昨晩は、ドバイWCディの中継を見てました。日本馬出走レースの結果は、以下の通り。
●ドバイゴールドカップ(G2)11頭
8着 ネオブラックダイヤ
3番手追走でしたが、直線ではズルズルと後退して8着でした。高齢馬には、ちょっと厳しいレースだったかも。
●UAEダービー(G2)7頭
1着 ラニ
3着 ユウチェンジ
5着 オンザロックス
自分のPOG馬ラニが頑張ってくれました。海外重賞制覇です。3着のユウチェンジも強かったけれど、結果はスタミナの違いかもしれません。ただ出走7頭というのが(しかも日本馬3頭)、ちょっと気になります。レベルはどうなのだろう。でも良い馬なので、米国遠征にも期待したいです。そして来年はドバイWCへ挑戦して欲しい。
●アルクオーツスプリント(G1) 13頭
12着 ベルカント
これはスタートから厳しかったかもしれません。見せ場なく終わりました。
●ドバイターフ(G1) 15頭
1着 リアルスティール
今回の日本馬のハイライトは、この馬でした。追走も余裕があって強い勝ち方で、安心して見ることができました。日本ではなかなか結果が出ていませんでしたが、鞍上のムーア騎手も素晴らしいと言わせるほどのパフォーマンスを発揮してくれました。能力はお墨付きということで、今後が楽しみです。
●ドバイシーマクラシック(G1) 9頭
2着ドゥラメンテ
3着ラストインパクト
5着ワンアンドオンリー
ドゥラメンテは、レース直前の落鉄が響いたのか、最終コーナーからの得意の瞬発力を見せることができず、勝ち馬を追走したままのゴールでした。とりあえず落鉄でも2着に入って、強さを示すことはできたと思います。今後も海外遠征のチャンスはあるので、頑張って欲しい。ラストインパクトも、最後は良い脚を使ってました。モレイラ騎手も強いと認めているので、こちらも期待できそうです。ワンアンドオンリーも収穫のあるレースでした。復調の気配を感じますので今後のレースに注目したいと思います。
●ドバイワールドカップ(G1) 12頭
9着ホッコータルマエ
3回目の挑戦は、予想以上の大敗でした。正直なところ、ドバイのダートは日本馬向きではない気がしました。参戦したアメリカのダート馬は、スタートから激しく先手争いをして、ペースも早く、日本のG1 10勝馬でも全く太刀打ちできないということは、今後、日本からの挑戦は難しい気もします。仮に芝馬で参戦しても、砂を被って戦意喪失ということもあるし、簡単ではないでしょう。それにしても、勝ったカリフォルニアクロームは異次元の強さでした。
今回のドバイWCデーは、日本馬の活躍も目立ちましたが、世界の馬の強さも認識させられました。