桃澤神社下社本宮(ももざわじんじゃしもしゃほんぐう)。祭神:建御名方命。
場所:沼津市青野(おおの)504。県道22号線(三島富士線)沿い、「スルガ銀行青野支店」の約200m東にある「渡辺商店」という会社の角から北に約200m入る。曲がりくねった狭い道の先にあって、なかなか説明しにくい場所。駐車場なし。
式内社「桃澤神社」の論社。惣国風土記に、霊亀2年(716年)に建御名方命を祀り、中古より地元では愛鷹明神と称したとあり、愛鷹明神=桃澤神社という伝承から、式内社の論社となったらしい。愛鷹山(1188m)の山腹に中社、山頂に上社(奥宮)があり、明らかに愛鷹山を神聖視し、その登山を修行とした修験に関係するものと思われる。また、建久5年(1194年)に源頼朝が青毛馬99頭を奉納し、その後繁殖して牧場となったといい(静岡県神社志(昭和16年6月)による)、武家・農民の信仰を集めたようである。
「式内社調査報告(第9巻)」(昭和63年1月)によれば、当神社が式内社「桃澤神社」を称するようになったのは江戸末期とされ、「桃澤」という名に縁がないこともあって、当神社が式内社「桃澤神社」であることは否定されている。
「神社マッペ」(沼津市青野 桃澤神社):http://ruins.niyas.net/sizuoka-numazu/ono-momozawa.html
写真1:北端に「桃澤神社」の社号標。
写真2:社殿は、この鳥居の先。
写真3:社殿正面(平成2年再建)
場所:沼津市青野(おおの)504。県道22号線(三島富士線)沿い、「スルガ銀行青野支店」の約200m東にある「渡辺商店」という会社の角から北に約200m入る。曲がりくねった狭い道の先にあって、なかなか説明しにくい場所。駐車場なし。
式内社「桃澤神社」の論社。惣国風土記に、霊亀2年(716年)に建御名方命を祀り、中古より地元では愛鷹明神と称したとあり、愛鷹明神=桃澤神社という伝承から、式内社の論社となったらしい。愛鷹山(1188m)の山腹に中社、山頂に上社(奥宮)があり、明らかに愛鷹山を神聖視し、その登山を修行とした修験に関係するものと思われる。また、建久5年(1194年)に源頼朝が青毛馬99頭を奉納し、その後繁殖して牧場となったといい(静岡県神社志(昭和16年6月)による)、武家・農民の信仰を集めたようである。
「式内社調査報告(第9巻)」(昭和63年1月)によれば、当神社が式内社「桃澤神社」を称するようになったのは江戸末期とされ、「桃澤」という名に縁がないこともあって、当神社が式内社「桃澤神社」であることは否定されている。
「神社マッペ」(沼津市青野 桃澤神社):http://ruins.niyas.net/sizuoka-numazu/ono-momozawa.html
写真1:北端に「桃澤神社」の社号標。
写真2:社殿は、この鳥居の先。
写真3:社殿正面(平成2年再建)