■ 1990年代、社員旅行で韓国 ( ソウル ) に行きました。 私はビデオ・写真班 ( 一人ですけど ) です。 お楽しみは半分で撮影に忙しい。 会社に戻れば通常業務の他に、編集室に閉じこもり ( 泊りあり )、編集 ( miniDV )、選曲、字幕スーパーやナレーション等を入れて完パケにし、DVDに焼いて社員に配ります。 勿論ケース用のジャケットも自分でデザインします。 社員旅行でのビデオ・写真班 なんて ” 損 ” な役です。
ソウルの青瓦台の主要施設を観光バスの中からビデオ撮影していると警察官 ( 軍関係者 ? ) みたいな人が私を指さして、バスを止めガイドに私を呼べと言っている様に見えました。 「 ヤバい事になったかも 」 と緊張したが、バスガイドが私の所に来て 「 ここは撮影禁止場所になっているので、ここで撮った映像は他の映像で上書きする様に 」 と言われました。 今でこそ公園化されて撮影可能になっていますが、当時は大統領府などがあり撮影禁止場所でした。
そんな事とは露知らずですよね。 10分程止められましたが、ガイドさんのお陰で、なんとか次の観光地に移動する事が出来ました。 感謝です。
実はその前に、ソウルに行く航空機内で社員の表情などを立ち上がって撮影していたら、CA さんに撮影を止める様に怒られました。 ベルト着用違反かと思っていたが、そもそも航空機内での撮影そのものが禁止されていたのでした。 撮影禁止場所での撮影は、当時は注意だけで済んだ様ですが、現在は 「 撮影罪 ? 」 に問われる可能性があり、それも ” 空港内 ” と言う広い範囲で適用されるとか ..... 。 そんな事とは露知らずでは済まないかもです。 気を付けましょう。
■ 1970年代前半の事です。 私は帰省 ( 福岡 ) した際にお土産として 「 明太子 」 を東京の友人に買って帰りました。
1949年に博多中洲で誕生した 「 ふくや 」 の創業者、川原俊夫氏が生み出した 「 明太子 」 ですが、今いち、メジャーに成り切れず低迷していました。 しかし、社長の川原が中洲のクラブの客にお土産として提供するなどの努力の末、まず大阪で火が付き、次第に全国に広がっていきました。
話は 1970年代前半に戻ります。 友人にお土産とした 「 明太子 」 ですが、私の思っていたよりも知名度がありませんでした。 挙句 「 あんな辛い物人間の食うものじゃない 」 とか 「 洗って食った 」 とか散々の反応でした。 東京では 100% タラコ ですから、私はこの珍品を喜んでもらえるとばかり思い込んでいました。
その後はご存じの通りメジャーになり、お土産として喜ばれるし、明太スパゲティー、明太卵焼き、明太子おにぎり、明太フランスパン、明太マヨネーズ、明太ふりかけ等とレシピも増えています。 私のお勧めは 「 明太フランスパン 」 です。 コンビニでも売っていると思います。 勿論、炊き立てのご飯に 明太子 は最強です。
こんな情報を流すと格差が広がりそうですが、調査対象を 80才まで広げると差は縮まりそうです。 私は絶対的に 「 ふくや 」 ファンであります。 贈答品は必ず 「 ふくやの明太子 」 にしています。
■ 「 ひよこ 」 は東京土産だと思っている人がいる様です。 あながち間違いでもなさそうです。 以下は平成 29年の社長メッセージです。
この社長メッセージに見られる様に福岡由来、「 ひよ子本舗 吉野堂 」の 「 九州の名菓 」 として育っていきます。 しかし、一方で東京進出 ( 九州とは別会社 ) を成功させ、東京の観光地や空港・駅のキヨスク・地下街などのお土産店で販売する様になってから、今や東京のお土産化しています。
東京に行くときゃ 「 ひよこ 」 帰りは 「 ひよこデザート 」 等と言われる様にメジャーになりました。 これ自体は素晴らしい事ですが、我々が小さい頃からの 「 ひよこ 」 が地域性を持たなくなってしまった事に少し寂しさを感じます。
■ お土産の話が続きますが、日本に来る外国人旅行者、特に東南アジアの人達が多い様ですが、日本のお土産を買って帰ったはいいが、よく見ると Made in China , Made in Vietnam , Made in Indonesia などと書いてあったらどんな気持ちになるのだろうか?。 その確率は非常に高いと思うのですがね。
■ 観光地での話です。 これは、誰かのネタです。 鯉が沢山泳いでいる立派な池があり。 立札に 「 鯉のエサ 100円 」 と書いてあったのを見て、お婆さんが、池に 100円玉を投げていたとか ..... 。
■ 私達の時代では東京から帰省する際、飛行機ではなく主に寝台特急 ( ブルートレイン ) でした。 忘れもしません。 東京駅から寝台特急 「 さくら 」 ( 夕方発 ) に乗って故郷の 佐世保市 に帰る途中の朝、目が覚めたら駅のアナウンスが 「 厚狭~ 厚狭~ 」 と言っていたんです ( 本当です ) 。 厚狭って アサ と読む山口県南西部の在来線の駅名です。
もう一つ、駅の話です。 駅の階段を昇っていた女性のスカートが下からの突風で捲れ上がった時、タイミングよく駅のアナウンスが 「 三鷹~ 三鷹~ 」 と流れた ( 三鷹駅 ( みたかえき ) は東京都三鷹市 JR東日本の駅 ) 。 一次情報でなくてごめんなさい。 しかし、実話らしい。
■ 昔ほど福岡県が台風の直撃を受ける事が少なくなったと感じています ( 油断大敵ですが ) 。 hPa ( ヘクトパスカル ) に馴染めません。 やっぱり mb ( ミリバール ) でしょう。 ラジオから流れて来る 「 南大東島、南西の風風力 4、気圧 1020ミリバール ..... 」 懐かしいと思う人も多いはずです ( 特に団塊の世代 ) 。
いつの日か尺貫法やヤードポンド法がメートル法に替わりました。 昔は、私たちは靴の大きさを 10文半 ( ともんはん ) とか言っていたでしょう ? 、八百屋さんでは天秤ばかりで 匁 でしたよね。 明るさの単位は燭光でした。
日本では、一斤、とか五寸釘、坪、ゴルフではヤード ( 何故かグリーン上ではメートル法 ) など若干残っている様ですが変換に成功したと言えるでしょう。
一方アメリカでもメートル法に変更したはずですが、一向に変化がありません。 それはヤードポンド法を禁止しなかったからで、慣習を変える事は出来ませんでした。 しかし、アマチュア無線では My antenna is 3 element Yagi up about 10 meters high. や Band も 160m band , 40m , 10m 等とメーターを使う事が多い様な気がします。
■ アマチュア無線の話も少し。 FT8 の様なデジタル通信であれば、アナログの様に 「 ラストレターが一文字だけ取れた 」 とか言うのはありません。 1dB の差で見えるか見えないかと言う現象が起きます。 アンテナの向きがアナログでは多少アバウトでも OK だったのに対し、デジタルでは 1dB を稼ごうと思えばしっかりとビームを向ける必要があるでしょう。 私の様なブロードなビームアンテナでも 1dB で変わるとなれば回したくなります。 ビームが鋭ければなおさらですね。
アナログでもデジタルでもそうですが、JA がスキップしない パイルアップで、九州では関東の電波が強く入感しますが、信号の弱い局が QSO 出来ているのに時々遭遇します。 そんな時にいつも思う事は、地上高が高くて多素子で切れがいいアンテナ程、九州では弱いのだろうと ..... 九州に滅茶苦茶強いのはその逆って事ですね。
■ 整形外科での話です。 二週間に一回程度通院しています。 膝に溜まった水 ( 関節液 ) を抜くためです。 膝に刺す注射が痛いのなんのって ...... 看護師さんが足首を抑えて固めているくらいですから ..... 。 先生が 「 それじゃ~ 1 , 2 , 3 で行きますね 」 と言うので、掛け声を待っていたら 「 1 , 2ブスッ 」 それって 3 じゃなくて 2.5 ジャン。 先生の頭の中では 1 , 2 , 3 が成立しているのだろうが、こちらは気持ちの準備前にいきなり来るので 「 痛い 」 が倍増します。 毎回です。
■ FT8 は 椅子 ( 席 ) 取りゲーム だと思います。 普通はウォーターフォールの隙間を見つけて相手をコールします。 その周波数が空いていると思うからです。 しかし、ウォーターフォールが見えなくても、スキップしているエリアで使用されている場合も当然あり得ます。 呼んでいる相手側には、あなたよりその局が強く入感しているかも知れません。 従って飛びません。 そう感じたら " 勘です " DF を適宜変えましょう。 この場合も結局、他局の邪魔にならない様に 椅子取り方式 で DF を選ぶ事になりますが ..... ( Hi ) 。最終兵器は嚙みつき( On Freq ) ですね ( Hi ) 。
CQ を出しても誰かが呼んで来てくれる、誰かを呼んでもすぐに応答がある、そんな DF は My DF です。 手放してはいけません。 キープしましょう。 数シークエンス黙っていると、すぐに誰かに取られてしまいますよ ( Hi ) 。 折角確保した My DF ですよ、勿体ない ( Hi ) 。
QSO の途中でリトライが始まると、逆に私の信号が見えないエリアの局が、私と同じ DF で QRV して来てマスクされたのが原因かも知れません ( 勿論 QSB の影響も考えられますが ) 。 そんな時は ほんのチョット ( 数十 Hz ) だけ DF を変えて呼ぶとリトライが回避され QSO が成立したと言う経験があります。
また、相手を呼んでいても中々応答がない場合、しびれを切らして、DF を変えて呼んだりします。 すると急に、応答がありました。 ところがこちらからレポートを送っても 「 あれっ ? 応答がない 」 なんて事を体験します。 リトライが始まります。 デジタルは一点を受信している訳ではないので、範囲内であれば何処で呼んでも気付いてくれるはずです。 しかし、動いた先が空席ではなかった場合はこの様な事が起こります。 そんな場合は、すぐさま元居た周波数に戻りましょう。 QSO が成立するはずです。
皆さんも同じ様な経験をされているはずです。 デジタル QSO に於いては至極当たり前の事を書いてしまいました。 自分用の記事です ( Hi ) 。