眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

虚脱のはじまり

2019-08-14 06:38:00 | 【創作note】
何から手をつけようと考える内に
何もできなくなってしまった

ずっと書いてきた
毎日毎日書き続けてきた
それはみんな思い過ごしだった

「たくさんたくさん歩いた」

そう言っているのは
窓の縁をさまよっている昆虫だ
カーテンレールに少し触れただけ
やっぱりどこにも行っていない

僕は何も書いてはいなかったんだ

さあpomeraを閉じて
アイスクリームを食べよう

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