キマグレ競馬・備忘録

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韓国次世代戦闘機の話題

2021年04月09日 | Current news
久し振りに時事ネタです。戦闘機の話題。
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韓国の次世代戦闘機、試作公開 インドネシアの滞納懸念 (朝日新聞デジタル)
韓国が開発する次世代戦闘機「KF21」の試作機が9日、初公開された。
韓国国防産業の威信をかけた初の準国産戦闘機は2026年の完成を予定する。
ただ、共同開発国であるインドネシアの分担金拠出が滞り、開発や生産の遅れが
不安視される。(中略)
韓国防衛事業庁の説明資料などによると、KF21は「第3世代」と呼ばれる戦闘機のF4や
F5の後継として、KAIを主体に韓国の700社以上が参加して10年前に本格的な開発に着手。
現在の韓国空軍の主力機である「第4世代」のF16戦闘機より性能に優れ、「第5世代」の
最新鋭ステルス機F35より安価に調達できる「第4・5世代」の戦闘機としている。
レーダーや電子戦装備をはじめ、65%以上の国産化率を達成したという。
今後は試作機の試験飛行を重ねて改良し、5年後の完成を目指す。韓国空軍には32年までに
120機を配備する予定だ。第三国への輸出による商機も見いだせると韓国政府は期待を
かける。(後略)
写真はこちら
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韓国の次世代国産戦闘機がお披露目されました。
写真を見ましたが、アメリカのF-22にF-35のコクピットを付けたような、何となく
見慣れた形状の戦闘機です。しかし、どんな形であれ、自国開発で4.5世代の戦闘機を
作り上げることができれば、大いに評価されます。
これから試験飛行ということで、量産型は多少形状が変わったりするかもしれません。
実際の飛行性能がどの程度なのか気になるところですが、おそらく本当の性能は開示
しないでしょう。韓国の周辺は仮想敵国ばかりですから、、。
因みに一昨日、自衛隊のF-15戦闘機の近代化改修が保留になっているというニュースが
流れました。アメリカから提示された改修費が高騰し、予算オーバーなのだそうです。
古い第三世代の戦闘機の改修さえもひと悶着している状況ですが、おそらく代案が
無いのでアメリカの言い値で改修することになるでしょう。
また、日本が計画している国産戦闘機も三菱重工が母体となって開発するようですが、
この会社は、10年以上前から開発している小型旅客機でさえ悪戦苦闘し、開発が保留と
なっている状況です。本当にこの会社の技術力で、この韓国の戦闘機を凌駕できる
国産戦闘機が作れるのか、甚だ疑問があります。
10年後に頭を下げて韓国の戦闘機を購入なんてことにならなければ良いのですが、、。

追記:このニュース記事の掲示板のコメントを見ていたら、日本の軍事マニア達の
の書き込みがあり「あれはハリボテだ」とか「本当に飛ぶのか」「韓国には技術が無い」
等というコメントが多数記載されていました。(9割くらいがこの意見)
彼等の気持ちは判りますが、いくら掲示板で吠えても空しい。韓国に先を越されたこと
への負け惜しみのような感じがしてきて、読んでいて悲しくなってきました。
実際、日本の次世代戦闘機は計画だけで影も形も無いので、今まで何をやっていたのか
という腹立たしさもあるのかもしれません。
しかし、日本は徴兵制も無い平和な国です。大国に囲まれた韓国は徴兵制もあり、
国の防衛は日本よりもシリアスな問題です。この戦闘機もとりあえず形にして公開
しましたが、当然これからアップグレードしていくだろうし、もしかするとこの試作機
裏に奥の手があるかもしれません。軍事力というのは、相手に手の内を明かさない事が
鉄則です。軍事ど素人の自分でも、それくらいの事は想像できるのだから、マニアの方達
感情的にならず、よく考えて冷静な書き込みをしてもらいたいです。

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