮です!最初に決めたS&P作戦はどこへやら・・・・開始4分後に早くもこの周波数でランニングを始めてしまいました。
 あらあら・・・・しかしながら、最初の1時間で80QSO!。
 上々の立ち上がりです。

 CWのスピードはタイピングの問題もあり、遅めの120字(24rpm)です。
 コールサインの5~6文字を固まりとしてコピーする場合はもっと早いスピードがいいのですが・・・・パソコンでキーイングする時はタイピングのレベルに依存しますので、私の人差し指タイピングでは120字が恥をかかない限度でしょう・・・・Hi。
 ブラインドタッチ・タイピング等のスキルがある人ならもっとスリリングでカッコいいオペレートが可能です。

 CWフィルターですが、250Hzを使用しました。
 従って帯域外で呼んでくる局は聞こえません。
 クラリファイアは積極的には使いませんでしたが呼んで来る局を確実に捕らえるためには必要だと思います。
 何局かは呼んでも応答がないのでJA6FGCは耳が悪いと思った局も少なくなかったかもしれません。
 しかし、私に言わせると周波数の合わせ方がヘタだから応答が無い・・・・スプリットでやっている訳ではないので、呼ぶ側に問題ありです・・・・!Hi
 取りこぼしを少なくするためには500Hz等の広めのフィルターを使うべきかも知れませんが、500Hzだと上下からのキークリックや他の局を呼ぶ局まで聞こえてしまい、QRMで非常に疲れます。
 このQRMに耐え抜いてこそコンテストの達人か?Hi
 今後の課題となりました。

 当然、ヘッドホンを使用しています。
 自分のサイドト-ン(毎回送出されるCQや自分のコールサイン)をヘッドホンで聞くのは非常に疲れる事がわかりました。
 そこで、サイドトーンのモニタを絞ってしまい、送信時は無音にしました。
 無音でも究極、コンピュータ・キーイングならオペレート出来ない事はないのですが、やはり不安で、変な気がします。
 そこで、そばにあるFT-101ES(アンテナなし)で軽くモニタして、BGM風に聞こえるようにセットしました。
 自局のキークリック等のチェックも出来るし、耳にダイレクトにピーピー響くサイドトーンモニタから回避出来、この方法は大正解でした。

 どのコンテスト・ログにもQSOレート表示機能があります。
 この数字を下げないために、一生懸命「CQコンテスト」を連発する訳ですが、時間が経つにつれてどんどんレートは下がって行き、墜落寸前になります。
 ここが、勝負の分かれ目で「よーし、まだまだ」と頑張る人と「ここらで、ちょっと休憩を入れようか」・・・・私は当然、後者でありまして・・・・休憩は取らないと決めたのにも係わらず、簡単に休憩を取ってしまうのでした。HiHi。

 最初の休憩は03:30~05:30です。
 しかし、練習の甲斐あってかこの時点(開始後6時間30分)で、早くも304QSO(平均47/HR)。去年よりかなりハイペースです。
 07:12 JA6IQG  09:01 JA6FFK 両OMとQSO!
 次の休憩が10:30~12:30、435QSO。ほぼ去年のQSO数に追いつきました。
 なんとか、自分を叱咤し頑張るのですが、またまた15:00~16:30に休憩、この時点で489QSO。
 500QSOになったら止めよう、と思い始める。疲れた!

 なんとか再開するも、この後全く呼ばれない事態に突入です・・・・しかたなくS&Pをしてみますが、QSO済みの局ばかりです。 
 18時台には1時間8局と言う有様です。
 しかしこの時点で目標の500QSOを超え524QSOまで来ました。
 あと3時間・・・・以降は呼ばれなくても気にしないで最後までやり抜こうと決めました。
 結果は3時間でたった30QSOでした。
 超低レートですが、目標の500QSOを超えた分は 今回「オマケ」です。
 トータルで554QSO(Dupe4)。
 4局のDupeは「QSO B4」の意味が判らないらしく、ナンバーを送って来るので、無駄に時間を掛けたくないのでQSOしました。
 スコアは550QSO(内S&PでのQSOは約40局)x マルチ55 = 30250ポイント、となりました。

 今回も5時間30分の休憩を取ってしまいました。
 しかし、得点は去年をはるかに上回りました。
 「とらぬ狸・・・・」をしてみると、同部門(M部門)の去年の1位よりも多い得点です。
 M部門優勝か?!・・・HiHi。

 最近のコンテストの傾向として、CW部門は人気が高く参加者が増えていて激戦区です。 一概に去年の結果を引き合いに出して比べる事は出来ません。
 冷静に結果を待ちたいと思います。

 最後にコンテストに参加して気が付いた事・・・・

 まず、24時間連続運用の体力は持ち合わせていない事が分かりました。  
 仮にフル運用が出来たとして、私の設備、技術では650QSOがMAXと思われます。
 また、ラスト30分のランニングで15QSO(1マルチ増)出来ました。
 直前まで低レート(10以下/HR)でしたから、最後の30分に多くの局がS&Pに回った事が分かります。
 私は、S&PしてもQSO済みばかりだったので、しょうがなくランニングしましたが、これは正解でした。
 終了間際まで呼ばれ続けて嬉しい悲鳴でした。
 ラストQSOは20:59:58でした!。

 マルチの数はスコアに大きく影響します。気になるところでしょうが、今回はランニングだけで北海道の5マルチを残して、47都道府県すべてQSO出来ました。
 真面目にランニングをやっていれば自然とマルチはついて来るようです。
 途中でマルチ探しのS&Pをやりましたが、ほとんどがQSO済みで、ニューマルチを得る事は出来ませんでした。

 C7HからC7Mにカテゴリーを変更した理由・・・・・
 以下の文章はコンテスト・ルールの 10.賞(1) に記載されているものです。

 出力別に分かれている種目では、最初に種目コードH・M・P全体を通じての局数に応じて、次にM・P全体を通じての局数に応じて、最後にPだけの局数に応じて、それぞれ入賞者を選出する。重複した場合はその旨を賞状に併記することとする。 

 本来、カテゴリーとは同じ土俵で戦って勝敗を決めるものです。
 CQ WW コンテスト等メジャーなコンテストでは、カテゴリーの枠を超えて順位を決める事はありません。
 カテゴリー選びもコンテストのテクニックのひとつなのです。

 ところが、ALL JA コンテストでは、H部門(ハイパワー部門)は参加者が少なく入賞し易いから、得点が少なくてもログを提出して入賞する人が多い=ずるい?・・・・・と言う理由からH部門の順位付けは H・M・P 各部門を全部一緒にして順位を決めると言う実に不思議な方法を取っています。
  
 たとえば、H部門の200WのA局が30000点でH部門の5位だったとしましょう。 カテゴリーの本来の意味からすると当然A局は5位入賞です。ところがM部門参加の100WのB局が31000点取っていたとすると、JARL方式ではカテゴリーを越えてA局の上にランクされます。
 つまり、A局は6位になり賞状を貰えず、B局が5位になり賞状を貰うのです。(この例では5位までを入賞として話をしています)
 従って、カテゴリーなんて意味を持たず、H部門は事実上無差別部門となります。M部門のB局はM・P一緒のクラスでも審査されますので、M部門1位となり、H部門5位とM部門1位の2枚の賞状を手にします。(正確には1枚に併記)
 おかしくないですか? カテゴリーで仕切られた枠がある以上、その枠内で順位を決めるのが筋であると思います・・・・・。
 従って、あくまでも前出のA局はH部門の5位であるべきです。

 去年の私を例に取るとH部門(C7H)のカテゴリーでは7位ですが、記録としてはH部門(C7H)全国11位と言うことになります。つまりM部門の人で私より高得点が4人いるからです。
 H部門(C7H)カテゴリーでの7位と言う成績は記録としてはどこにも残りません

 そこで、私はM部門で参加しようと考えました。なぜなら
 100Wと200Wの出力の差は3dB(Sにして1)です。
 やりようによっては、運用技術やアンテナで帳消しに出来る数字です。
 しかもM部門で参加しても、H部門に参加しているのと同じ事になります。

 つまり、H部門は1回しかクジを引けないのに対し、M部門は2回クジが引けます。
 そう言う視点から今回の参加者を見てみるとH部門から
 M部門へ鞍替えした局が去年の上位10局中3局います。 
 私は11位でしたから私まで含めると、11局中4局になります。 
 おそらく、無差別級的H部門の参加に疑問を感じた人ではないでしょうか?

 コンテストは主催者が独自にルールを決めていますので、そのルールに従うのが当たり前です。

 しかし、
 オールJAコンテストにおける、カテゴリーの考え方は間違っている
 と、私は主張します。


【加筆】 4ヵ月後結果がJARLのWebに発表されました・・・・
 結果はC7M部門、全国1位でした。good
 (C7H部門では全国4位でしたが、私はC7H部門に参加していないので、その旨の併記は不要です)


【参考】使用機材
トランシーバー : FT-1000MP (100W出力)
パソコン : ノート型パソコン(Windows XP)
インターフェイス : JN2AMD製作
キーヤー : WinkeyerⅡ USB (by K1EL)
ソフト・ウェア : RTCL(JK1IQK作成のフリー・ソフト)
アンテナ : 7MHzモノバンド・グランドマウンテッド・バーチカル(1/4λフルサイズ)および 7MHzモノバンド・1λループ・アンテナ(下図) 以上。





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