混迷の JARL ・・・
民主党の菅直人総理大臣が辞任の意向を表明してから辞任に至るまでどの位の期間が費やされただろうか? この事を見ていた JARL 会員は半年前に起きた会長辞任に酷似していると思った方もあるでしょう。 そうです騙したの騙されたの、あのゴタゴタです。
「 俺は会長が辞めると言うから協力しようと思ったが、いつやめるのよ ! 辞めないなら協力は出来ないよ 」 ・・・こんな事です (笑)。
始めに ・・・ 以下は、全て私見である事を断っておきます。
従って、苦情の矛先は第 3 者ではなく、全て私に向けて下さい (笑)。
JARL は ARDF や D-STAR にお金を掛ける事をやめるべきです。
ARDF は個人のふとした発言から始まり、D-STAR はお上からの押し付けそのものではないですか ?。 補助金が欲しくてお上の言うなりになっていたら ・・・ 補助金の大半を D-STAR に注ぎ込んでいたなんて事はないでしょうね。
QSL 転送に掛かる費用なんて、具体的に発表せず概ね会費の半分である( 3,600 円 ) と逃げてきました。
国内宛、海外宛、海外への発送頻度 ( 毎月発送しているとは思えない ) などを統計的に細かく分析すれば転送の有り方にもっと工夫が出来るのではないでしょうか?。 ドンブリ勘定もいいところです。
世界で一番多くの QSL カードの転送業務を行っているのは恐らく JARL でしょう。 ならば、そのお手前を見学したいと思いませんか?。 しかし、JARL ビューローには近づく事が許されません。 つまり、直接 QSL を持ち込んでもいけないし、見学などもっての他なのです。 中でなにが行われているのかは全くのブラックボックスです。 こんな事も不信感を抱かせる要因となってはいないか?。
本来ならアマチュア無線先進国として QSL 転送業務 ( システム ) を公開しその素晴らしさをアピールするぐらいの事が出来ないのでしょうか ?。 勘ぐれば、見られてはまずい事があり、東京から島根の片田舎に隠してしまった ・・・ と取られてもしかたがない。 外国からの来賓が 「 ビューローを見学したい 」 と言っても島根ではね ・・・ 断る理由には十分です。
今の JARL に入会するメリットは QSL の転送のみと言っても過言ではないでしょう。 経費削減のためならば、以前の様に転送ステッカー制を導入しても受益者負担と言う事で納得してもらえるのではないでしょうか?。 年間 2,000 枚以上 JARL に QSL を送っている私が言うのですから間違いない?(笑)。 健全経営になったらまた戻せばいい。
さて ・・・ 希望と言うか悲願と言うか ・・・ 「 包括免許 」 はアマチュアの夢です。 もし、JARL 会員のみのサービスとして 「 包括免許を与える 」 ( 当然別途料金を徴収 ) としたら会員は相当増えるでしょうね ・・・ 会員以外のアマチュアは従来どおりの落成検査 ( 1KW の検査 ) を受けなければならない ・・・ とするのです。
更に、包括免許に秩序を与えるためには資格別コールサイン制度も合わせて導入する事が望ましいと思いますが、もうすでに手遅れでしょう。
現実的には履行可能とは思えませんが、これに匹敵する様な画期的なサービスを打ち出さないと、会員を増やす事も会員数を維持する事も出来ないのではないでしょうか?。 もちろん会員数が、ただ多ければイイとは言っていません。 会員が少なくても健全財政であれば、取りあえず問題はないでしょう。 会員獲得はそれからでも遅くは無いと思います。
会員獲得にばかり目が行ってしまいますが、実は昔 ( 数字はイメージですが ) 3 万人入会して 2 万人の退会 ( 1万人増 ) ・・・ 今は 1 万人入会の 2 万人退会 ( 1万人減 ) です。 退会者の数は同じなのです。 この数字で見る限り、会員獲得よりむしろ退会者を減らすことに、目を向けなければならないのではないでしょうか?。 つまりJARLに留まる魅力がない事を意味しています。
アマチュアの事は 「 JARL で責任を持って指導するからもっと自由にやらせてくれ 」 とお上に交渉できないものなのでしょうか ?。 その昔、講習会制度や保証認定制度を勝ち取ったようにです ( 保証認定制度を利用するにあたって JARL 入会を義務付けなかったのは失敗か ? )。 しかも一番儲かるはず ? の保証認定業務を他社に委託 ( 売り渡した ? ) したのは何故 ?。 1 アマ、2 アマの講習会制度なんてどうですか ?。 こんな事恐ろしくて誰も言えないでしょ ! (笑)。 仮に実現したとしても、JARL 主導で行い民間に委託しない事です ( JARL に利益がない )。
とにかく、なんらかの名目 ( もちろん会員が喜ぶ魅力的なサービス ) でお金が入ってくる仕組みを構築しないと先行きは真っ暗です。 その点 ARRL はうまくやっている様な印象があります( ボランティア活動が根付いている )。
夢物語ですかね(笑)。 なにせ脳天気に、思いつくまま駄文を書いてしまい、詳しい事情が把握出来ていない事による矛盾点もあるかと思いますが、気持ちは JARL の組織変更の切っ掛けを無駄にする事無く、大改革を期待したいのです。
包括免許の実現を切望したら 「 現実もう包括免許状態になっているじゃないか 」 などと無責任な発言をした理事 ( 会長 ) が辞めてくれてホットしました ( 多々の功績は認めます )。 今がチャンスです。 しかし、残念ながらその理事の影響力は依然として強く残っているらしい。