画像は、羽生名人と渡辺竜王の対局開始の礼の姿。
羽生名人の礼は、有名で深く長く頭(こうべ)を垂れています。
勿論、渡辺竜王も羽生名人と同じ深さですね。
羽生名人の将棋の手は教えられませんが、羽生名人の将棋に対する「礼」の姿は、伝えられそうな気がします。
先ずは、私達普及指導員が、子ども達にお手本を見せなければと思う次第です。
気が付いたら即実行。
明日から始める事にしよう。
いきなり上の図。
△7九馬が怖いので、▲6八銀として馬さん、さようなら・・・・
ボチボチ▲9一竜と香車ゲットして温泉旅行と考えそうな局面。
でも、この子は違う手が見えたらしく。
スパッと▲4一飛!!!と打つ。
相手はR値1850の強者、さぞ驚いた事でしょうね。
しっかり読みを入れれば良い手なのか、悪い手なのか判断も出来るでしょうが、動揺したのか、その後数手で投了となった。
まるで、打率は低いがホームランが多い野球選手か、はたまた、どこからシュートが飛んで来るか判らないサッカーチームか、まさに終盤の魔術師。
この子と戦う時は、アナグマに潜る齢(弱い)50の私の心理も判って下さい。(笑)
谷川九段も米長永世棋聖も若かりし頃は、序盤が下手だった。
親の欲目で、もう少し研究しろなんて言っては駄目なのかもしれない。
将棋の神様との会話の中で、いつの日にか自分で腑に落としながら進むのが良いでしょう。
好きが一番、自分の思うまま、このままで行きましょう。