ARRL の企画アワード W1AW/P WAS もいよいよ終了します。
悲喜交々、結果は出ているでしょう。
1 年間限定の記念 AWARD です。
そう言えば、古い話ですが一昨年 ( 2012 ) の今頃は Diamond DXCC のラストスパート、
或いは集計に入っていた事を思い出します。
Diamond DXCC は 2012 年限定の AWARD で 2013年末で申請が締め切られました。
今年の初めに最終決定した結果が発表され、 1 位は K2TQC 215 、 2 位は ( 3人 ) 211、
5 位は JA のトップで JE1FQV OM 210 、でした。
私 ( JA6FGC ) は 125 で、AWARD を頂く事が出来ました。
K2TQC は断トツ圧勝、堂々の 1 位だったのです。
ルールは January, 1937 QST で発表された、最初の DXCC に有効なカントリー の 231 の内
どれだけ QSO 出来るか ・・・ と言うものです。
現在は国枠が 1937 年当時と相当違っていて、D-DXCC に有効なエンティティーは 231 中 216 でした。
私は、K2TQC がアクティブだった頃を知っていて、彼は憧れの HAM のひとりでした。
この結果に流石は K2TQC ! と感動を覚えました。
ところが、あるサイトで彼の Diamond DXCC の 詰めは 殆どスケジュール を申し込んでの
QSO であった事が分かりました。
な~んだ、そんな カラクリ があったのか!。
はっきり言って興醒めしました。
アメリカはフェアなグランドで戦う事をモットーとしている国ではなかったのか !!! 。
K2TQC が1カントリーを残しているのは、スケジュールを断られたか、
そのカントリーに常駐局がいなかったかでしょう。
世の中、色々な考え方をお持ちの方がいらっしゃいますので、ひょっとしたら、
そこまで 「 よくやった! 」 と賞賛される OM もいると思います。
最近では国際電話で、今から何処そこで呼ぶので聞いてくれ、
なんて事も ( E30FB の時も? ) あるそうです。
カントリー稼ぎには手段を選ばないのですね。
それが必要なのは、超トップ・クラスの人ですから、1 カントリーの重さが、
我々と違うのは理解できますが、正直 「 そこまでする? 」 と言うのが私の感想です。
私はスケジュール QSO に対しては否定派です。
基本的にハムの交信は偶然性にロマンを求めるのが本道と思います。
ともかく、私のレベルでスケジュールにてニュー・カントリーを得るなんて
恥ずかしくて出来ませんし、それで得た QSL に価値を見出せません。
勿論、お友達とスケジュールを組んでお喋りを楽しむ事まで否と言っている訳ではありません。
それは素晴らしい事です。
その場合のスケジュールと、今回話題にしているスケジュールとは全く異質のものです。
私は将来に亘って、ニューカントリーなどを得るためや AWARD のため、
だけにスケジュールを組むなんて事はしないでしょうし、出来もしないでしょう」。
蛇足ですが ..... 最近は、あの忌まわしい MC によるたらい回し QSO が見られなくなった事は喜ばしいと思っています。
【 注 】 Diamond DXCC の絡みで書き始めたので、
今回に限り、エンティティー の事を全て カントリー と記述しました。
ちょっと興ざめ?私のヒーロー ( その2 )
A が HF モービルを始めたと言って、車を先輩 B に見せたところ、
自分 ( B ) は 100W 機をモービルに乗せているくせに、
電源を入れ本当に 50W かどうかをしつこくチェックする先輩 B .....
A は正真正銘、50W ですけど .....
この様な嫌な先輩、周りにいませんか?。
この出来事以来、この人 A は、この先輩 B を尊敬出来なくなったそうです ( 実話 ) 。