水曜日の診断士会中央支部のセミナーは、ちょっと変わったセミナーであった。依田花蓮さんという行政書士の方の講演だったが、この方、何と、性転換された方だ。行政書士だから、いろいろな相談に乗るが、名刺には性別変更・離婚・相続・・お気軽にご相談ください、となっている。
LGBTは、L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシアル、T:トランスジェンダーの頭文字を取ったものだ。性的マイノリティー(性少数者)全体を指す。花蓮さんによれば,LGBTは、7%もいるそうだ。いるけどそれを隠して生きているそうだ。
花蓮さんの生い立ち、幼稚園から社会人、そして行政書士になるまでのLGBTとの関わりをお話しいただいた。彼女は男性から女性へ性転換した。LGBTは複雑で、生物的な区分の性別、こころの性、現在の体の性、そして好きになる性の組合せで18通りもの組み合わせになり、人それぞれで違うそうだ。
アライally:LGBTの理解者、アウティングouting:LGBTであることをばらすこと。新宿2丁目:LGBTの街、聞いたことあるな。LGBTは芸能人に多いそうだ。LGBTが、ほとんど気にならない職業だからだそうだ。
有名な裁判は、府中青年の家事件、性的指向、性自認は全ての人に尊重されるべき基本的な人権である、という画期的な判決だそうだ。
最後の質問の時間。花蓮さんの席に、七色の旗が立ってる、そこで私が、サンフランシスコに七色の旗が多く立っていたが、あれの意味を聞く、丁寧に答えていただいた。最後に名刺交換し、うちの研究会で講演をお願いするかもしれないとお話しする。
LGBT、講演の前は、この頭文字の意味すら知らなかったんだけど、結構理解が進んだ。私もアライallyになろう。
一昨年サンフランシスコに出張したとき、街角にはこの旗が閃いていた