名馬オグリキャップが急死したそうです。
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武豊「オグリのすごさ伝えたい」=競馬(時事通信)
「芦毛(あしげ)の怪物」と評された名馬、オグリキャップが3日に死んだことを受け、日本中央競馬会(JRA)は4日、関係者の談話を発表した。現役最後のレースとなった1990年の有馬記念と、同年の安田記念(ともにGI)に乗って制した武豊騎手は「競馬の歴史にすごい名を残した馬に2度、騎乗させてもらって本当にありがたく、誇りに思う」とコメント。「いまはオグリを知らない若い世代のファンもいるので、あのスーパーホースのすごさを伝えていきたい」と続けた。JRAの土川健之理事長は「多くの人に愛され、競馬の一時代を築いたオグリキャップはいつまでも多くのファンの心の中で走り続けるだろう」と、アイドルホースの死を悼んだ。
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オグリキャップが活躍していた頃は、競馬に興味が無かったのでこの馬のレースについては全く知りません。ただ最後の有馬記念で、灰色の馬にに向かって「オグリ~」と叫ぶ大勢の人達を見て、競馬ファンというのは「おかしな人達だ」と思ったことは記憶にあります。それから20年経った今になって、そういう「おかしな人達」の仲間入りをしてしまいました。(^^;)
今、この馬の急死のニュースを聞いても、残念という気持ちくらいしか湧いてきません。それは過去の競争馬の1頭に纏わる出来事であって、その時間を自分がファンとして共有していなかったからだと思います。本当のところオグリキャップの凄さというのは、同時代の競馬ファンでないと判らないのかもしれません。これから当時を知る関係者がこの馬について語る機会が多くなると思います。「オグリキャップ」とはどんな馬だったのか、騎手、調教師、その他様々な人の視点で語られるこの馬の凄さを、にわか競馬ファン(私)も共有できたらと思います。