昨日はクラブツーリズムの登山教室。机上教室で、山の地図の読み方だ。会場は、女性がほとんど。山女ブームだね。初心者ばかり、コンパス持参ということが、講師の方によると、文房具の円を描くコンパスを持った来た方、ただの磁石を持って来た方もいたそうだ。
最初は、地図の読み方、国土地理院の5万分の一と2万5千分の一地図を使って読む。徒歩道、送電線、電波塔、せき、土崖、岩崖、広葉樹林、針葉樹林等を読む。そして尾根と谷をサインペンで見つける、私は簡単にできたが、周りを見ているとなかなか出来ていない。意外にそんなもんか、という感じ。思うに小学校を除くと等高線の入った地図なぞ今まで見たことがないのである。
そして、メインのコンパスの使い方、今度行く湯河原の幕山から南郷山を見る練習。まず、地図に磁北極の線を描く、次にプレートを地図の幕山から南郷山方向に合わせて置く。そしてコンパスについている北を指す矢印を地図の磁北極に向ける。こうしてからコンパスを体の正面に持ってきて、磁石の示す方向にコンパスの北を合わせる。これで正面を見ると、行きたい方向になる。そんなに難しくはないが、忘れそうだ。3月の幕山では頂上でコンパスを使って見るそうだ。約3時間の講義だったが、あっという間に終わってしまった。
山の検定でも、コンパスの使い方は出題されそうだ。そんな意味ではきちんと教えてもらってよかった。しかしこのコンパス、ほんとに、まじめに使う機会はあるんだろうか。