Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

ラプラスの魔女

2018-03-27 23:30:00 | ノンジャンル
 このところ、遠ざかっていた読書の切っ掛けを探していました。 主目的ではありませんが、CQ 誌 4 月号を立ち読みするために (笑) 書店に寄りました。 表紙はブーベのスタッフの写真で飾られていましたが、その関係の記事はなく、立ち読みする必要もありませんでした。 3 月号に引き続きフェイントで騙されるところでした (笑)。

 DXing にしか興味のない OM は CQ 誌を買うメリットがあるのだろうか?。 DX ニュースはネットで十分手に入れられるし、リアルタイムのクラスターも常識、QSO レポートは 2 ヶ月遅れで役に立たない、しかも 4 ページもある。 CQ のホームページでも見られるようなのでこの時代、紙媒体で必要なのでしょうか ?。 従ってショートブレークも面白くはあるが、タイムリーではない内容も多く白ける事も ・・・。

 ペディションの手記などは辛うじて興味を引くところですが、立ち読みで済んでしまうページ数なので、今一つ購読を躊躇ってしまいます。 勿論、DX 以外の記事も多いので、それらに興味のある OM にとっては、私とは全く意見を異にする事になると思います。

 そんな訳で、文庫本のコーナーへ ・・・ 最近、テレビの番組で、東野圭吾の 「 ラプラスの魔女 」 という作品が映画化されると言っていました。 私は映画を見る事はないと思いましたが、作品には興味がありました。 お目当ての文庫本はすぐに見つかりました。 2015年 5月に刊行された単行本の文庫本で 2018年 2月の初版です。

 よくレンタルビデオ屋に孫と一緒に DVD を借りに行くのですが、私もついでに 2 作品くらい借りる事があります。 その時は孫の同伴ですから、自分が借りたい DVD については、行きあたりばったりで選びます。 実はこのパターンでいい映画に当たった事がありません (笑)。

 それを踏まえて、ぶらりと書店に行った時は雑誌以外は買わない様にしています。 今回は最初から決めていましたので迷わず購入しました。

 原作を読んで映画を見る、またはその逆は過去に経験した事がありません。 今回もそうでしょう。 でも、映像にするならどんな風に切り取って行くのだろうとの思いも並行して読み進みました。 一気に読み終えました。 読後感想としては、なかなか面白い作品だった思います。 ただ、映画化において、この作品で表現されている、緊張感や徒ならぬ雰囲気、その他さまざまな感情を表現出来るキャスティングは大変だったと想像します。 この作品の映画化はそれらキャストが全てを握っていると言っていいでしょう。 読後感を大切にしたいので、映画は見ない事にしました ( 最初からそのつもりですが )。

 映画化されて成功するパターンは、・・・ と言うか失敗しないパターンは、例えば 「 永遠のゼロ 」 の様に実写版の方が迫力が表現出来るもので ( アクション映画もそうかもしれない )、文字より映像の方がより具体的で、映像が文字を凌駕出来るかもしれません。 ミステリーなどの心理戦ではどうでしょうか ? 役者の演技に比重が掛かるところが多いと思います。 そんな訳で 「 ラプラスの魔女 」 は読書か、映画どちらか一方で楽しんだ方がいいのでは ・・・ と思っています。 因みに、この時点では、私はキャスティングを知らないで書いています。

 【 つまらない蛇足 】 この人の作品には、口癖とは言わないが 「 踵を返す ( きびすをかえす ) 」 という言葉が、度々出て来ます。 今作品にも数回出て来ます。 それを感じて読んでいたら、「 くるりと背を向けた 」 が出て来ました。 馬鹿な私は単純に 「 踵を返す 」 を使い過ぎたから変えて来たか ・・・ なんて思ってしまいました (笑)。  勿論、人物や場面によって適宜表現を変えているのですが ・・・ 東野圭吾さん笑わないで ・・・ ! 。

 【 追記 】 YouTube に予告編がありました。 映画も面白そうですね。 キャストも知れました。 https://youtu.be/rLdQjrTP_78 ( 2'28" )


コメント

お空は結構賑やかな様ですが

2018-03-21 23:59:00 | Ham Radio
 色々な OM のブログを拝見すると、TN5R, 3C3W, 3C0W, TJ2TT など AF が賑やかな様ですが、一度も聞いていません。 朝は寝てるし、夕方は出かけているし、やる気なしです。

 HK0NA を射止めた 7Mhz バーチカルも 7 年目を迎え、エレメントは錆びて、伸縮グラスファイバーポール ( 黒 ) は真っ白になって繊維がむき出しになっています。 ブーベの時にはなんとかしようと思っていましたが、あんな事になってしまいましたので、またまた手付かず状態です。 有言不実行が最近多いので、ますます消沈しています。 しかも構想中だった、160m, 80m, 30m のアンテナも未だに上がっていません。

 明日はローカルの会がありますが、無線ネタはほぼゼロです。 やる気を出すために、無線機やパソコンの周囲を整理し配置換えなどもして気分一新をしたいと思っていますが、その前に、部品取り用に訳の分からない基盤が山ほどあり、ガラクタが多すぎて収拾が付きません。 ごっそり断舎利しないと無理でしょう。 体も思う様に動かず重たい無線機の移動には躊躇してしまいます。

 思っているだけでは先に進みませんので、ひとつひとつ片づけていく事にしましょう。


コメント

レコードに針を落とす

2018-03-18 02:01:00 | Ham Radio
 まったくアクティビィティーがありませんので、無線の話が書けません。 以前、年をとると色々な場面で 「 突っ込みどころ 」 がよ~く見えて来ると書いた事があります。

 今回も無線の話では有りませんが、オーディオに関する事なので、オーディオに凝っていた OM であれば共感を得られるかも知れません。 さて、最近、沢尻エリカのサントリー 「 ほろよい 」 の CM で気が付いた事があります。 実に細かい事で、取るに足らない場面かも知れませんが、私がディレクターだったら NG にしたいカットです。

 

 それは、レコード棚から LP レコードを取り出して、プレーヤーに針を落とす瞬間です。 昔、オーディオに凝っていてレコードを大切に扱っていた OM なら、「 おいおい 」 と突っ込みたくなるでしょう。 なんとピックアップの落下点が高く ( 落とし方がぞんざい )、レコード上でバウンドしているではありませんか。 私たちの常識は、レコードに顔を寄せ細心の注意で LP レコードの外側の無音部分に針をそっと落とします。

 この CM で見られる様にバウンドさせるなんて私達の常識外です。 このカットを OK にした演出家はきっと若い方なのでしょう。 LP レコードで音楽を聞いた事のない世代でしょうね。

 昔は、友達の家でピックアップをバウンドさせる様な事をしたら、「 もっと丁寧に扱え 」 とお叱りをうけだでしょう。 年をとるとこんな事まで突っ込みたくなる訳ですよ。 年寄りのクレーマーが増えているようですが、元々そうであったのが、年寄りの人口比率が高くなり、絶対数が増えたため目立つ様になってきたのでしょうか ?。

 若いディレクターから、ピックアップがバウンドしているだって?それがなにか? と言われてしまいそうですが・・・。


コメント

最新情報 3YØZ

2018-03-14 02:29:00 | DX Pedition
 ホームページが更新されています。 http://ict-kuwa.net/dx/bouvet/new


コメント

だんだん面白くなくなる DX QSO

2018-03-06 02:41:00 | Ham Radio
 だんだん面白くなくなる DX QSO ・・・ 昔は、デジタル通信と言えば RTTY でした。 それも初めは NTT 等の払い下げのマシンを改造しなければオンエア出来ませんから、技術的にハイクラスのモードでしたね。 誰にでも出来るモードではありませんでした。

 MMTTY などのフリーソフトとパソコンの普及で、RTTY が出来るようになると一気に敷居が下がり簡単になります。 パソコン同士の QSO の始まりです。 それでも、まだ意思の疎通が出来ますし、ラグチューだって可能です。

 更に、デジタル通信は PSK の普及で爆発的に愛好者を増やしました。 このモードは弱小局のローパワーでも DX が可能で、ラバースタンプ QSO が基本でしたがラグチューも出来るモードです。 お次は JT65 です。 もはや数文字しか送信できません。 それでも超ローパワーで DX が出来ると言う最大のメリットがありました。 時には、7MHz 10W でも EU との QSO が可能でした。  

 今は、それらの愛好者が全員 FT8 にシフトしている様に見えます。 御多聞にもれず私もかじって見ましたが、どうも好きになれません。 お空にはハイパワーの昔懐かしい大御所のコールサインも多く見られます。 そんなに魅力的なモードなのでしょうか ?。 確かにいいとこ取りのモードだとは思いますし、この時代 ( サンスポット・ミニマム ) に登場したのはタイムリーです。 このブームがいつまで続くのか想像も付きませんが、ペディションなどのメイン・モードにとって代わりそうな勢いには疑問を感じています。

 ただ DX とシグナル交換をすると言う意味で言うならば、59QSL も 599TU も FT8 も同じ事ではありますが、FT8 は究極のパソコン同士の QSO で、自動 QSO も出来ようかと言うモードです。 人間同士の QSO と対極にある様な気がするのです。 私自身は、この事に大きな違和感を感じていて、アマチュア無線の楽しみを奪っている様で、今一、のめり込めない理由になっています。

 早くサンスポットが上昇しクラシック・モードで DX が楽しめるコンディションになって欲しいものです。 考えが古臭いですね (笑)。


コメント

騙された?

2018-03-01 00:10:00 | Ham Radio
 CQ 誌の 2 月号を 2月 21日に買いました。 もう買わないと決めていたのですが、私の近所の書店では翌日の 2月 22日には 3 月号に変わってしまって 2 月号は下げられてしまいます。 今日 ( 21日 ) がラストチャンスか ・・・ と思ったら、足が書店に向いていました。 売り切れを望んでいたのですが、運悪く 1 冊だけ残っていたのです。 間違いでした [[[ dokuro ]]] 後悔 ・・・ 。

 さて 3 月号ですが、昨日、もう同じ間違いは絶対しないぞと心に誓いながら、文庫本でも買おうと再び書店に立ち寄りました。 横目でチラッと見たら 3 月号が平積みしてあり、表紙になんと コソボ のペディションの写真が大々的に載っています。 じゃあ今月号まで ・・・ 。

 買って見てびっくりです。 そんな記事は全くないではありませんか。 表紙をよくよく見ると、小さく Coverphoto: と書いてありました。 今年から表記されている様ですが、1 月号も 2 月号も内容とリンクしています。 これは詐欺ですね (笑)。 あの写真を見たら DX 好きな人だったら騙されるでしょう。 恐らく、来月号は興味のある 3YØZZ6ØA も? ) の記事が出ると思いますが、立ち読みで済まそうと思っています。

 そう言えば 1 月号の 117ページでも、「 そりゃないよ 」 とずっこけた OM も多かったのではないでしょうか ? 。 完成しない製作記事を読まされた感じです。 最近は校閲も甘くなっている。

 DX Column で、ARRL がコソボをニュー・エンティティーにした理由が書いてありますが、ならば はどうなのか ?。 いつも不思議に思っています ( Unofficial prefix )。 スプラトリー や マルタ騎士団 は、既得権とも思えますが、西アフリカは比較的最近ですよね ・・・ ただ、ブランドニューではなく Rio de Oro ( EA9 ) の復活エンティティー ? と言う違いはありますが ・・・ プリフィックスもイレギュラーで ITU の国際呼出符字列の分配をうけていないのに何故 ・・・ 。  ARRL のあの説明では説得力に欠けると思うのです 。

 えっ exclamation2 なんの前触れもなく、3 月号から DX News のエディターが代わっていました。 DXSCAPE の OM ですね。 JK1OPL OM は卒業ですか ・・・ DX Twitter はいつも楽しみに読んでいました。 残念です。 お疲れ様でした。

 色々と難癖を付けている様ですが、まあ、年を取ると 「 突っ込みどころ 」 がよく見える様になります (笑) 。 文章力のない人間が、これらを文字で表現するとニュアンス的に誤解を招きそうで難しいところですが、本気で怒っている訳ではありません。 所詮、単に弄ってみたいだけなんです (笑) 。

 【 参考 】 最新の ITU 加盟国 ( Wed Feb 28 15:42:47 CET 2018 更新  ) https://www.itu.int/online/mm/scripts/gensel8?lang=&_foto=no
 国際呼出符字列分配表はこちら https://www.itu.int/en/ITU-R/terrestrial/fmd/Pages/call_sign_series.aspx


コメント (2)