最近は JARL からカードが届く日も忘れて、前みたいに近くなるとポストを覗いたりする事もなくなりました。 黒点数が少ない時は LOW BANDER なら楽しみもありますが、HI BANDER はやる事がありません。 たまにコンテストに参加するくらいでしょうか。
今月も少ないながら QSL が届きました。 国内が殆どですが隅から隅まで読みます。 リグはともかくアンテナの表記がないものが結構あります。 それと残念な事に素晴らしい写真なのに説明のないものが見られます。 実は私も自分の QSL を印刷してから気付きました (笑)。
それに QSL に書かれている GP , FR , WF , 漁港 , 藩 , 街道 , HN , CH , PK , ZA , FA , 太郎 , 招福 , 聖火 , 灯台 , アメダス などの文字はアワードの種類と思われるが、恥ずかしながら全く要領を得ません。 いつの間にこんな事になったのだろうと浦島太郎の心境です。
今回は SWL CARD の紹介です。 恐らく
日本一、欧州一だろうと思われる SWL CARD です。
JARL に入っていて QRV をしている OM は殆どの方が貰っているのではないでしょうか。 CARD に書かれている実績を見れば SWL に対して力の入れ様が違います。 恐らくコールサインも持っておられると想像しますがカードに表記がない事がかえって覚悟を感じます。 SWL でトップを走りたい ! と ・・・。
このフランスの SWL は eQSL などでもよくレポートをくれます。 JA の OM も相当数貰っているでしょう。 何と言っても裏面の情報の多さです。 LoTW や eQSL ではこうは行きません。 紙 QSL ならではでしょう。 受信機は FR7700 に LW とあります。 この設備にも好感が持てます。
私は昔、JRC の NRD 92 を買った時、真面目にこれで無線を止めて SWL をしようと思いました。 勿論、無線との兼業なしでです。 原点に返ると気持ちがいいような気がしました。 昔は BCL にしてもアナログ表示に正確性はなく本当にココでいいのだろうかと局名のアナウンスがあるまで不安でした。 私が SWL として聴いた初めてのアマチュア局は JA6CYN でした。 7MHz AM です。 鳥肌が立ったのは今でもはっきりと覚えています。
今はネット上に QRV 情報があふれており SWL の意味を見出せなくなったと言う OM もおられます。 上から目線で SWL は HAM の前座であるかの如きイメージをお持ちの方も少なくないと思います。 それでも尚、SWL からもたらされる情報は貴重です。 BCL/SWL は HAM とは違う、独立した趣味です。 中にはネットの情報をコピペしたような残念な物もなくはありませんがね。 その彼は腰かけ SWL なのでしょう。
上記 2 局の SWL はひたすら我が道を走っている様に見えます。 趣味は凝ってナンボです。 恐らく、生涯 SWL を止めないでしょう。
羨ましい人生です。 今でも時々 SWL 一本でやりたいと思う事があります。