キマグレ競馬・備忘録

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PGAツアー マスターズ 松山選手優勝!!

2021年04月12日 | Sports
 ついにこの日がやってきました。松山選手がメジャー制覇です。
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松山英樹、アジア人初のマスターズ制覇 悲願のメジャータイトル獲得
海外男子メジャーのマスターズは11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC
(7475ヤード・パー72)で最終ラウンドが行われ、松山英樹が通算10アンダーで悲願のメジャー初制覇を果たした。(中略)
この優勝で松山は、マスターズ覇者に贈られるグリーンジャケットに袖を通す初の
アジア人選手に。また、樋口久子(1977年/全米女子プロゴルフ選手権)、」井戸木鴻樹(2013年/全米プロシニアゴルフ選手権)、渋野日向子(2019年/AIG全英女子オープン)に次ぐ、海外メジャー大会を制した4人目の日本人選手となった。さらにマスターズ前週に開催されたオーガスタ・ナショナル女子アマで梶谷翼が優勝と、2週連続で日本人選手がゴルフの聖地で頂点に立った。
通算9アンダー単独2位にウィル・ザラトリス(米)、通算7アンダー3位タイに
ジョーダン・スピース(米)、ザンダー・シャウフェレ(米)が入った。
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今朝は久し振りに感動しました。こんなに感動したのは、昨年の佐藤琢磨選手の2度目のインディ500制覇以来です。
この試合、前半はマズマズのプレーでしたが、後半の15番ホールの池ポチャあたりから優勝を意識したのか、ドタバタしたプレーになってしまい、最終ホールもボギーで1打差の何となくスッキリしない勝ち方でした。(本人も、苦笑いしていましたが)それでも、勝ちは勝ちです。
どちらかと言えば、この日はライバル達の失速に助けられたような気もします。一緒に廻っていたシャウフェレ選手も2打差に詰めた勝負所で、池ポチャのトリプルボギーを叩いてしまい、万事休す。他の選手もスコアが伸びなかったのが幸いしました。最後のパットを沈めた勝利の瞬間、テレビの解説者も泣き声になって声が出ません(笑)。ゴルフ界にとっては、それほどの重みがある優勝だったと思います。素晴らしかった。
ただひとつ気になったのは、優勝後のスピーチ。日本と自分のファンに対してわずか1分間程度のそっけないスピーチで、大会関係者への感謝の気持ちを伝えずにサッサと終わらせようとしてしまい、通訳者から指摘されて慌ててコメントしてました。英語で話せないのは仕方ないとしても、アメリカで10年間もプレーしているのだから、口下手でももう少し気の利いたスピーチをして欲しかったです。まあそれが松山選手のスタイルなのかもしれませんが。
また、今シーズンの彼のプレーを見ていると、安定感が無くて心配していましたが、本番では上手くプレーが噛み合って優勝を果たしました。ゴルフは、実力があっても、自分の不得意なコース、気象条件が合わないと予選を通るのも難しい。実際、昨年の覇者ジャスティン・ジョンソン選手は予選落ちでした。逆に、今年はあまり風も無くコースの状態も松山選手に向いた環境だったと思います。それも勝利の要因でした。
彼は未だ29歳なので、あと20年くらいはやれそうです。この優勝で、毎年マスターズへの参加が認められることになりました。この先、毎年マスターズで彼の姿を見られるのが大変楽しみです。どんな環境でも勝てる選手になって、今後は四大メジャー制覇を目標に頑張ってもらいたいと思います。

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