図解 科学の大理論―眠れなくなるほど面白い | |
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日本文芸社 |
科学の大理論からの第2弾。ガス主任技術者試験の基礎理論でヘンリーの法則とラウールの法則というのがある。抽象的で難しい。法則を聞くとそれがどうした、という感じになってしまう。きっと、自身、まだしっかり腹に落ちていないんだろう。
ガス主任のテキストによれば、ヘンリーの法則とは、「気体が液体に解ける量は、その気体の圧力に比例する。また温度が低いほどよく溶ける。」というものだったと思う。これを聞いただけでは、それがどうした、となる。基礎理論とはつまらんことを学習されられるもんだ、となる。
私は、以前は、コーヒーをお湯に溶かすイメージで考えていた。砂糖はお湯が熱いほどよく溶けるのに、法則と反対だなと思っていた。それと、地球温暖化で、海水が暖かくなると、二酸化炭素が溶けにくくなり、温暖化が進む、と覚えていた。こっちはすんなりだ。
さて、この本では、ビールの泡を例え話にしている。ビールを製造する時はビール会社は、ビールに圧力をかけて栓をする。買ってきて栓を抜くと、圧力が一気に抜けて、液体に解けていた気体が、一挙に泡となって出る。周囲が暖かいため、なお泡が出る。
なあるほど、こっちのほうが説明がしっくりくるな。先日の動画講座収録で、この話したっけな? ラウールの法則は省略。下図はガス主任技術者試験動画講座より、私が作成したパワポ。