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CQ ham radio 創刊70周年記念アワード(特別賞 DXCC 270)

2016-08-31 01:41:00 | Ham Radio
 CQ ham radio 創刊 70 周年記念アワード ( 特別賞 DXCC 270 )が発表された時、咄嗟に思い浮かんだのが US CQ Magazine's Annual DX Marathon Contest です。

 昨年の、2015 CQ Magazine's Annual DX Marathon の結果を JA の参加者で見てみると、① JE1FQV 282,  ② JA0DAI 262,  ③ JA6BZI 255、となっています。 日本で DXCC 270 を超えた OM は JE1FQV さんお一人だけです。
 以下の写真は 2012 年の Winner JE1FQV OM。 

 

 全世界の成績を見てみても、DXCC 270 を超えた人は 35 人程度ではないでしょうか?。 それもアンリミテッド部門で、ベアフット部門は片手で足ります。

 サンスポットの最低期の 2016 年に果たして、完成できる OM がいるのでしょうか!?。 一般人にはとても無理難題に思えます。 申請者が誰もいなかったら CQ 出版のいい恥さらしに成りかねませんが、恐らく スーパーマン ( 超人 ) が登場して、事無きを得るでしょう。 2 ~ 3人か ?・・・。 出版社も企画倒れにならない様に祈っていると思います。

 しかし、普通にやっていては不可能に近いので、この手のアワード獲得の常套手段となっているスケジュール交信という裏技で帳尻を合わせる事も行われるでしょう。 勿論これはルール違反にはなりません。 私は正直これがないと達成は不可能と思っています。

 こういうイベント事は本来は多くの人に楽しんでもらってナンボのところがあると思います。 しかし、逆に、あまりにも簡単過ぎるルールでは興味もわかなければ、価値も見出せない。 たまに、一日 ( 数時間 ) で完成してしまうようなものまであります。 これらは賞状 ( アワード ) と言えるのか疑問です。 こんなのはアワード発行団体の 「 金集め 」 だなんだと揶揄されます。 ルールが簡単過ぎるのも困ったものです。

 しかし、DXCC 270 は、なんぼなんでも 「 え~っ ハードルが高すぎる! 」 ですよね。 単純に 70 周年に引っ掛けただけ で、企画立案者は今のコンデションを熟知されているのでしょうか?。 US CQ Magazine's Annual DX Marathon などの ( 担当者はこんなのがある事さえも知らないと思うが ・・・ )、ここ数年の結果を参考にするなどして、ルール作りに十分な吟味がされたのか疑問です。

 最近、主催者側が危機感を感じたのか DXCC 265 なんて少しレベルを下げて来ましたが、それでも一般人はチャレンジする気も起こらないでしょう。 一般人のレベルとしては、DXCC 170 がいいとこですよ ( これでもかなりハードルは高いと思うが、特別賞ならしかたがないか ・・・ ) 。 特別賞 DXCC 270 の企画立案者はあまり DX には詳しくない OM さんか、逆に超知り尽くしていて、この特別賞(アワード) 「 どうだ! 取れるものならとって見ろ!のスタンスなのでしょうか ? ( 受賞者を出さない企画 (笑) それが狙いだとおっしゃるなら、拍手を送りましょう )。

 こんな厳しいルールであっても、恐らく受賞者が出ない事態にはならないでしょう。 そんな中で、誰が受賞されるのか大変興味があります。 DXCC 270 を完成された OM には敬意を表したいと思っています。 JE1FQV OM に期待大!。  

 【 加筆 】 その後 DXCC 250 も追加されている ( 楯はなし )。


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JT65 500局超 

2016-08-23 03:01:00 | Ham Radio
 PSK31 を始めたのは 2009年 2月、それから 2014年まで大変アクティブでした。 開始 1年で 100エンティティーを超えました。 現在まで 1000局ほど QSO しています ( コンテストを除く )。 当時 PSK31 の人口は爆発的に増えました。 

 さて、今、はまっている JT65 は2015年 3月から始めて現在まで 17ヶ月が経ちました。 QSO 数は 500 超、エンティティー数は 87 になっています。

 

 いずれのモードも、デジタル・モード DXCC の王道ではありません。 これらのモードの コンセプトは 「 QRP でも驚くほど遠くへ電波が飛んで行くので QRP DX が楽しめますよ 」 が基本のスタンスです。

 DXCC チェイサーならば RTTY のみで王道を走って頂きたいと思うのですが、そうも行きません。 研究熱心な OM はこの様なマイナーな世界にもどんどん顔を出されます。 そして、珍局出現とあらば、クラシック・モードなみのハイパワーで真っ先に掻っ攫っていかれます。

 楽しみ方や考え方、設備などの問題ですから、それは一概に悪くは言えません。 でも JT65 の場合は信号強度をデシベルで表示していますから、今まで -15dB で見えていた OM の信号が、珍局出現と同時に -05dB になったりすると、苦笑してしまいます。 状況的には 10dB のリニア・アンプが入ったのかなぁ?って事 ( 見え見え ) です。 しかも相手から -01dB なんてレポートを貰ったりしたら恥ずかしいですよね~?。

 そういう私も JT65 で何エンティティーやったと自慢?してる訳ですから、殆ど同じ穴のムジナという事でしょうか (笑)。 言い訳をさせて頂ければ、無差別で 500 局超やったら、結果が 87 だったと言う事です。 基本、海外の QSO をメインに、10~30W、2ele で運用しました。 JT65 に新規参入して来る OM に、誤解や落胆を与える事のない様にジェントルな世界をキープしたいものです。


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■ FT-991 ユーザーに朗報 

2016-08-21 20:25:00 | Ham Radio
8月20日 のハムフェアで YAESU FT-991A を発表しました。 今回の マイナーチェンジでの、最も大きな変更点は、スペクトラムスコープが、 「 リアルタイムスペクトラムスコープ 」 になり、受信中も音声が途切れることなく常時表示が可能となりました。

 更に、今日 21日 到着した YAESU からのメールマガジンの情報によると ・・・ 以下 黄色字部分

 【 YAESU Information 】 2016年 8月20 日 発行-通巻 138
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 ★ ≪ FT-991 アップグレードサービスのお知らせ ≫ ★ 
 この度、私どもでは、FT-991A の発表を行いましたが、現在 FT-991 を
お持ちのお客様の中で リアルタイムスペクトラムスコープ 機能が必要な
お客様については、アップグレードの費用を有償にてご対応させていただきます。

 詳細につきましては、弊社サービス、お近くのハムショップまでお尋ねください。
 なおサービス受付開始時期を9月下旬より予定しております。
  お申込み多数の場合は時間がかかる事が予想されますのでご了承お願い致します。
 以下省略

 残念ながらファームウェアでのアップグレードでは対応しませんが、ユーザーにとっては思いも寄らないサプライズとなるでしょう。 ウォーターフォールの 色使い も違和感のないように変更されていて、YAESU はユーザーの声をよく聞いていると感じました。 どの位の費用が掛かるのかが現時点では不明ですが ・・・ 私はアップグレード予定です。
 これでメインリグに昇格かも ? (笑)。


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