先月、会社で知り合いだった男性が台湾で潜水事故で亡くなった。
決して親しい間柄ではなく、会ったら挨拶する程度の方だったが、死亡したというニュースを聞いて大変ショックだった。彼の冥福を祈りたいと思う。
このニュースを聞いて、いろいろ考えることがあった。元気だった人が、突然この世から去ってしまうと、残された人には彼の考え方、生き方を知る術がない。今は終活と言って、高齢の方は残された家族に宛てて意思を伝えるのがブームになっている。高齢者でそのような準備をする時間があれば、残された家族も安心だが、家族がある若年中年の突然死ほど難しいものは無いと思う。自分も40代に三度、大腸からの大量下血で入院した。その時考えたのは、もしもの時にどうやって家族に自分の生き方や考え方を伝えるかということだ。毎日のようにブログを書いているのは、ライフログの意味合いもある。自分の行動や思い、考え方を盛り込んで、家族へのメッセージとしているつもりだ。ただ一度しか無い人生なのだから、何か自分なりのものを残したい。
競馬の事や下らない話題でも何でもいい、思ったこと考えたことを残すことは、重要ではないか。死亡事故の話を聞いて、ますますそう思うようになった。