レーヴディソールが引退しました。
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レーヴディソール引退、繁殖入り
2010年阪神JFを制したレーヴディソール(牝4、松田博)が2月29日、登録を抹消した。今後は繁殖馬となる予定だが、繋養先は未定。同馬はデビュー4連勝で桜花賞を目指した昨年3月末にトウ骨遠位端骨折を発症。同年エリザベス女王杯で復帰したが、今年になって右前膝部の剥離骨折を発症し休養していた。10年デイリー杯2歳S(G2)、阪神JF(G1)、11年チューリップ賞(G3)などJRA通算成績6戦4勝。総収得賞金1億5493万3000円。
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2歳時には圧倒的なパフォーマンスを披露して、牝馬三冠の可能性もあったレーヴディソールですが、結局桜花賞の直前の骨折から不運に泣かされ、引退することになりました。デビュー時の強さを見た時には、間違いなくブエナビスタの後継牝馬になるのではないかと思っていました。それくらいのインパクトがありましたが、その後は周りが考えるように、順調にはいかなかったようです。度重なる骨折もその心肺機能の強さ故に、脚に負担が掛っていたとも考えられます。いくら能力があっても、レースに出走できないと競争馬としての価値が認められないのが、この世界の厳しさです。セレモニーもなく早過ぎる引退は残念ですが、今後は繁殖牝馬として良い子供を作って欲しいです。