先崎八段の奥様は、囲碁の穂坂繭さん。
先崎先生も、囲碁が趣味でアマ四段の免許皆伝の実力者だが、奥様と真剣勝負で碁を打つと六子(将棋で言えば2枚落ち)の手合いで、勝てないと「浮いたり沈んだり」のエッセーで書かれていました。
そして、この手合いをクリアしたいと思えば、難解な詰碁を毎日解く練習を積重ねるしか無いと書き進められ、そして、そこまでは自らはしない(本業の将棋に影響するから)とも書かれていました。
面白かったのは、世の中には営業トークと言うものがありの件で、「一週間で禁じられた遊びが弾けるギター入門」みないなもので、その世界に興味を抱いて頂くお誘いであり、そんなに簡単には弾けないものであることは、その手の本を買った人なら誰でも一度は、経験者かなと思います。
昨年の小学校名人戦予選・倉敷予選を観ていて、1年後~3年後までを想定して、もしうちの子が代表になりたいのならと、いろいろ考えて(天童と倉敷で温泉旅行で遊んでいたので遅くなりましたが・・・笑 )お勉強方法を考えてみた。
1.先崎先生の言われる難しい詰将棋は、将棋タウンの実戦の詰の13手~17手。
2.プロの先生の棋譜並べ。
3.激指導入での定跡・自分の棋譜解析・指定局面からの対局。
4.倶楽部24でのネット対局。
そして、土曜の夜の教室で、これらの学習過程の確認と修正を行えば、代表に王手が掛かるかもしれないと、やってみた。
やるか、やらないかは本人次第で、この営みは将棋の神様との会話だから、強制しても意味が無いことなのだから。
逆に、もし真剣に上記の学習方法を真面目に行った結果、将棋燃え尽き症候群になり、ある時期から、もう将棋から縁が無くなってしまう事になったら、何をしてるのか判らなくなってしまう。
将棋の神様との会話は、その子その子で中身が違うらしい事が、最近見えて来ました。
それはそうと、自分で描いた学習方法なので自分自身を実験台にして試している内、また将棋が面白くなって来た。(笑)
文化活動なのだから、やはり自分自身が楽しくないと伝わらない営みなのかもしれない。
少し休んでから、今年の自分自身のテーマを試してみよう。