Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

VU 10000 局賞

2019-06-29 11:51:00 | Ham Radio
 VU 10000 局賞なんて、ハムを始めて以来考えた事もありませんでした。 HF 主体の DXer にとって V・UHF なんてローカル連絡用以外の何物でも無く、アンテナも電波が出るだけでよく、しかも出来るだけ遠くに飛ばない様に ・・・ です。

 私は 430MHz のメインを常時 ? ワッチしていますが、QSO は数年に数回程度です。 他県の移動局が聞こえたり、訳あり CQ が聞こえたりした時、それも退屈の極地にあった場合のみ PTT を押す事があります。

 今日は、訳あり CQ でした。 JA1CTX/6 OM が、VU 10000 局賞のゴール間近と言う事で CQ を出されていました。 聞きながら、これはお手伝いしなきゃ、とコールしました。 VU に QRV しない私は珍局中の珍局です (笑)。 ボケた 430MHz モノバンド機 FT-712H でパワーは 3W ( LOW ) です。

 お伺いしたところ、実質 10000 局に、あと 180 局弱まで来ているが、とにかく、ファースト QSO に当たる事が無くなって来ている ・・・ 仮にファースト QSO であっても、VU の場合 QSL の交換をしていない場合も多く、ここ数年、ナメクジの歩みをしている ・・・ との事。

 バンドが違えば、ポイントになるとの事で、144MHz のリクエストを受けましたが、リグを持っておらず丁重にお断りをしました。

 しかし、よ~く考えてみると、数十年使用してない IC-201 ( 1974年製 2m FM, SSB, CW トランシーバー、ICOM のロゴは使っているが社名はまだ 井上電機製作所 だった。 1978 年頃社名変更 ) があるのを思い出し、ゴソゴソと引っ張り出してきたはいいが、こんな 45 年も前の無線機が、まともに動作するとは思えません。

 恐る恐る電源を入れて見ると、ほ~まだ生きているようです。 ダイアルがステップ式ではなく、HF の様な VFO です。 自分が何処にいるのかも分かりません。 兎に角、グルグルと回して見ました。 FM の ファースト QSO 的なのが何件か聞こえます。 メインはもっと下か ・・・ と回していくと CQ を見付けました。 メイン発見 !。 S メータも異常なく振れています、ボリュームのガリもありません。 それにしてもセンターメーターでチューニングするなんて忘れていましたよ (笑)。

 少し待っていると、来ました ! JA1CTX/6 OM の CQ です。 コールすると応答があり、電波も飛んでいるようです。 こっちがビックリです。 先ほど QRV 出来ないとお断りした理由をお話しし、メデタク QSO 終了です。 2 ポイント、プレゼント出来ました。

 2m なんて、開局以来、両手の指で余る程しか QSO していません。 間違いなく、私は珍局中の珍局です。 その後 SSB で送信してみるとパワーメーターがスイングしています。 電波は出ていそうですが、音質や QRH は大丈夫なのか ? ・・・ まあ、オークションに出すならチェックとして、一度ぐらいは QSO して確かめておいた方がいいかも知れません。

 10000 局の QSL を整理し申請するのは、気の遠くなる作業でしょう。 こんな時、オンライン QSL、オンライン申請が可能であれば ・・・ なんて思うのでした。

 今日は、なんか良い日です。

  頑張った IC-201


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記念局

2019-06-22 08:38:00 | Ham Radio
 令和になって早や二カ月。 そう言えば新天皇陛下即位の記念局ってあるんですかね?。 いやどうでもいい事なんですがね。 世界的に見るとこの手の即位記念、ブライダル記念、戴冠式記念なんて局が時々 QRV します。 今も、HS1ØKING ( 戴冠式記念局 ) なんてのが QRV しています。

 言わせて頂くと、大義名分はともかくその運用面に於いて、個人局に毛の生えたレベルの記念局が跋扈する中で、国家的行事である新元号制定に合わせて記念局でも ・・・ と考える余裕も、お家騒動中の JARL にはないようです。

 QSL の肖像権などクリアしなければいけない、煩わしい事が沢山あるのでしょうね。 昔の会長 ( 故 原 OM ) なら出来たかも ・・・ それぐらい各界に大きな影響力を持っていた方だったと思います。 良い方向にも、悪い方向にもですが。 アマチュア無線の発展も衰退も、この会長の時代に起きた事です。


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年間 87 冊ペース

2019-06-12 21:59:00 | Ham Radio
 相変わらず読書癖が直らず、現在 40 冊。 年間 87 冊ペースで進んでいます。 読むスピードも随分速くなった気がします。 週に 2 回ほど BOOK OFF ( 古本屋 ) に通って、一冊 108 円の文庫本を ( それも長編や上下巻物のページ数のあるもの、貧乏性ですね ) 数冊購入します。 もう乱読ですね。

 幸い、今まで、そんなにハズレた本はありません。 適当に選ぶので、帰ってから 「 えっ、何これホラー小説じゃん 」 なんてのもあります。 それも、そこそこ面白く読ませて貰いました。

 中には、探偵小説で 「 犯人はあなただ! 」 で終わるものがあり、犯人の名前を明かさないまま、読者を置き去りにして物語は終わるのです。 結局 「 あなた 」 って誰なの ? 分からないのです。 実は、この本の巻末に 「 推理の手引き 」 と言う袋とじが付いているのですが、それを読んでも私には犯人が分かりませんでした。 本が面白くなかった訳ではないのですが、「 金と時間を返せ~ 」 と叫びたい心境です (笑)。

 仕方がないので、ネット検索をすると、これがまた沢山書評がでているのはいいのですが、それぞれに、犯人を予想しており、決まった答えが出ていません。 これは、いささか消化不良ですね。 種明かしをしないと言うのも、物書きのテクニックの一つかも知れませんが、読者側からすれば、「 それはずるいよ 」 となりますよね。 誰しもがスッキリ解決して終わりたいと思うでしょう。

 無線の話をしましょう。 このところ、24 MHz にダイアルを置きっぱなしにしています。 国内のコンデションは悪くないですね、全国開けています。 JA1JQY/JD1, 3D2CR はここでやりました ( CW ) 待ち伏せです。

 今、TRIO SM-5 を調整 ( 整備 ) しています。 IC-7610 の頭に付けようと言う魂胆なんですが、長嶋茂雄的に言えば 「 う~~ん、どうでしょ~~ 」 と言うところでしょうか。 一応やってみましょうね。 暇ですから。 ( MP ⇔ BNC )X 2 本は既に作製済みです。

 局発の 6BL8 を ピンの配列が同じ 6U8A に換える改造記事が見つかりましたが、そんな事していると、いつになるか分かりませんので、オリジナル回路で行きます。 もし必要であれば改造のチャレンジもして見たいと思って ・・・ 多分しないし、この試みは失敗するに決まっている !? 。

 


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金儲けはシステム作り

2019-06-11 02:49:00 | Ham Radio
 ARRL 発行の WAS Award ( Worked All States ) はモード別、周波数別に細かく分かれており Triple Play、5-Band を入れて、なんと 53 種類あります。 US-CQ の WAZ ( Worked All Zones ( 35 種類 )) も ARRL のシステムに相乗りして Award 管理をしています。
 
 クラシック・モード ( CW, PHONE, RTTY ) はともかく、他に PSK31, JT65, Digital の 3 部門があります。 今、はやりの FT8 はまだありませんので、Digital 部門で申請する事になるのでしょうね。 JT65 や PSK31 がそれぞれ独立しているのですから、今日の隆盛を見ればその内 FT8 も加えられるのでしょう。

 これから出て来る ” 新しい通信方法 ” をいちいち独立 Award にしていたら繁雑になりませんか?。 いやいや間口を広げれば、新しい顧客を取り込む事が出来ます。 データ処理はコンピュータやってしまうのですから、あんがい楽勝なのでしょう。 後発組にとって、新しい Award のスタートはトップグループに立てるチャンスがあるのですから、人気の Award となるでしょう。 儲かってしょうがないですね。

 金儲けはシステム作りなんだと思います。 LoTW みたいなシステムを構築出来れば、利用者は 100% がリピータになります。 新規もいますから、永遠にシステムを利用します。 記念イベントなども Award の管理が出来るのですから、簡単に企画出来ます。 こうしたシステムがあればアイデアも沢山生まれて来ると言うものです。

 システムの開発には時間と費用が掛ります。 しかし、昔、ソフトの開発で成功した人は、ソフトが一旦完成すれば、あとはフロッピーにコピーして売るだけですから、材料費の仕入れがほぼありません、開発が終わったら寝ていてもお金が入って来ます。 「 こんないい商売はないよ 」 と言い、その業務用ソフトが 1 システム 200 万円で月に 10 本のペースで売れていました。 ベンチャーの IT 屋の 80% は利益を上げる前に倒産の憂き目に会うと言いますから、そんなに甘い話ばかりではなさそうです。

 JA の Award は大変多く、賑わっていますが、その殆どが国内向けで、QSL 交換が増えるだけです。 ハム大国 JARL に LoTW の様なシステムがあったなら、外国向け ( 勿論国内も ) に 5 Band AJD, 5 Band WAJA, 5 Band JCC, etc を ARRL 方式で運営すれば、安定した収入源になるのではないか ・・・・ かつて、JA は、真似をして、他人の褌で相撲を取り、それ以上の物を作り上げるのが、世界一得意な人種ではなかったでしょうか? (笑)。

 一年に何回か 「 外国から申請があった~ 」 なんて喜んでいる様じゃ駄目なんです。 オンライン申請で、紙 QSL も減ってくれるなら、ささやかながら Buro も助かります。 GCR ( QSL 所持証明書 ) と言う言葉も有名無実で死語になりつつあります。 しかしながら、残念な事に JA の ” 電子 QSL 化 ” は頓挫している様に見受けられ、進捗状況は一向に見えて来ません ( 既に一回失敗していますしね )。 今となっては、実現は無理の様です。

 今のままの JARL がこんな企画をしたら ( 間口を広げたら ) スタッフを増やさなければ実現出来ませんから、コストパフォーマンスは低く、自分の首を絞めるだけです。

 ソフトだけではなく、組織の再構築をも含めて、儲かるシステムを考えるべきです。 一過性のものではなく、アマチュア無線が滅びない限り、エンドレスに金を生むシステムです。


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Raw Scores Before Checking

2019-06-04 08:48:00 | Contest
 2019 CQ WW WPX Contest, CWRaw Scores Before Checking が数日前に発表されています。 何年か前、ログのデッドラインが終了後 5 日になってから、集計処理が飛躍的に早くなっています。 もちろん締め切りを早めた事もありますが、ログがほぼ完全に e-Mail 添付の Cabrillo Log Format データになり、オフィシャル側も処理ソフトの開発などで、コンピュータ処理の環境が整ったのでしょう。 この中間発表は素晴らしいサービスですね。 この後、Public Logs が公開され、結果発表となります。 この間、半年くらいでしょうか。

 どこかの国は結果発表まで 1 年を要し、忘れた頃にやってきます。 結果も、この時代にテキスト・ファイルと言う寂しいものです ( データベースとは言えない? )。 外国の参加者の目には、どんな風に映っているのでしょうか?。 ハム王国を自負しながら、ちょっと恥ずかしい気がするのですが ・・・ 。

 しかし、この事を思うにつれ、紙ログ時代の集計作業は 「 どんだけ~ 」 だったでしょうね。 私も紙ログ時代に提出した事がありますが、なにせ QSO 数が少ないので、大した作業ではありませんでした。 それでもサマリー、ログ、はたまたデュープチェックを付け郵送するのですから面倒くさかったのです。 締め切りも、のんびりと一カ月後だったでしょうか。

 私の場合 WW Contest への参加は入賞などが目的ではなく、ニューカントリー稼ぎが主でした。 アフリカやカリブ海のカントリーは、コンテストで得たものも多いです。 今は、ニューカントリーもなく、入賞も出来ない、体力も無くなる。 そんな訳で、段々とコンテストと疎遠になって来ました。

 しかも、最近は若干参加メンバーの固定化が見られますから、コンテストの度に同じ局と QSO している様な気がします。 新しいパワーを感じるのは BY ぐらいでしょうか?。 数十年前のロシア ( ソ連時代 ) のクラブ局 ( UK* ) も凄かったですね。

 Raw Scores Before Checking で見る限り、私の場合、少々減点があっても、順位は変わらなそうなので、ほぼ決定でしょう。 US CQ のコンテストは JA のエリア毎・カテゴリー毎に入賞が決まりますので、時々ラッキーな事が起こります (笑)。 楽しみです。


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