要石神社(かなめいしじんじゃ)。
場所:静岡県沼津市一本松。JR東海道本線「原」駅の西、約1.8km。県道380号線(富士清水線)沿いの松林の中。駐車場なし。
「要石」は、地中に居て地震を起こす鯰(ナマズ)の頭上に載せて、地震を抑える石のことである。常陸国一宮「鹿島神宮」・下総国一宮「香取神宮」境内にある「要石」が有名だが、怖いもの「地震、雷、火事、オヤジ」(因みに、オヤジは親父ではなく、大山風(おおやまじ)。台風のことらしい。)の筆頭に上げられているように、地震はどこでも最も恐ろしいものだったらしく、各地に「要石」がある。このブログでも、静岡市清水区西久保の「鹿島神社」境内にあることを紹介した(2011年7月12日記事参照)。
さて、こちらの「要石神社」の「要石」も、地上に出ている部分はわずかであるが、実は巨大な岩で、当神社の北、3町(約327m)を隔てた大橋家の井戸付近までつながっており、この巨岩が地中の大鯰の頭を抑えているという。当神社は、当地・一本松新田の開拓者である大橋家の二代目・大橋五郎左衛門が寛永年間(1624~1645年)に創建し、現在の社祠は天保14年(1843年)に再建されたものという。祭神は天津彦火瓊々杵尊(アマツヒコホノニニギノミコト)。天照大神の孫で、一般には農業の神とされる。言い伝えによれば、この「要石」より北側には津波は来ないといわれ、安政の大地震のときも当地の被害は軽微であったという。また、耳の悪い者は、当神社に祈願して穴の開いた石を供えると必ず治るともいわれている。こちらの由来はよくわからない。
沼津市のHPから(要石神社)
写真1:「要石神社」鳥居
写真2:玉垣の中に小さな石祠がある。
写真3:石祠。周りに穴の開いた石がいくつか置かれている。
写真4:「要石」?
場所:静岡県沼津市一本松。JR東海道本線「原」駅の西、約1.8km。県道380号線(富士清水線)沿いの松林の中。駐車場なし。
「要石」は、地中に居て地震を起こす鯰(ナマズ)の頭上に載せて、地震を抑える石のことである。常陸国一宮「鹿島神宮」・下総国一宮「香取神宮」境内にある「要石」が有名だが、怖いもの「地震、雷、火事、オヤジ」(因みに、オヤジは親父ではなく、大山風(おおやまじ)。台風のことらしい。)の筆頭に上げられているように、地震はどこでも最も恐ろしいものだったらしく、各地に「要石」がある。このブログでも、静岡市清水区西久保の「鹿島神社」境内にあることを紹介した(2011年7月12日記事参照)。
さて、こちらの「要石神社」の「要石」も、地上に出ている部分はわずかであるが、実は巨大な岩で、当神社の北、3町(約327m)を隔てた大橋家の井戸付近までつながっており、この巨岩が地中の大鯰の頭を抑えているという。当神社は、当地・一本松新田の開拓者である大橋家の二代目・大橋五郎左衛門が寛永年間(1624~1645年)に創建し、現在の社祠は天保14年(1843年)に再建されたものという。祭神は天津彦火瓊々杵尊(アマツヒコホノニニギノミコト)。天照大神の孫で、一般には農業の神とされる。言い伝えによれば、この「要石」より北側には津波は来ないといわれ、安政の大地震のときも当地の被害は軽微であったという。また、耳の悪い者は、当神社に祈願して穴の開いた石を供えると必ず治るともいわれている。こちらの由来はよくわからない。
沼津市のHPから(要石神社)
写真1:「要石神社」鳥居
写真2:玉垣の中に小さな石祠がある。
写真3:石祠。周りに穴の開いた石がいくつか置かれている。
写真4:「要石」?