小学校の時、旅人算や鶴亀算を算数で学びます。 ところが数学 ( 連立方程式 ) で解くと簡単です。 わざわざ小学校で鶴亀算をやる必要があるのでしょうか ?。
算数の落ちこぼれは、約分 ( 最大公約数 ) や通分 ( 最小公倍数 ) あたりから始まるそうです。 簡単に通過する、ようやく通過する、着いて行けない、に分かれて行く訳です。 孫の小 5 が今これをやっています。 上記の事が分かるような気がします。
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さて、話は変わりますが、次の計算式の答えはいくつでしょうか。
6÷2(2+1)= ?
孫の小学 5 年生は 9 と答えました。
小 5 の回答、優先順 1 位の括弧をはずすと 6÷2✕3 と書き換えられます。
÷と✕は左から順に計算します。
間違ってますか ?。 間違っていませんよね。 答えは 9 になります。
高 1 の孫の解法は 6÷2(2+1)= と分数にし 分母の 2 と分子の 6 を約分し 3分の3=1 と解きました。
私の考えは (2+1) を a として上式を書き換えると、6÷2a となります。
数学では 2a は一つの数字として扱います。
a=3、2a=6 ですから、6÷6=1 となります。
なんとしても答えを 1 にしたいならば 6÷{2(2+1)}=1 とすべきではないのでしょうか ?。
出題者の意図としては 「 9 」 が正解、「 1 」 が不正解という引っ掛け問題だったわけなのですが、ごれが物議を呼び 「 1 」 が正解という主張する人も多く、長い間 SNS や掲示板で議論を呼んでいた問題です。
皆さんは、1派ですか 9派ですか ? ・・・ 数学研究者でも二派に分かれている 様で、 「 定義不足 ( 数式自体の書き方が間違っている ) 」 であるとして結論が出ていないらしいです ( 従って 1 でも 9 でも正解と言えます )。 数学遊びは面白いとおもいませんか?。