キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

東京モーターショー いと寂し

2009年09月29日 | Current news
90年代はビッグイベントで毎回通い続けた東京モーターショーですが、今年はとても寂しいショーになりそうです。
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東京モーターショー、海外主要社は不参加(読売新聞)
日本自動車工業会は29日、千葉市の幕張メッセで10月24日から一般公開される「第41回東京モーターショー2009」の概要を発表した。韓国の現代自動車が出展辞退を表明し、海外の主要メーカーはすべて不参加となる。出展社数も108社と前回(241社)の半分以下に落ち込み、国際自動車ショーは事実上、「国内ショー」の様相だ。海外メーカーで参加するのは、英ロータスと独アルピナの2社だけ。出展台数は乗用車、商用車、二輪車の合計で270台と2年前の前回より約250台少ない。39台は世界初公開となる。(中略)自動車各社は経費削減のため国際展示会への出展を絞り込んでいるが、米国を抜いて世界最大市場となることが確実な中国では、4月の上海ショーに1500社超が参加し、「東京」と明暗を分けている。
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「自動車市場」としての日本は、全く魅力の無い国になっているようです。海外からの出展はわずか2社ということで、 これまで参加していたベンツ、BMW、フェラーリ等も出展を見合わせています。隣りの中国には1500社も参加しているのに、その10分の1以下の参加しかないのはとても残念なことです。理由としては、日本人の外国車に対する購買意欲の低さにあると思います。若者の自動車離れのせいもあるかもしれませんが、外国車を買わないのは左ハンドルの不便さの影響が大きいと思います。中国は他の欧米諸国と同様右側通行(左ハンドル)の国ですから、参入する方も余計な経費が掛らないし市場規模も大きいので魅力があるのでしょう。かつてのモーターショーでは、外国車の「カタログ集め」に奔走する大勢のカーマニアを見たものですが、今年のショーは違った風景になりそうです。外国車が無い地味な東京モーターショーを見て、民主党が掲げる内需拡大に期待するというのも複雑な気分かも。

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