この土・日は産能大のスク―リング。マーケティング論だった。マーケティングは、中小企業診断士一次試験で随分学習したものだが、この日は知識の補充も兼ねている。内容は、マーケティングとは何か、環境分析、データ分析、4P、マーケティングの新潮流、それにグループ討議と最後は修得試験だ。
印象に残った授業を二つ。一つはマーケティングターゲットの話。ナルミヤ・インターナショナルと西松屋、どちらも子供服を売る店だが、価格は全く違う。西松屋は低価格、ナルミヤは高価格で、スウエットが1着2万円もする。ナルミヤは、シックスポケットを狙う。シックスポケットとは、少子化の現在、子供の親ではなく、その両親4人とさらに叔父叔母2人の併せて6ポケットの支出を狙っている。
もう一つは、カタリナ・マーケティングという会社。クーポンシステムで大手の企業はほとんど使っているそうだ。お店で出るあのクーポン、どの客にも出てる訳じゃない。ポイントカードでロイヤリティの高い客だけに出しているそうだ。いわゆるチェリー・ピッカー(バーゲン・ハンター)には出していない。商品のバーコードとポイントカードで顧客別の売り上げを識別できるようになったそうだ。なるほどねえ。
そしていよいよ、グループ討議。テーマはサントリーの「プレミアムモルツ」。数ページもある長い記事から4Pを抜き出す。4Pとは、プロダクト、プライス、プレイス、プロモーションの4つだ。いずれも頭文字がPだから、4Pになる。いつものように私がリーダーになる。(ほんとにいつもそうだ、そんな雰囲気でもあるのかねえ・・)私のメモをたたき台にして、他の4人の意見を聞く、そして 部分的に意見を取り入れ、メモを修正する。時間を見計らって、提出用紙に書く。程よい時間でまとまる。
最後は修得試験。選択式が10問、記述式が1問。記述式は半分の50%を占める。マーケティングの流れを説明し、フレームワーク等のキーワードを書き込む、書き終えて、まあ確実に80点以上はあるな、この科目も2単位ゲット。残り16単位。