庭に植えてある山吹に実がつきました。
今週の詰将棋ロータリーは伊藤果七段の作品でしたが、比較的易しく基本パターンの手筋で解けてしまった。
やはり、神の谷に住む御仁からの解くヒントが効いている感じで、駒の配置・持ち駒の意味・最終画のイメージの、3点セットで視ていると自然に手筋が見えて来れば、濡れ煎餅か時々はこんな事も起きている。
角交換振り飛車は、振り飛車側が角道をクローズさせない選択権があり指す以上は、それなりの研究をしている。
居飛車屋さんは、クローズド振り飛車への定跡は詳しく知って居ても、角交換振り飛車への対応は慣れていない事もあり、そこそこ大変なのが現状だろうか。(うちの教室でのローカルな話です。)
上の図は、先手:佐藤(天)七段VS後手:藤井九段のB1順位戦より。
ここから先手が仕掛ける。
▲2四歩△同歩▲1五歩△同歩▲3五歩△同歩▲1五香。
後手銀冠に囲う一手前の、離れ駒がある段階で決断し仕掛けた。
2四歩からの手筋は、矢倉や腰掛銀で出て来る基本手筋の応用編です。
数手進んで上の局面、いよいよ振り飛車側の反撃が始まり激戦になって行った。
最初に捨てた香車は回収できそうだし、銀冠一歩手前の不安定な王様と2二の桝目に追いやられた銀が働かな現状と、先手の4枚の総矢倉と比べると素人目では先手が指し易い感じだが、実際は僅差なのの互角がhageyubi先生の形成判断だった。