キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

田中将大投手と小林可夢偉選手の動向

2014年01月24日 | Baseball

楽天の田中投手がヤンキースと年棒20億以上の7年契約を勝ち取りました。同じ時期にF1ドライバーの小林可夢偉選手は、昨年最下位のチームにお金を持ち込み、年棒0つまり無報酬でF1ドライバーに復帰しました。
田中投手は日本では華々しい活躍をしましたが、大リーグで全く実績が無く、彼がアメリカの野球に適応できるかどうかは全く未知数。小林選手は、一昨年ザウバーチームで表彰台に乗り、中堅ドライバーとしての実績も人気もあります。なのに、無報酬でも最下位のチームしか契約してもらえない。
この2つのニュースを聞いて、プロスポーツの報酬というものを考えさせられた。田中投手の報酬は明らかに期待値であり、これまでの実績に対しての報酬ではない。彼に対するヤンキースの期待の大きさがこのような巨額の年棒になったのだと思います。一方、小林の場合、報酬は無いのだから、現時点で彼はプロスポーツ選手ではなく、アマチュア選手と考えたほうが良いのかもしれない。彼はF1に乗ることができる唯一の「アマチュア選手」であり、多くのプロドライバーの目標である選ばれた22人のF1ドライバーの中に入っているということで、逆に言えば、大変恵まれたドライバーとも言えます。
恵まれた環境でプレーする田中投手には「幸運」を祈りたいし、無報酬で頑張る小林選手には「エール」を贈りたいと思います。


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