ネットの記事を見ていたら、日本の企業給与についてこんな記事がありました。
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ひろゆき氏 日本の企業給与が上がらない理由「無能をクビにできない」byデイリースポーツ
実業家のひろゆき氏が11日、ツイッターに新規投稿。日本の企業で給与が上がらない理由を解説した。ひろゆき氏は「日本の法では無能をクビに出来ないので、優秀な若者の給料を低くして無能を温存します。無能が多数派なので、優秀な若手は無意味な慣習を押し付けられ潰されたりします。結果、大企業は利益率が低いので、給与も上がらず。庶民はお金がないので、安い商品ばかり売れます」と短い言葉で説明した。(後略)
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ひろゆき氏と言う人がどういう人なのかよく知りませんが、2ちゃんねるというサイトを運営していた事は知っています。ネットの世界では、かなりの有名人らしい。
実業家のひろゆき氏が11日、ツイッターに新規投稿。日本の企業で給与が上がらない理由を解説した。ひろゆき氏は「日本の法では無能をクビに出来ないので、優秀な若者の給料を低くして無能を温存します。無能が多数派なので、優秀な若手は無意味な慣習を押し付けられ潰されたりします。結果、大企業は利益率が低いので、給与も上がらず。庶民はお金がないので、安い商品ばかり売れます」と短い言葉で説明した。(後略)
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ひろゆき氏と言う人がどういう人なのかよく知りませんが、2ちゃんねるというサイトを運営していた事は知っています。ネットの世界では、かなりの有名人らしい。
それはともかく、この人が言う「日本の法では大多数の無能の人をクビにできないのが、給与が上がらない原因」というのは、ちょっと乱暴な意見のように思います。おそらくこの人は企業で働いた経験が無いから、こんな事が言えるのだと思います。個人事業者と違って、企業では独りで全ての業務をこなすのは難しいので、有能無能に関わらず社員が必要です。無能だからと言ってどんどんクビにしていたら、有能な社員の負担が増え、仕事が廻らなくなって「無能」に転落してしまいかねません。若い有能な人材であっても、配置転換等で仕事が合わないと「無能」に転落することもあります。(有能なのに、仕事が変わると辞める若手がいる)
彼の言う「社員の有能無能」と「利益率」は全く関係ない。利益率が上がらないのは、「無能な」社員の能力を上手く使えない「有能な」経営者の方に問題がありそうです。
この記事を読む限り、有能な方の意見とは思えないのですが、彼は自分の事をどう思っているのだろう。
この記事を読んで、そんな感想を持ちました。