このブログでもよく仕事で全国を車で回った話をします。 今回は表題の交通違反についての思い出を話してみたいと思います。 カーナビは出始めの頃から使用していますが、まだまだ誤差が大きく難儀をしました ( 衛星も少なかった )。 その時代の話です。
仕事は 1 年間で 47 都道府県を一周します ( 北海道と沖縄は飛行機で )。 7 周以上は回ったと思います。 移動は殆ど高速道路ですから旅情なんて楽しむ余裕はありませんでしたが、それでも主だった名所旧跡、名物の旨いもの、お祭り等々最低限の楽しみは一通り ・・・ 役得です。
全国を隈なく走って何の仕事をしているの ? 。 疑問に思われるかも知れません。 ある業種の専科セミナーの実施マネージャーと言うか、「 セミナー会場を抑え、受講者を募り、講師と私のホテルを抑え、ノートパソコン ( Windows 95 ) ( 10台 )、レジュメ ( 約200部 )、プロジェクター、簡易スクリーン、アマチュア無線機 (笑) などをワゴン車に積み、全国各地でセミナーを実施する 」 のが仕事です。 行商みたいなものですね。 定期セミナーは月に大阪は 2 回、東京は 4 回をキープします。 なので、年間約 250 日は出張に出ていました。 「 亭主元気で留守がいい 」 の典型みたいなものです (笑)。
前置きはこの位にして本題に入ります。 幸いにして事故はありませんでした。 一つ目の交通違反ですが、名神高速道路で追い越し車線を走行中、う~~う~~とパトカーが ( どうも私らしい ) 迫ってきます。 路肩に誘導されて警察官曰く、「 あなたは追い越し車線をおよそ 2km 以上走っておられましたね 」 「 はいそうですけど何か ・・・ ? 」 「 ご存じない様ですが、追い越し対象車がいない状態で追い越し車線を走り続けると ・・・ 道路交通法第 20 条第 1 項、車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない ・・・ に抵触します 」 「 そんな事聞いた事もないですけど 」 でもこの言い分が通用する訳もなくキップを切られたのでした。 この法律は一般道路でも適用されるとの事。 法律では距離の規定は謳ってないが 2km と言うのはあくまで警察の取り締まり基準であり 1km でも適用される例があるそうです。 パトカーを見たら速やかに走行車線 ( 第一車線 ) へ戻ってください。 お気をつけあそばせ 。
二つ目。 大阪方面から中国自動車道 ( 岡山県倉敷市、正確には瀬戸中央自動車道かな ? ) を香川県高松市へ向けて走行中の出来事です。 私はご機嫌でカーステレオでビートルズを 大音響 で聞きながら走っておりました。 するといつの間にか右の車線に私と並走してパトカーが走っています。 助手席の警察官が手招きでスピード落とせと ・・・ パトカーが私の前に出て路肩に誘導です。 「 俺、なんかしたっけ ? 」。 聞くところによると 「 あんた相当前からサイレン鳴らしてたんだけど、聞こえんかったんか。 気持ちよ〜走っとったなぁ。 ここで止まって貰わんと、もう 500m も走ったら、瀬戸大橋よ、橋に入ってしまったら香川県の所轄じゃけんのぅ 」 私は妙な事に感心しながら ( テレビドラマでよく所轄がどうのと揉める話を思い出しながら ) それでも何故止められたのかよく分かっていませんでした。 「 気持ちよ〜走っとったなぁ。 速度違反じゃ 」 ・・・ 確かに気持ちよく走っていました。 思えば一発免停 ( 140km/H~ ) くらいは出ていたと思いますね。 警察官と話をしていると 「 少しオマケしとこう 」 と言いながら、一発免停にならない程度の違反でキップを切ってくれました。 こう言う人情はお互いにいい事とは言えませんが ( 不正 ) 、被疑者としてみれば、お目こぼしは有難い事です。
出張時の話ではなく、2年程前の話なのですが、めっちゃくちゃ見通しのいい ( 周りは 360度、田んぼ ) T 字路での左折です。 少しブレーキを踏み速度を落としながら曲がりました。 う~。 パトカーが何処からともなく現れて ( 真後ろにくっついていたのか ? ) 「 はい。 一時停車違反です 」。 曰く 「 ブレーキは確かに踏んでおられましたが、完全停止には至りませんでした 」。 こんな見通しのいい所で一時停止の意味わかんねぇよ ! 。 確かに逆三角形の赤い標識が立ってはいる。 私の自宅の超ローカルの話です。 このため、ゴールドがブルーになってしまいました。 それ以降、まずパトカーがいないかを先に確かめる様になりました (笑)。 運が悪いと思ってしまえばそれまでですが、これから年末に向けて交通量も増えてきます。 くれぐれも違反と事故がありません様お祈りします。 飲酒運転なんて論外ですからね。