コリンズの社長の写真は、100% 自社製品と写ったものです。 しかし、この写真は唯一と言っていいと思いますが、他社製品の前で写っています ( 自宅です )。
1978 年に ICOM が IC-701 ( IC-710 の海外版 ) をプレゼントした時の写真です ( なんと、シリアルナンバーが 001 とか )。 オールソリッドステートを自慢したかったのかどうか分かりませんが、とにかく珍しい写真です。 アーサー・コリンズ WØCXX がどんな評価を下したかまでは言及していません。
KWM2-A、75S3C、32S3B、30L1、30S1、ここらまでが私達の入手できるポピュラーな機械です。 その後、1963年頃、75S-4、32S-4、がプロジェクト・エンジニア達によって計画されていますが、日の目をみませんでした。
しかし、KWM-5000 はプロトタイプが完成しています。 ところが、これも世には出ませんでした。 コリンズの一貫したシンメトリーのデザインではありますが、ちょっと気持ち悪い格好です(笑)。
そして、30S1 の上位機種に当たる 30S3 です 3CX1000A7 を規定通りにフルに働かせるオートチューンのリニアも完成しています。 しかし、残念ながらインプットが 500mW~1W と言う事で既成の KWM2-A や S-Line には使えませんでした。 その後このリニアアンプはどうなったかは不明です。 アマチュア用ではなくプロ用のリニア、例えば HF-8020 等のプロトタイプに過ぎなかったのでしょうか? ROCKWELL COLLINS HF-8020 1KW ファイナルは 4CX1500B です。 exciter は HF-8014A ( 200mW )ってとこですか?。
結局、KWM-380 , HF-380 に落ち着きますが、そのデザインには裏切られてしまいます。 面影が全くありません。 一気にコリンズ熱が冷めてしまうのでした(笑)。
あのミニクーパーや、ワーゲンのビートルみたいに上手くやって欲しかった。 VOLVO が丸くなった時、失望した人も多いのではないでしょうか ?。 角ばってなきゃ VOLVO じゃない ! なんてね ・・・ 。 更に言えば、スカイライン GT の丸いテールランプが消えた時、がっかりした OM もおられるのではないでしょうか ?。 【 余談 】 117 クーペに四角いヘッドライトライトは似合わない !。
【 追記 】 下の写真はこの記事のネタ元になった書籍で、KK5IM Jay がマッキントッシュG3 で製作した176ページに及ぶコリンズの歴史本 ( 写真が多く掲載されている ) です ( 自費出版の非売品 )。
裏話などの知らないエピソードも多く語られています。 以下の記事もそうですが、KWS-1 は当初 30L-1 とネーミングされていました。 アーサー・コリンズは気に入らなくて一旦メディアに発表したのに 30L-1 → KWS-1 と変えてしまいました。
Kilowatt Sideband transmitter のイメージをネーミングに反映させたかったのだそうです。 30L-1 の呼称はその後の 811A X 4 のリニアとして復活します。 AIR FORCE 1 ( C-97 ) に搭載された 75A-4 , KWS-1 は壮観ですね。 正しく command aircraft です。 因みに、75A-4 は 5,800台、KWS-1 は 推定 1,600台が生産されています。
1978 年に ICOM が IC-701 ( IC-710 の海外版 ) をプレゼントした時の写真です ( なんと、シリアルナンバーが 001 とか )。 オールソリッドステートを自慢したかったのかどうか分かりませんが、とにかく珍しい写真です。 アーサー・コリンズ WØCXX がどんな評価を下したかまでは言及していません。
KWM2-A、75S3C、32S3B、30L1、30S1、ここらまでが私達の入手できるポピュラーな機械です。 その後、1963年頃、75S-4、32S-4、がプロジェクト・エンジニア達によって計画されていますが、日の目をみませんでした。
しかし、KWM-5000 はプロトタイプが完成しています。 ところが、これも世には出ませんでした。 コリンズの一貫したシンメトリーのデザインではありますが、ちょっと気持ち悪い格好です(笑)。
そして、30S1 の上位機種に当たる 30S3 です 3CX1000A7 を規定通りにフルに働かせるオートチューンのリニアも完成しています。 しかし、残念ながらインプットが 500mW~1W と言う事で既成の KWM2-A や S-Line には使えませんでした。 その後このリニアアンプはどうなったかは不明です。 アマチュア用ではなくプロ用のリニア、例えば HF-8020 等のプロトタイプに過ぎなかったのでしょうか? ROCKWELL COLLINS HF-8020 1KW ファイナルは 4CX1500B です。 exciter は HF-8014A ( 200mW )ってとこですか?。
結局、KWM-380 , HF-380 に落ち着きますが、そのデザインには裏切られてしまいます。 面影が全くありません。 一気にコリンズ熱が冷めてしまうのでした(笑)。
あのミニクーパーや、ワーゲンのビートルみたいに上手くやって欲しかった。 VOLVO が丸くなった時、失望した人も多いのではないでしょうか ?。 角ばってなきゃ VOLVO じゃない ! なんてね ・・・ 。 更に言えば、スカイライン GT の丸いテールランプが消えた時、がっかりした OM もおられるのではないでしょうか ?。 【 余談 】 117 クーペに四角いヘッドライトライトは似合わない !。
【 追記 】 下の写真はこの記事のネタ元になった書籍で、KK5IM Jay がマッキントッシュG3 で製作した176ページに及ぶコリンズの歴史本 ( 写真が多く掲載されている ) です ( 自費出版の非売品 )。
裏話などの知らないエピソードも多く語られています。 以下の記事もそうですが、KWS-1 は当初 30L-1 とネーミングされていました。 アーサー・コリンズは気に入らなくて一旦メディアに発表したのに 30L-1 → KWS-1 と変えてしまいました。
Kilowatt Sideband transmitter のイメージをネーミングに反映させたかったのだそうです。 30L-1 の呼称はその後の 811A X 4 のリニアとして復活します。 AIR FORCE 1 ( C-97 ) に搭載された 75A-4 , KWS-1 は壮観ですね。 正しく command aircraft です。 因みに、75A-4 は 5,800台、KWS-1 は 推定 1,600台が生産されています。