■ 6 月 2 日から公開されている映画 「 怪物 」 の文庫本を読みました。 映画の監督は是枝裕和氏です。 カンヌ映画祭では脚本賞を坂元裕和氏が取ったので、今話題沸騰の映画です。 映画が先行で文庫本が後発です。 映画で見ようと思っていましたが、偶然書店でこの文庫本を見つけてしまったのです。 ネット上で公開されている、予告編や本編からの切り取り映像は ( 公式 WEB にて公開されています ) 文庫本からイメージしたものと、かけ離れたものではなくほぼイメージ通りでした。 物語は全てをあいまいにしたまま終わります。 あの事はどうなったのだろう ・・・ 結末もハッピーエンドなのか、バッドエンドなのかそれも読者に委ねられています。 この映画を批評している人は、「 私は 2 回見ました 」 と言っている人が多い様です。 「 1 回目と 2 回目では印象が違った 」 との意見も見られます。 この、映画は全く違った立場から同じストーリーを 3 部に分けて見せています。 表、裏、中、と言った具合にです。 実は私も二回読みました。
■ YouTube に沼っています。 見終わると最後に、私の個人的なデータを基にしてなのか、今見た動画の関連なのか、選んで次に進めとばかりに、12 のサムネイルが表示されます。 その中から選択してまた観る ・・・ そんな事ばかりをやっていると、あっという間に時間が過ぎていきます。 タイトルに偽りありでブログの閲覧数を上げようとの魂胆が丸見え動画もあります ( そんなのに限って中身がありません )。 タイトルに引っ掛かかって見てしまった動画には、無駄に過ごした時間に腹立たしさと後悔とを感じます。 人生の残り少ない時間は大切に使いたいものです。 YouTube に沼ってはダメです。
YouTube はカット出来ない 30 秒の CM を流す ( 今までは 15 秒が最長でカットも出来る ) と強気の姿勢を見せています。 もう YouTube では思う様に稼げなくなっています。 淘汰されようとしています。 まずは 1 次情報である事、専門家或いはスペシャリストである事が必須、お笑い系のほとんどが YouTube では食っていけなくなるでしょう ( テレビに出れなくなった芸人のたまり場の様です )。
■ 各地の美味しいものを食べて驚くことが沢山あります。 まず 「 うに 」 です。 九州地方で市販されている 「 うに 」 はエチルアルコール漬けです。 それを本当の 「 うに 」 と思っています。 実は軽く塩を振った 「 生うに 」 こそが本物の 「 うに 」 です。 唐津市浜玉町のおさかな村では牛乳瓶いっぱいの 「 生うに 」 が 3500 円くらいで売っています。 ちょっと贅沢ですが買って帰ります。 ついでに、ない事が多い 「 ナマコの腸 」 の塩辛である 「 このわた 」 もあれば買って帰ります。 家族の誰も食べないので高額の出費に肩身の狭い思いです。 もう先が見えている人生なのだから、勝手に好きなものを、食べさせてくれ。
■ 次に、サクランボです。 九州ではミルクセーキの上に載っている赤いチェリーです。 あれをサクランボと勘違いしていまっす。 あれはチェリーの缶詰、コンフォート なんです。 ですから山形の農家で食べた出荷前の佐藤錦 ( ブランド名 ) は私の今までのチェリーに対する全てを 180 度かえてしまいました。 サクランボは果物です。 こんなにカルチャーショックを受けるとは ・・・ 東京銀座に出荷する予定の初物の佐藤錦は一粒1万円で取引されるそうです。 九州人に告ぐ、一度サクランボの本物を食べてみてください。
■ ハタハタで有名な秋田県ですが、ご当地でハタハタを食べたのですが、これはいつも食べているハタハタとは違うと思ってしまいました。 いつも食べている東京のスーパーで売っているハタハタは干物で目刺しくらいの大きさのものです。 脂が乗って塩が効いて旨いのです。 ところが秋田のハタハタは大きくて一夜干し程度新鮮なので塩気も薄い。 私の中では 「 これは私の好きなハタハタではない 」 と思いました。 基本、原産地物が一番おいしいはずですが、私の大好きなハタハタは東京のスーパーで売っているものでした。 申し訳ない。 しかし、しょっつる鍋が美味しかったですね、しょっつるは各家庭で作るので、韓国のキムチのように家庭によって味が違うそうです。 一升瓶にしょっつるが入っていて味の調整に少し足したりします。
■ 博多は明太子、水炊き、豚骨ラーメンなどが有名ですが、それにプラスしてゴマサバを入れて頂きたい。 ゴマと甘口醤油をサバの刺身にかけて混ぜて食べると言うシンプルな料理ですが、酒の摘みにも良し、ご飯のお供にもいける、私はアルコールは飲まないので、もっぱらご飯のおかずとして食しています。 亜流ではありますが、ゴマあじもメニューにしているお店があります。 ゴマサバの代わりになるものではなく、まったく別物です。 九州で刺身醤油と言えば甘口醬油です。 トロリとして甘いのです。 確かに東京にも甘口醬油はありましたが、ひかえめな甘さで、私はこちらが好きです。 九州の甘口醬油は時として甘過ぎるものに出会います。 私に取ってゴマサバが台無しになります。 九州、特に長崎は砂糖文化です。 伝統ですから仕方のない事かも知れません。
■ ある日 CM の撮影をしていました。 地元の製品 「 洗顔石鹼 」 です。 モデルさんが石鹸で泡立て、顔に泡をつけ洗顔します。 洗顔の後と洗顔前との違いを上手く撮影しようと言う訳です。 ビフォーアフターですね。 撮影は泡ののり具合が気に入らない等で、何テイクかやっていると、なんとモデルさんのほっぺたが真っ赤に腫れてしまっています。 スポンサーを除く関係者はヤバイ石鹸だと思ったでしょう。 しかし、スポンサーあっての CM ですから、中止にするも続行するも判断はスポンサー側です。 モデルさんの回復を待ってみようとの意見もありましたが、あのモデルさんは、うちの石鹸との相性が悪いとの結論で撮影は中止になりました。 しかし、関係者の中には石鹸自体に問題があるのではと、腹の中では思っている人が多い雰囲気でしたが、だれもその事には触れないで解散となりました。
■ CM の製作会社で、「 スタジオで CM を収録している撮影現場を見せて、その現場からタレントさんが商品名を紹介する 」 と言う企画を持って来たら、もうその制作会社は企画が枯渇してしまっている証拠です。 そろそろ、制作会社を変えるタイミングを考えた方がいいと思われます。 いいころ合いです。 時々そんな CM を見ますね。 日本人はしがらみを切るのがへたですから、社長に 「 すみませんウチの事情で次回から ●●プロダクション で行く事になりました。 随分長い間お世話になりましたが、あくまでウチの事情です。 ご縁があったらまたお願いする事もあるかと思いますが、その時はまたよろしくお願いします 」 なんて言わせちゃったらいいんじゃないですか(笑)。
■ 私は右の足が悪く左は特に問題はない様です。 土曜日も水抜きしました。 23ml 取れました。 先週の土曜日もそれくらい取れています。 一週間で 23ml 溜まっていたんです。 水を抜くと幾分歩行が楽になるような気がします。 だからと言って膝の変形が治る訳ではありません。 何年か前、最初に行った近所の、とても評判のいい個人病院 ( 整形外科 ) でも、レントゲンを撮り、水を抜きました。 先生曰く 「 柔道とか激しい運動をしていましたか ? 」 と聞かれました。 「 いいえ 」と答えると 「 体重だね 」 との事。 あれからすると今は 23kg 減って 61kg になっています。 右足は一向に治癒する気配はないので、現状維持で良しとしなければと思っています。 あるおばあさんが 「 最近右足の関節が痛いんですけど~ 」 と言ったら、先生が 「 おたくももう歳ですからな~ 」 と言うと、「 先生、左足も同じ歳なんだけんどね~ 」 先生 「 ・・・ 。」
■ 昔は高校生になると誰からか必ず、パーカーやパイロットの万年筆とシャープペンシルのセットを貰っていた ( モンブランはちょっと高かったからね )。 大橋巨泉がパイロット万年筆の CM で 「 みじかびのキャプリてとればすぎちょびれ、すぎかきすらのはっぱふみふみ 」 とやっていた頃です。 だから当時の高校生は胸ポケットに万年筆をさしていた。 今はどうなるのだろうか?。 高校生が欲しいなぁと思ってるけどちょっと贅沢かも知れないから、親には言えないような、そんなものはないのだろうか。 Ipad とかがちょっと頭を過ったが、既に皆が持っているかも知れません。 孫は英語が好きみたいだから、本格的な英英辞典なんてどうだろうか ? 。 いやいや、今は辞書の時代ではありませんね。 本当に何をプレゼントしたらいいのだろう ?。