「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

観音崎公園へ行こう(2) 砲台跡を見たあと、アクアマーレでランチ

2024-11-22 00:00:19 | あちこち見て歩く
  • 観音崎灯台を出て先へ進む。


地層の面白さを楽しめる道が多い。

でました、これが砲台のひとつだ。

画像の左手が海だ。海上に侵入して来た敵軍から見て大砲の正確な場所がわからないように、こういう地形のところに砲台は造られる。


ここから左手の東京湾に入って来た敵軍めがけて大砲をぶっ放す。しかしこの場所は左手の藪より低い。大砲を撃つ人からは東京湾は見えず、味方のまた別の人の指示により大砲の方角や角度を定めたのでしょう。

実際に使われることはなかったようだ。ペリーが来た時にすでにあれば良かったのにね。

埋め潰されているね。


下の画像の中央やや左、キレイに整形された白い石のところに大砲の砲身があったはずだ。


2砲あって、途中に小高いところが残ったので、そこはトンネル(↓)でつないである。


ここ(↓)。ここが大砲の設置されたところ。


砲台ってどこもこういう弾薬庫があるね。


それぞれ小さな四角い穴が開けれらている。そこに扉が取り付けられてあったのかな?


これに(↓)よると、砲台は2つあったと説明されている。


当時は壮観だったろうね。

見てみたいものだ。


大きな砲台だ。

これくらい場所に余裕がないといけなかったのだろうね。


トンネルをぬける。


つぎはぎだらけだね。


上からレンガが落ちて来そうで怖い。


ここ(↓)も埋められたところだ。


不思議なムードの場所だなぁ・・・。

明治から昭和の途中まではここを陸軍兵士がウロウロしていたわけで、ちょっと映画のセットみたいだ。


ここもまた別の砲台だ。

整然と積まれた石。当時これを作った人は誇らしかっただろうね。


こちらにも弾薬庫が。


ここは大きいね!


砲台って広いスペースが必要だ。

上の画像で正面奥が東京湾で、大砲を撃つことを担当する人からは目指す方向である東京湾はやはり見えない。

大砲はいつも敵方からは見えないところに置かれるのね。今ならGoogleの衛星画像で事前に全部バレバレになって、ドローンで射手も攻撃されそう。

浦賀方面に向かって撃て!


下の画像では、右の下にずいぶん下がったところに大砲が設置され。左手には海がある。


上は見晴台になっている。


いい場所だよね。

これ、何だったんでしょう。


ではこの砲台の横を抜けて行きましょう。

そろそろお腹がすいて来たな。


下の画像で右手が砲台、左手が海ね。砲台は低い。何度も言わなくていい(笑)。


面白いところでしょ。

みなさんも横須賀市の観音崎へお越しくださいね。


近現代史のお勉強もできちゃいますよ。

本当に面白い場所だった。


トンネルを抜けて帰りましょう。


観音崎公園の良いところは、そこら中に地図があり標識が出ていること。


これじゃ道に迷いようがない。

しかもあちこちに立派なトイレがある。

標高が57.8mもあれば問題なし。15mもあれば津波は来ないはずだから。


アンモナイトが採れるらしい。砂地にアンモナイト、いいデザインだね。


この地層のズレがたまりません。


地層の解説はこれを観てね。


広場に来た。

ドガティ君は遊ぶ気満々。


しばらく遊んであげる。


うれしそう。

こちらはスダジイの実だ。


細長いね。

スダジイの実は食べられるらしい。

うまく剪定されてかわいらしいスダジイ。


三浦半島はスダジイだらけ。

鎌倉にも多い。

このトイレの前にはご丁寧にワンコをつなぐ場所がある。


あちこちに歴史的建造物の址がある公園。


素晴らしいね。

ここも陸軍の門だったのでしょう。


扉が据え付けてあったらしい痕跡がある。


あ、またもや砲台だ。


24加砲(カノン(cannon = 英語で大砲を指す)の加に砲を付けてキャノン砲の意味で、口径は24cm)が4 + 12加砲が2で合計6つの砲台があったらしい。


想像するとワクワクしちゃうよね。


ドガティ君も観察中。


「ここは何なのですか?」

近代戦争遺跡ですねえ。行ったことない人は、ぜひ行って見てみてくださいね。


こんな道(↓)も掘ってあって、ここを走っていた兵士もいるんでしょうね。


すごいものをいっぱい見てしまった。


ゆっくり下がってくると、そこは横須賀美術館です。


海を見下ろす美術館。

ここにも立派なトイレがある。


美術館に併設されているアクアマーレというレストラン。


アクアは水、マーレは海だよね。

海水ってこと? 

美術館とは無関係に誰でも利用できるレストランだ。

レストランの前はこんな広場。


あれは有名な猿島・・・ではない。あれは第一海堡。千葉県富津市に組み入れられている。


これがレストランでテラス席もある。ワンコもオッケー。


東京湾を挟んで、遠くに千葉県がぼんやりと見えている。


では私達のランチを。

単品も頼めるが、パスタ・ピッツァランチを頼んだ。


午前中まったく水分を口にしていないので、のどがカラカラ。


こちらが前菜。


ドガティ君は地面の探検。


「おかーさん、何か下さいな」


私はソーセージとゴボウのリゾット。


これ、イケますね。

ソーセージをこまかく叩いて、ゴボウのスライスを加えて。

今度自分で作ってみよっと。


こちらは妻が注文したサツマイモとゴルゴンゾーラチーズのピッツァにハチミツをかけたもの。


余り物を分けてもらった。

デザートとコーヒーをもらって、終了だ。


ランチのあとは少し歩けば駐車場に戻れる。


この木が面白い。


海辺独特だ。左から(赤い破線の矢印)強烈な風が吹くからね、枝葉が右へ流されている。

馬堀海岸を通って帰ろう。


横須賀市の中心部を抜ける。


ホテル・ゴッデスの上には自由の女神。


帰り道、逗子市内のセブンイレブンに立ち寄る。


20年ほど前にクルマが故障して、ここの駐車場に停めさせてもらったことがある。

とても親切にしてもらったので、それ以来何か機会があると立ち寄るようにしていた。最近は通ることがないので、ご無沙汰だが。

逗子市中心部を抜ける。


長い遠足だったな。

朝9:30頃に出て、もう午後3時過ぎだ。
コメント (14)
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