なお、米長によればこの戦法はプロ棋士にとっても難解・複雑な戦法であり、(アマチュア)初段以下には勧められないものである。勝つ時は苦労し、負ける時はひどいもの。どのような変化になってもやはり玉は振り飛車側が固く、これを指しこなせたら立派な有段者、といったものであると言う。
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鷺宮定跡の話であるが、「立派な有段者」の響きが良いですね。
実は、少し前にイツキ君とバーサス始めたら▲7八銀の待機作戦で待ち受けられた。 いつどこで、このタイミングで待つ感覚を身に着けたのだろうかと関心しながら、鷺宮以外で行ったら不利になってしまった。
つい先日も、K西先生と良い勝負していて、その成長ぶりを唸らせていた。
てなわけで、4六銀戦法の前に登板させてみたが、3月は4六銀戦法を行い相手のフォーメーションを見て4五歩・棒銀を含め対応できれば三段への道も見えて来るのだろうか。
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そのイツキ君は、矢倉戦法に御執心の模様。
前回の対戦で、こんな形になったというか、先手側から言えばなってしまったなのだろうか。
ここからコントロールを失って大差になったが、▲5五歩~▲4五歩~▲3五歩(場合によれば▲1五歩まで)と歩を突き捨て歩の居た升目に銀が移動出来れば、攻撃陣形が出来る理屈が判れば、次回からは同じ轍は踏まないでしょう。
感覚の振り飛車・理論の居飛車の二足の草鞋の旅も楽しそう。
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草鞋(わらじ)で思い出したが、飛騨市河合町にある「ゆうわーくはうす」のわらじとんかつ
美味しゅうございます。