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2017年版 技術士第一次試験基礎・適性科目完全解答 |
クリエーター情報なし | |
オーム社 |
技術士の試験制度は時々変わるようだ。それはいいんだが、私の場合、受験すべき専門分野がないため、この30年間、指を食わえて見ていただけだった。いや、実は若い頃、土木工学(学校の専門がこれだった)で一次試験の受験をしたことがある。
通信教育を受けたが、記述式の課題ををサッと書いて提出したら、まじめにやれというような添削結果が返ってきた。こっちもまじめにやってんだが、頭にきてその通信教育を止めてしまった。そして試験は不合格。そのままになっている。
先日、書類を整理していたら、その当時の通信教育の資料が出てきた。なつかしさで見ていたらその件を思い出した。その資料は捨ててしまいましたが。
最近この技術士試験制度変更のパブリックコメントが発表されている。日付は平成29年12月28日文部科学省の発行である。最近だ。これによると、中小企業診断士2次試験合格者は、技術士1次試験の専門科目(経営工学)が免除される予定だという。いつからからまだ書かれていない。
ほおそうか、そうなれば、久しぶりに技術士一次事試験でも受けるかと、書店で問題集を購入。平成28年度の本試験を解いてみた。専門科目免除なら、残りは、基礎科目と適性科目である。
基礎科目は1群:設計計画、2群:情報論理、3群:解析、4群:材料化学、5群:環境エネルギー技術で、各群から6問ずつ、全部で30問出題され、この中から15問を選択する。
結果、私は、3群の数学はほぼ忘れてしまっている。4群の化学は分かるんだが、材料は難しい。結局、30問中15問正解。わかるものだけを選択すると、15問中15問正解。おお、これはいけるな。
問題集の解説によると過去問題が半分以上だとか。これも学習効果が出そうな試験だ。あと、適性科目も途中までやってみたがなんとか行けそうだ。
よし、この制度が実現したら、何十年ぶりに技術士一次試験に挑戦するか。取ったらこれ名刺に書けるかも。昔、名刺交換したときに「技術士補」という名刺を見たことがあるが。いやその前に、私の場合、名刺にスペースがあればの話ですが。それでも二次試験の道は遠いけどね。