Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

真空管で何か作りたい

2018-07-25 00:59:00 | Ham Radio
 さて、局免が切れた事はお話ししました。 このタイミング ・・・ と言う訳でもないのですが、1960 年代の CQ 誌、初歩のラジオ、ラジオの製作 などの古本をオークションなどで探しています。 真空管の時代の製作記事が読みたいからです。

 アンテナ関係の古本は何冊か所持しています。 竹竿を使ったワイヤー・アンテナなどは貧乏人には、最適なアンテナです (笑)。 殆どが単線でマルチバンドに QRV しようと言う力作で、アンテナ・マッチング装置 ( カプラー ) 込みですから、今でも面白いし、勉強になります。

 1970 年代に入ってからの製作記事は、もう真空管から にシフトして行きますので、今では陳腐化しています。 既に SDR 時代に突入しています。 ただ、真空管は成熟期 ( 末期 ) にあった訳ですから、ある意味、これ以上は陳腐化しません。 部品の調達には苦労があるかも知れませんが、それなりの OM であれば押し入れに眠っている何がしかあるかもです。 家族が処理に困る前に、もう一度遊んでやっては如何でしょうか?。

 今と違って、ブラック・ボックス化していないので、その気になれば充分楽しめるでしょう。 当時、きっちりと真空管を勉強して、配線図なしでもラジオが組み立てられる OM なら、今更 ・・・ の感もあるでしょう。 しかし、私の様に、配線図より実体配線図を優先して来た者にとっては、もう一度、ちゃんと理屈 ( 部品配置など ) を踏まえて、何かを製作して見たい ・・・ なんて、ノスタルジーで遅れた事を考えています (笑)。

 ちょっと昔には、憧れのコリンズを買い貯めていましたが、分不相応で、メンテナンスする技術も乏しく、せいぜいコンデンサー ( ペーパー、電解 ) の交換や真空管の差し替え、埃掃除 ( 埃掃除は大切です。 「 FT-101 メンテナンス 」 の本によると、これで生き返る機器もあるとか ) 程度でした (笑)。 測定器もまともに使えない者が入る世界ではありませんでした (笑)。

 簡単な製作でいいんです ( 必ずしも無線機でなくても、オーディオ・アンプでもいいのです )。 何か 「 これ 」 と言う記事を求めての古本探しです。


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無線局免許が失効しました

2018-07-24 02:16:00 | Ham Radio
 なにをやっているのだろう。 無線局免許が失効しました。 まだまだ ・・・ と思っていたのに気が付いたのは数日前でした。 時既に遅しですから、再免許申請ではなく、新規開局で旧呼出符号を希望する事になるのでしょうか。 幸いにして、ATNO のペディションも10月まではなく、それには間に合いそうですが、無駄な出費になります。

 JARL の会費も 8 月で切れます。 紙 QSL の魅力は十分分かっているつもりですが、冷静に考えると、それも近い将来焼却処分になってしまう運命です。 更新しないつもりです。

 AWARD をやっている OM には、紙 QSL は必要かも知れませんが、DXCC だけしか興味のない私にとっては、LoTW などのオンライン QSL で十分です。 正直に言えば ATNO の残り 4 枚は紙で欲しいと思っています。 つまり、チャレンジ DXCC はやっていないから、私には 340 枚があれば良いと言う事です。 しかし、この 340 枚も行く末は同じです(笑)。 こんな割り切った考えになるまで、50 数年かかってしまいました(笑)。

 JARL も全盛期は、「 JARL 会館建設 」 の建設費をプール出来るくらい財政的に余裕がありました。 しかし、当時の会員がどんどん退会して行き、急激に会員数が減少していきます。 原因はインターネットなどと言われていますが、所詮、この時代のアマチュア無線は単なるブームであって、その魅力が十分伝わらなかった ( 引き止めるだけの魅力がなかった ) と言う事でしょう。

 1960 ~ 1970年代に一回経験をした OM は自己の純粋な興味からスタートしたと思われますので、長い QRT の後に復活、再免許組も相当数見られますが、会員数を押し上げるほどの チカラ にはなっていません。 それどころか、高齢化に拍車をかけるのみです。

 JARL に無力感を抱き、「 なんとかしたい 」 と情熱を持った OM も多いと思われます。 無力感責任感に変化し、社員や理事に立候補しても、結果的には再び無力感を味わう事になってしまった OM が多い様です。

 もう、頭のいい理事は結果が見えていますから最終責任を取らされる直前にドロップアウトを考えている事でしょう。 後は野となれ山となれと言う事でしょうか?。 そんなに先の事でもなさそうですよ ・・・ 。 最後まで関わって責任取らされるのは 「 まっぴらごめん 」 って訳です。

 私には分かりませんが、全盛期の時と現在と事務職員などの人数はどうなっているのでしょうか?。 一般の会社組織なら、普通に考えれば収入が半減すれば従業員もリストラされ、それに見合った組織になると思うのですが。 もう節約するところもないほど、小さい JARL になっているのでしょうか?。

 その昔、電管は アマチュア無線の事は自分たちで決めてくれ、資格別のコールサインを導入するならその事務処理を任せてもいい・・・という、おいしい話があったと聞いています。 その時に、コールサインの発給を受け、会員になる事を条件に、保証認定もしてあげるのだからと、開局者全員、JARL に所属すると言う事で、会費を徴収出来たかも知れない ・・・ であれば、保証認定費も抑えて、年会費も現行の三分の一以下程度に設定しても採算が取れたのではないかと考えたりしました。

 強制でもないのに、何のために JARL の会員になったのですか? ・・・ この質問に対し、自信を持って納得して答える事が出来ますか?。 せいぜい、QSL カードを転送してくれるから?。 私は準員で入会し、開局した時 ( 高校生 ) は当然入会するものだと思っていたし、正員になるのが嬉しくて格好いいと思いました。

 どうして JARL の会員になるんですか? ・・・ JARL からコールサインの発給を受け、保証認定もしてもらい、アマチュア無線を開局するから強制だったのです。 当たり前でしょ! ( 当然の助動詞 )。 ・・・ こうなっていたかも知れないのです。 

 資格者全員から会費を徴収する例は、多くあり、所謂、師業や同業者組合などは会員にならないと営業が出来ないシステムになっています ( 例えば不動産業は大きい団体が2つあります ) 。 電管があれだけ譲歩したのにしっかりと検討もせず反故にしてしまった、当時の理事の失態は大きいのではないでしょうか?。

 免許切れの話から JARL 批判みたいな事を書きましたが、これとて将来的にどう転んで行ったかは不明です。 「 お前はもう死んでいる 」 と言う事でしょうか。


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花火大会をテレビで観賞?!

2018-07-20 01:07:00 | ノンジャンル
 昨日 ( 7月18日 ) は 花火大会 ( プロモーション動画 ) がありました。
 この炎天下では、出かける気にはなりません。 ラジオで野球を聞いていると 「 ど~ん!、ど~ん! 」 と始まりました。
 テレビ中継があると言うのでテレビをつけて見ると、なかなかいい感じです。 最近は花火の打ち上げもコンピュータ制御されていて、BGM と同期しながら打ち上げます。
 生の振動音にテレビの音がミックスされて、かなり迫力がありました。 

 笑われそうですが、テレビに携帯を向けて思わずシャッターを切っていました。

 

 

 

 

 

 それにしても、7月15日 に 博多祇園山笠 のフィナーレが終わったばかりなのに、福岡の人間は祭り好きですね。 8月1日 には 大濠花火大会 も控えています。

 写真の場所は ヤフオク・ドーム、ヒルトンホテル、福岡タワー のエリアで 「 シーサイドももち 」 と言う海浜リゾートスポットとなっています。 因みに、私の QSL カードは、この場所で、福岡タワーの展望台から撮ったものです。

 


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KH1/KH7Z と 東野圭吾

2018-07-10 03:24:00 | Ham Radio
 KH1/KH7Z も終わり、少しは静かになったのでしょうか?。 ATNO ではなかったので、たまたま無線機の電源を入れた時、どこかで聞こえていればコールする ・・・ と言ったスタンスで臨みました。 WARC バンドは QSO 出来ませんでしたが RTTY がモード・ニューでした。 私としては上出来です。

 今回の FT8 は QSO 数でも充分な実績が出来たので、今後の DXpedition でも多用される事になるのでしょうか?。 これからの大型ペディションでは、デジタル・モードのメインは RTTY に取って代わって FT8 になって行くのでしょうね。 今回の場合 RTTY は、やらないと言う訳にはいかないので、お茶を濁しただけの QRV になりました。

 FT8 は機械同士の QSO であるので面白くないと仰る OM も多いようですが、こうなって来るとデジタル DXCC をやっている OM は否応なしに FT8 をやらないと ・・・ と言う事になります。

 FT8 に批判的な意見を言うと、やれ 「 進歩的で無い 」 とか 「 時代に取り残されている 」 などと揶揄されますが、ここは個人的趣味の世界ですから やりたくないもの を強制・強要されるものではありません。 いまだにオートマ車よりマニュアル車が好きと言う人も世の中には結構いるものです。 そんな人に時代遅れなんて言っても聞く耳は持っていないでしょう。 困った事でもなんでもありません。 ましてや、批判されるものでもありません。

 CW でのスプリットで掛け離れた場所 ( 例えばパイルアップのエッジなど ) で呼んでいても一発でフルコールで返って来る事を経験して、オペレートがうまいなぁ~なんて思った事がありませんか?。 当然、受信フィルターの外ですから、ダイアルを回さないと捕まえられないと思うのです。 ダイアルを回しているにも拘らず、頭切れもなくフルコールで返ってくるのはどうして? ・・・ と疑問に思った事はないでしょうか?。

 それは CW スキマーをクリックしているからでしょう。 マルチスコープにパイルアップがズラッと並びます。 そのどこかをクリックするとログに取り込まれ、コールサイン + 599 を送信すると言う訳です。 応答があった所を少しスイープしながらダイアルを少しづつ移動して捌くスタイルと、飛びとびに ( ランダムに ) ピックアップするするスタイルがありますが、後者は CW スキマー運用の可能性が高いと思われます。

 これは、CW の腕と言うよりパソコン操作の腕と言った方が早いかも知れません。 コンテストではオンフレが原則ですからランの場合は、然程役に立たないかも知れませんが、マルチ探しには絶大な効果を発揮すると思われます。 極端な話をするなら、ペディションやコンテストではマニュピレータは必要ないと言えます。 既に呼ぶ側でもメモリーのボタンを押しているだけですよね。 CW とて、デジタルほどではありませんが確実に変化しています。 ケンウッドの新しい機械、TS-890 ? には CW 解読機が付いているようです。 いま 「 そこ? 」 の感が強いですけど(笑)。

 KH1/KH7Z が終わってからは無線機をオンにしない時間を過ごしていますが、一冊だけ文庫本を読みました。 私に読書の切っ掛けをくれた東野圭吾の本です。 本屋には他に多くの魅力的な書籍がありますが、何の知識もなく本を 「 タイトル 」 だけで選べるほどチェレンジャーではないので、今回も同著者のものにしました。

 「 人魚の眠る家 」 です。 ミステリーではありません。 植物人間になった娘の母親が、その娘に対し異常あるいは狂気とも思える愛情を注ぐ話です。 脳死は本当の死なのか? と葛藤があります ・・・ 買った後で私には興味のない内容かも知れないと、ちょっと後悔したのですが、東野圭吾さんいろんな物を書けるのですね、さすがプロの作家です。 読んで見ると引き込まれていきました。 一日で読破しました。 面白かったです。

 御夫婦で読んだらいいのではないでしょうか。 私はこの本を読みながら少なくとも 3 回程泣きました。 年寄ですから涙もろくはなっていますが、泣ける小説です。 この小説も今年の 10 月に映画化されるそうですが、母親役に誰がキャスティングされるのか非常に興味があります。  


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KH1/KH7Z の RTTY は NIL だった (追記あり)

2018-07-01 19:44:00 | Ham Radio
 今朝の14.080 MHz RTTY は凄い事になっていました。 AM 4 時頃から呼んでいたのですが、5 時を回ったごろから急にパイルが大きくなり ( 5 時起床の DXer が多いのか? )、14.100 MHz より上まで拡がっています。

 もう、どこで呼んだらいいのか ・・・。 14MHz の RTTY は、この日が最初の QRV だったのでしょうか?、名だたる大御所がずらりと並んで呼んでいます。 どう考えても自分に QSO の可能性はないと思われましたが、かれこれ 2 時間以上呼び続けていますから、もう惰性でしかありません。

 ところがです。 下図の様に、合わせ技で JL6USD と返って来たではありませんか!。 すぐにレポートを送ればよかったのでしょうが、またコールのボタンを押してしまいました。 慌ててレポートを送ったが、梨の礫です。 あの状態では、もう潰されてしまって修復は効きませんでした。 一応、ログには記載しておきましたが、今夕の ClubLog ではヒットしませんでした。 またのチャンスを狙いたいと思っています。

 

 この時は QSB の谷間だったのか ・・・ 他局のコールはしっかりデコード出来ていたのに自分の時は、これです。 得てしてこんなものです。 過去にもこんな経験が数多くあり、慣れっこにはなっていますが、残念でした。 NIL にしてもコールバックがあった事は間違いないと自負しています。 私のオペレートが ヘボ だった結果でしょう (笑)。

 【 追記 】 この記事を、書いた時点では ClubLog に落選していました。 アップロードされた Last QSO in database のタイムスタンプが QSO 時刻の後だったから NIL と思ったのです。 この時に QSO された OM のコールも数人確認しました。 Data が 1 となっていても今回は FT8 があるので、必ずしも RTTY ではなかった訳です。

 オンラインログへアップロードされたタイムスタンプと、自分の QSO 出来た時刻に乖離があっても、複数の局がオペレートしていますから、ある一局のログが遅れてアップロードされる事もある訳です。 今回はそれでした。 めでたし! ( そう言えば、この様な経験も数回ありますね ) 。 [[[ atari atari atari ]]]

 失意のもとで危うくデータを消去するところでした。 私、諦めが悪いものですから助かりましたね (笑) 。

 


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