同胞(はらから)

将棋に関するあれこれ
糖質制限ダイエット備忘録
B級グルメ探訪記

お勉強の方法Ⅱ

2011-02-04 05:02:10 | 雑記
終盤って難しい。
プロの先生との指導対局でも、必勝の終盤から、あれよあれよと思う内に逆転してしまうのは、指導を受けた人なら誰でも一度は経験あると思います。

普段、私達は終盤が怖ろしいほど強い人と戦って無いので、こんな経験は当然と言えば当然なのかもしれない。

終盤が苦手な人に限って、詰将棋が苦手である。(笑)
人って苦手な事を、長時間続けるのは苦痛であり苦痛と感じるから強くなれると判っていても、ついつい後回しになってしまう。

なので、実戦感覚で楽しめる、将棋タウンの実戦の詰将棋で13手~17手ものを、コツコツ始めてから2年の月日が流れた。

これはこれで良いのだが、終盤の始まり頃から、寄っている王様まで持って行く練習をどうしたら良いのかと前々から考えていて、ここでHageyubi先生(激指)が、またまた登場する。



図は、順位戦より後手の投了図。
早い投了の様に見えますが、プロ的に見れば大差なのでしょうね。

さて、ここから激指6段+を相手に、先手を持って戦ってみた。
局面をセットした際に、検討モードで後手の最強の手からの読み筋を見て寄せのイメージを浮かべてからの、お稽古を始める。



Hageyubi先生は、不利を判定すると徹底的に粘って来る。
しかも反撃を、しながら粘るのである。
60手後が上の図で必至が掛かりました。

Hageyubi先生は、悪手を指さないとして、自分の30手が価値のある手を続ければ、投了図から指してるのだから勝てるが、勝つことも大切だが、指した手を再び検討モードで解析してみる。

こういう、お稽古を根気良く続けられれば、苦手の終盤も少しは強くなるかもしれないです。

一所懸命、毎日努力しているのに伸び悩んでいる子は、今までの努力は内部に蓄積されているので貯金になっているはず、お稽古の方法を少し変えてみれば、今まで努力して来た事が、結果を出し始めるかもしれません。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする