最後に方向を決めるのは…

総体まであと数日…。早いものですね。なんだかんだ言っても時間は過ぎて行きます。

ミーティングをしました。力の方向を定めるためのミーティングです。今年の１月に部員が男女合わせて５人しかいなかった時に「心をひらく」という文章を選手に示しました。ひとりひとりの力は小さい。人数が少なくても自分自身の力を知り、それを発揮していく事が大切だ。チームとしての力に変えていくために「心をひらく」事で信頼が生まれる。互いを「信」じる事で力が何倍にもなる。そんな話です。

今日は昔の話をしました。全国がかかった４継でkanekoが肉離れをして倒れた時の事を。その時、「僕たちがkanekoさんを全国に連れていきます」と言ってくれた仲間の話をしました。誰かのために力を合わせていく事のできるチームメイトがいたことを今でも嬉しく思っています。結局マイルは少しの差で４位となり、全国には届かずみんなで泣き崩れました。周りからみたら「馬鹿じゃないの」と思われたかもしれない。周りからどう思われるかなんて大事ではない。そこにある「心」を共有できることができた「仲間」がいたことが大事だったと感じている。「青春ごっこ」でも良いと思うんだ。自分達が素直に思った事を伝えていく事で「信頼」が生まれ、きちんと力が発揮できるようになるなら…。次の年、きちんと全国に行きました！それがあったから行けたのだと思います。

選手には男女に別れて、自分達の「想い」を話をしてもらいました。私はノータッチ。最後に力の方向を決めるのは私ではなく選手自身です。何を話したかは全く知りません。知る必要もないと思います。最後に自分達で方向を決めて取り組んでいく。結果はその力の方向によって決まる。互いを信じる事ができる話し合いになったか？？「この人のために」という気持ちを持てたか？あとは見守るしかないですね。

力を発揮できるチームになっていることを祈る…。