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書きあぐねてるの?
何か書いたらええねん
スペースあんねんから
それからの話ですわ
異世界への道が見えない?
誰でもそうやで
ドラゴン呼んだらええねん
みんなドラゴン好きやねんから
呼んで泳がせたらええねん
「ドラゴン泳がす内に道が見えてきます」
そういうもんですわ
0から始めるのは大変や
でも書き始めたらあとは続けるだけや
コツコツコツコツ書いてったらええねん
で
どうも違うな思うたら消したらええねん
また1から書いてったらええやん
「小説は何度でもやり直せるよ」
ドラゴン呼んでドラゴン消して
呼んで消して呼んで消して
出したり消したり
「小説は魔法なんや」
で
ドラゴンと長くつきあっていく間に
異世界とのパイプができてきます
身近な人よりも親密になってくる
けんかしたり仲直りしたり
ドラゴンなんかもう知らん!
顔も見たくない!
言うようになってくるんや
そうなったら別れ時ですな
一旦みんな消して0にしたらええ
もうドラゴンなんか嫌や
異世界行きたくない
そうなってきた時は
我に返ってみることですわ
1から私小説でも書いたらええ
「私小説いうのはわかりやすく言うと日記です」
身の回りのことを書いていったらよろしい
暑いとか寒いとか
眠いとか腹減ったとか
どこぞ行きましたとか家帰りましたとか
何でもええやん
スペースあんねんからな
で
やっぱり何か合わんな
人生退屈やなーってなってきたらね
「そこでドラゴンの出番ですわ」
一度離れて逆に強くなってる
ドラゴンもあんたも強なってんねん
絆がぎゅっとなってますから
ドラゴンはまた生まれ変わり
あんたも生まれ変わっとる
スペース使ってきた分だけな
「小説家の人生は何回でもあんねん」
何回でも何回でも
ほんまに何回でもあんねん
何回でもですわ
だからやめられへんのよ
書き出したら終わりがない
わるくないでしょ?
思いがあるなら書いたらええ
書き出しの先はどうなることか
誰にもわからへん
何も悲観することはないっちゅうことやな
未来ちゅうのはようわからんもんです
「わからん分だけ占い師がおんねん」
ほらそこにおるやろ
占ったところでわからへん
わからん分おるわけやから
なんぼうでもおるけども
結局わからへんねんな
ドラゴンと一緒やな
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