世の中はシルバー・ウィークだった・・・らしい。どこもスゴイ人出で、大変という話だ。しかし我が家は関係ない。どこにも出かけなかったからだ。
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七里ガ浜は連休最終日の今日も平和で晴れ。昼間は結構暑い。短パン、半袖、ビーサンが似合う街。この緑のプロムナードを抜けるとやがてこの住宅地の中心部に入る。飲食店も多いのだ。あまりに気候がいいので、我々夫婦も外に出てふらふら歩いていると・・・
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おっ!オタフクソースののぼりが! そうか!うさぎ家だ。なんという偶然でしょう!・・・ってウソばっかり。予めそのつもりで歩いて来たくせに。ダハハ。
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さあさあ、お店に入りましょう。 偶然にも、お昼時の営業開始と同時に堂々の入場行進だった。一番乗りだ。いや、偶然じゃない。開店にあわせて家を出たのだ。
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メニューもどんどん充実して来ている。半年ほど前、うさぎ家は限定的に土日祝日の夜に限り営業を再開したが、今ではランチ時も営業するようになった。お好み焼界に彗星の如く(ごく近所から)現われた「王子」が、今日も元気良く店を仕切っていた。
「王子」とは、礼儀正しく常にハンカチを所持している彼に与えられた「ハンカチ王子」という異名を短縮したもので、このお店の鉄板の前だけで通じる彼のニックネームである。
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鉄板はすでに暖まって来ている。嵐の前の静けさだ。鉄板は王子の登場を待っている。やがておごそかに赤いマントをまとった・・・いや、赤いエプロンをまとった王子が登場する。王子は鉄板の上の魔術師、お好み焼界のユリ・ゲラー。いや、Mr. マリックか。「来てます、来てます」
お好み焼き界の王子ともなるとスグに調理したりしない。まずは摂氏380度の鉄板の上に仰向けになり腹筋50、手のひらをつけて腕立て伏せ50。それで笑ってる王子って何者?・・・ウソ。王子はそんな怖いことはせず、すぐに調理にとりかかる。さあ、王子の妙技が始まった。ご近所さんの王子のお好み焼き秘技だ!
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向かって左が広島スタイルのねぎ焼き(そば玉入り)で妻の注文。右が私ので、広島スタイルのお好み焼き(そば玉入り、イカ天ダブル、チーズ載せ)のハイ・カロリー・エネルギッシュ食だ。作っている側も、カウンター越しに見ている側も力がこもるパワー・ランチ。いち・にい・さん・ダァーーー!
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私の注文の山盛りのキャベツ。すごいでしょ。
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王子の作業が進む。早技だ。ここ七里ガ浜育ちの彼の少年時代からのストーリーが聞けた。因みに王子は「お祭り男」「お囃子男」との異名も持つ。七里ガ浜が毎年夏に2日間にわたり燃える夏祭りで、彼を知らない住民はいない。
それでも王子を知らないと言う、もぐりの人はこちらの記事【http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/77f30e66eb069b5529c7107fab20a1a7】をどうぞ! 王子の美しく青白いナマ背中も見ることが出来る。
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さて、作業はどんどん進む。イカ天が載った。ここまでくればひと段落だ。これをひっくり返すことは出来るのか? いや、王子のことだ。大丈夫だ。
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キャベツその他の具材が蒸されることで柔らかくなり、甘みも出る。うさぎ家の作り方の特徴のひとつは、こうした鍋ブタのようなもので、それを行うことだ。これをやると早く蒸し上がる。王子の手で無事ひっくり返されたお好み焼はすでにこの中にあり、蒸され中。
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妻のねぎ焼きはもう形になって来ている。何気ない形に美しさがある。
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そば玉はお好み焼き全体の中でかなり重要なポジションを占める。これがダメだとすべてが台無しである。そば玉独特の芳しさが無いものや、柔らかすぎるそば玉に出会った時はショックですらある。
しかし! これがうさぎ家のそば玉だ。店主M氏があれこれ調査して選んだ逸品。風味と適度な弾力。このうさぎ家のそば玉はかなり上等である。王子がこのそば玉を炒め始めた。お好み焼作成のプロセスにおいて、この段階は食欲がかなり刺激されるステージである。私の胃袋の中をヨダレが滝のように流れ落ちる。
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90%完成の図。たまらん。早く焼いてちょうだい。
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王子の「お待たせしました!」という声とともに、出て来たお好み焼。そば玉入り、イカ天ダブル、チーズ載せ。食べましょう、食べましょう。ソースかけて、マヨネーズも使っちゃう。「混沌」と形容出来るくらい、様々な具材やソース、青ノリ等の香り、食感、味が溶け合う壮大な交響曲。これを「お好み焼交響曲理論」と言う。そう、お好み焼はオーケストラなのだ。生ビールがどんどん進む。うまいねえ。
2人分のお好み焼(あれこれトッピングのオプションつき)の注文と烏龍茶、生ビール、焼酎ラムネ割で3700円ほど。もう腹いっぱいだ。デカイそば玉が入ってるし、私のなんてイカ天だらけ。キャベツだって豚肉だってすごい量だ。お好み焼って、なんてコスト・パフォーマンスが高いのでしょう。庶民の味方、お好み焼! うさぎ家!
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新たにポイント・カードが始まっている。1000円でスタンプ1個。20個貯めたら1000円値引き。貯めちゃうもんねぇ~~。王子、ごちそうさまでした。5連休じゃ、連日お仕事大変でしたね。ご苦労様。
うさぎ家(お好み焼・鉄板焼)
鎌倉市七里ガ浜東 3-1-14
電話 0467-38-1511
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七里ガ浜は連休最終日の今日も平和で晴れ。昼間は結構暑い。短パン、半袖、ビーサンが似合う街。この緑のプロムナードを抜けるとやがてこの住宅地の中心部に入る。飲食店も多いのだ。あまりに気候がいいので、我々夫婦も外に出てふらふら歩いていると・・・
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おっ!オタフクソースののぼりが! そうか!うさぎ家だ。なんという偶然でしょう!・・・ってウソばっかり。予めそのつもりで歩いて来たくせに。ダハハ。
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さあさあ、お店に入りましょう。 偶然にも、お昼時の営業開始と同時に堂々の入場行進だった。一番乗りだ。いや、偶然じゃない。開店にあわせて家を出たのだ。
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メニューもどんどん充実して来ている。半年ほど前、うさぎ家は限定的に土日祝日の夜に限り営業を再開したが、今ではランチ時も営業するようになった。お好み焼界に彗星の如く(ごく近所から)現われた「王子」が、今日も元気良く店を仕切っていた。
「王子」とは、礼儀正しく常にハンカチを所持している彼に与えられた「ハンカチ王子」という異名を短縮したもので、このお店の鉄板の前だけで通じる彼のニックネームである。
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鉄板はすでに暖まって来ている。嵐の前の静けさだ。鉄板は王子の登場を待っている。やがておごそかに赤いマントをまとった・・・いや、赤いエプロンをまとった王子が登場する。王子は鉄板の上の魔術師、お好み焼界のユリ・ゲラー。いや、Mr. マリックか。「来てます、来てます」
お好み焼き界の王子ともなるとスグに調理したりしない。まずは摂氏380度の鉄板の上に仰向けになり腹筋50、手のひらをつけて腕立て伏せ50。それで笑ってる王子って何者?・・・ウソ。王子はそんな怖いことはせず、すぐに調理にとりかかる。さあ、王子の妙技が始まった。ご近所さんの王子のお好み焼き秘技だ!
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向かって左が広島スタイルのねぎ焼き(そば玉入り)で妻の注文。右が私ので、広島スタイルのお好み焼き(そば玉入り、イカ天ダブル、チーズ載せ)のハイ・カロリー・エネルギッシュ食だ。作っている側も、カウンター越しに見ている側も力がこもるパワー・ランチ。いち・にい・さん・ダァーーー!
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私の注文の山盛りのキャベツ。すごいでしょ。
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王子の作業が進む。早技だ。ここ七里ガ浜育ちの彼の少年時代からのストーリーが聞けた。因みに王子は「お祭り男」「お囃子男」との異名も持つ。七里ガ浜が毎年夏に2日間にわたり燃える夏祭りで、彼を知らない住民はいない。
それでも王子を知らないと言う、もぐりの人はこちらの記事【http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/77f30e66eb069b5529c7107fab20a1a7】をどうぞ! 王子の美しく青白いナマ背中も見ることが出来る。
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さて、作業はどんどん進む。イカ天が載った。ここまでくればひと段落だ。これをひっくり返すことは出来るのか? いや、王子のことだ。大丈夫だ。
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キャベツその他の具材が蒸されることで柔らかくなり、甘みも出る。うさぎ家の作り方の特徴のひとつは、こうした鍋ブタのようなもので、それを行うことだ。これをやると早く蒸し上がる。王子の手で無事ひっくり返されたお好み焼はすでにこの中にあり、蒸され中。
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妻のねぎ焼きはもう形になって来ている。何気ない形に美しさがある。
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そば玉はお好み焼き全体の中でかなり重要なポジションを占める。これがダメだとすべてが台無しである。そば玉独特の芳しさが無いものや、柔らかすぎるそば玉に出会った時はショックですらある。
しかし! これがうさぎ家のそば玉だ。店主M氏があれこれ調査して選んだ逸品。風味と適度な弾力。このうさぎ家のそば玉はかなり上等である。王子がこのそば玉を炒め始めた。お好み焼作成のプロセスにおいて、この段階は食欲がかなり刺激されるステージである。私の胃袋の中をヨダレが滝のように流れ落ちる。
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王子の「お待たせしました!」という声とともに、出て来たお好み焼。そば玉入り、イカ天ダブル、チーズ載せ。食べましょう、食べましょう。ソースかけて、マヨネーズも使っちゃう。「混沌」と形容出来るくらい、様々な具材やソース、青ノリ等の香り、食感、味が溶け合う壮大な交響曲。これを「お好み焼交響曲理論」と言う。そう、お好み焼はオーケストラなのだ。生ビールがどんどん進む。うまいねえ。
2人分のお好み焼(あれこれトッピングのオプションつき)の注文と烏龍茶、生ビール、焼酎ラムネ割で3700円ほど。もう腹いっぱいだ。デカイそば玉が入ってるし、私のなんてイカ天だらけ。キャベツだって豚肉だってすごい量だ。お好み焼って、なんてコスト・パフォーマンスが高いのでしょう。庶民の味方、お好み焼! うさぎ家!
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新たにポイント・カードが始まっている。1000円でスタンプ1個。20個貯めたら1000円値引き。貯めちゃうもんねぇ~~。王子、ごちそうさまでした。5連休じゃ、連日お仕事大変でしたね。ご苦労様。
うさぎ家(お好み焼・鉄板焼)
鎌倉市七里ガ浜東 3-1-14
電話 0467-38-1511
そうです。誰もがスリム、脱メタボを
目指すので、そのファッションに逆らい、
体重100kgを目指しています。
かあちゃんもどうぞ、挑戦して下さい。
それにしても“イカ天ダブルそば玉入りチーズ載せ”
とは、驚異のハイカロリーですねぇ。
そばめし、好きですよ。
こちらのメニューにも確かあったような。
しかし広島焼イカ天ダブル、そば玉入り、
チーズ載せを食べると、それだけで
お腹一杯なので、それ以外のものを
食べたことがありません。
そばめしって神戸が発祥の地ですよね。
よくそばとめしを混ぜたものです。
最初にやった人は偉い。
ちなみに‘そばめし’はお好きですか?
そばとご飯が一体化するくらいソースで炒め倒したあの不思議な食べ物。
私は食わず嫌いだったんですが、一度食べたら
大好きになりました。
スタンプ・カードは昔やってたそうです。
で、再開したとか。今日もらいました。
20,000円食べたら1,000円分値引き。
がんばって食べましょう。
また行ってみて下さい。
お好み焼きができて行く過程を見てるとよだれが出ます・・・
今なら2つは食べれますね!
その後に焼きそばもいけそうです(笑)
スタンプカードもらってないな~