私が使用している関係で Ham Radio Deluxe( 以下 HRD ) の事を時々話題にしています。
チョット前ですが、例えば FT-897M ( 50W機 ) や FT-897S ( 10W機 ) を HRD に繋ぐと、100W 出力に変わってしまうと言う話題がありました。
昔はジャンパー線を取り除いたり、チップを外す等してパワーアップしていましたが、今はプログラムで制御しているので、こんな事が出来てしまうのです。
話題の中心は HRD に問題があるのか ? 無線機メーカー に問題があるのか ? でしたが、私の考えではどちらにも問題はなく、使用者側のモラルが一番の問題だと思います。
無線従事者免許証に基づき許可された、無線局免許状に記載されている最高電力以上はパワーを出せないのですから、10W の局が HRD に繋ぐと 100W 出せるからと言って 100W 出す事は出来ません。
しかし、残念ながら 「 この事を知ってしまうと誰でもやっちゃうでしょ !? 」 ・・・ と結んでいます。
HRD は外国生まれのソフトですから、日本のお国事情なんて知る由もありません。
当然全て英語表記ですから使いこなすには、それなりの苦労が伴います。
しかし CQ出版 から解説本が出版されて以来使用者が急増したそうです。
HRD を知らしめた CQ出版 に問題がある、あるいは HRD は 100W の リニアアンプ そのものだから使わせない様にする!、などと的外れな意見もありました(笑)。

やりたかったらどうぞ・・・。
所詮、誰がなんと言おうとやりたい奴はやるだけの話です。
こんな無責任な事を書くとお叱りを受けるのでしょう ・・・。
しかし、そのためだけに HRD を使うのだったらイイ笑い者ですね。
言い訳は 「 俺だけじゃないヨ ! 」 だとしたら、大阪のオバチャンとかわりません(笑)。
蛇足 ・・・ 最近 ( 昔から? )、販売店では 10W ライセンスの局に 100W機 を勧め ( 10W機は在庫が無い ? ) パワーを絞って 10W で使って下さいね ・・・ と言うらしい。
販売店のモラルも疑わしい。