水曜日、練習はトレーニング。日程的に工業系の2年生は3時間考査となっていました。そのため2年生男子不在。これだけで随分雰囲気が変わってきます。そういう部分もあったので話をしてから練習を始めることにしました。前の記事に書いたようなことをもう一度確認してからですね。
1年生男子もある程度声が出るようになってきました。基本的に真面目にやりますから。この辺りのことはすごく大切だと思っています。私が見ていて見ていなくてもきちんと練習ができます。今更ですが。こういうのは当たり前でなければいけません。女子はペアを替えて行うことにしました。気がつくと固定されたメンバーで練習をするようになります。ここをあえて替える。ここにこちらの意図する部分があります。
前にも書いたと思いますが新入生が来るようになったら基本的に学年を替えてペアを組ませようと思っています。この中でそれぞれが成長していきます。甘えられない環境を作り出すとがある意味指導する側の力量なのではないかという気はしています。「選手が自分達でやるのが理想」です。しかし、きちんと出来ない部分はありますし間違った動きをする可能性だってある。キツくなれば楽をしたいと思うのが人間です。そこを何とか乗り越えられる工夫をしなければいけないと思っています。
私はシャフト補強をやる姿を少し離れた所から見ていました。故障気味の選手のトレーニングに付き合うためです。ベンチプレスをやるので一人でやらせるのは危険。私が付いてやることにしました。こちらはひたすら負荷をかけて追い込みます。マンツーマンですから絶対に手を抜けません。軽いようであればこちらが判断して重さを増やすこともできます。かなりのセット追い込みました。
で、上半身がかなり軽くなっている私も少しチャレンジ。こう見えても現役の頃はかなりのウエイトをやっていました。400mHの選手として本当にそこまで必要だったのかは今考えると疑問ですが。ベンチプレスのみにしましたが最初は選手より少し軽い程度で。挙げてみるとまだ余裕がある(笑)少しずつ重くしていきました。最終的に57.5kgで10回。何とか挙げることができました。いや、10年以上まともにやっていません。現役を引退してから15年経過していますから。それでもそれなりに挙がる。
こうやって自分が競技というかトレーニングをやり始めると周りが見えなくなります。指導するという視点がなくなるからです(笑)。自分の練習を優先してしまう。基本的に強くなるためなら何でやるという感覚ですから他の事を一切考えなくなります。だから自分ではやりません(笑)
合間に練習を見ていると選手同士が声を掛け合いながらやるようになっていました。「当たり前」といえばそうなのですがここまで来るのは簡単ではありません。少しずつ様々なモノを取り除いていかなければいけないのです。「やるぞ」と決めてすぐに出来るなら苦労しません。手を替え品を替え、言葉を選びながらやってきてやっと多少の変化が見られる。周りから見れば少しのことかもしれません。が、毎日近くで見ている私からすればこの成長が大きいのです。
チームを作るのには「最低3年かかる」とよく言われます。自分が転勤した時の1年生が3年生になるときにやっと変化が見られ、その子達が卒業してからがスタートとなる。これまでの流れ云々がある間は難しいと言われます。どんなに良いチームであった時でも指導する者が変わればやはりその人の望むレベルになるのには数年必要とします。
前任校は本当に0からのスタートでした。女子部員が3人しかいない。2人は長距離、1人は幽霊部員。ある意味何も知らない中で少人数でしたからやりやすかった部分はあります。その時に入ってきた選手たちが3年生になる時に初めてリレーで中国大会へ進む。やはり3年かかりました。たまたま力がある選手が入ってきてくれた事も大きく影響しています。「これまでとは違う」というのをない状態からやって3年間。
今は1年目にして何とか形になりつつあります。私の評価が甘い部分があるのかもしれませんが、かなり成長していると思います。私自身も多くの経験をしてくる中でどうすればチームが変わっていくかを考えられるようになりました。その場に留まり続けることを否定するつもりはありません。そこに意味があるかもしれませんから。しかし、やるからには最大限の変化を望みたい。当然の話だと思っています。
まだまだできると思っています。ここで満足はしません。一時的な変化にならないようにこちらとしても見続けなければいけません。「あんなチームあったっけ?」と言われるくらいのチームを作りたい。それだけの力を選手たちは持っていると思っています。それを磨いて引き出したいきたい。そう思っています。
間違いなく言葉が届くようになってきました。これが本物になるかどうかだと思っています。見守ってください。
1年生男子もある程度声が出るようになってきました。基本的に真面目にやりますから。この辺りのことはすごく大切だと思っています。私が見ていて見ていなくてもきちんと練習ができます。今更ですが。こういうのは当たり前でなければいけません。女子はペアを替えて行うことにしました。気がつくと固定されたメンバーで練習をするようになります。ここをあえて替える。ここにこちらの意図する部分があります。
前にも書いたと思いますが新入生が来るようになったら基本的に学年を替えてペアを組ませようと思っています。この中でそれぞれが成長していきます。甘えられない環境を作り出すとがある意味指導する側の力量なのではないかという気はしています。「選手が自分達でやるのが理想」です。しかし、きちんと出来ない部分はありますし間違った動きをする可能性だってある。キツくなれば楽をしたいと思うのが人間です。そこを何とか乗り越えられる工夫をしなければいけないと思っています。
私はシャフト補強をやる姿を少し離れた所から見ていました。故障気味の選手のトレーニングに付き合うためです。ベンチプレスをやるので一人でやらせるのは危険。私が付いてやることにしました。こちらはひたすら負荷をかけて追い込みます。マンツーマンですから絶対に手を抜けません。軽いようであればこちらが判断して重さを増やすこともできます。かなりのセット追い込みました。
で、上半身がかなり軽くなっている私も少しチャレンジ。こう見えても現役の頃はかなりのウエイトをやっていました。400mHの選手として本当にそこまで必要だったのかは今考えると疑問ですが。ベンチプレスのみにしましたが最初は選手より少し軽い程度で。挙げてみるとまだ余裕がある(笑)少しずつ重くしていきました。最終的に57.5kgで10回。何とか挙げることができました。いや、10年以上まともにやっていません。現役を引退してから15年経過していますから。それでもそれなりに挙がる。
こうやって自分が競技というかトレーニングをやり始めると周りが見えなくなります。指導するという視点がなくなるからです(笑)。自分の練習を優先してしまう。基本的に強くなるためなら何でやるという感覚ですから他の事を一切考えなくなります。だから自分ではやりません(笑)
合間に練習を見ていると選手同士が声を掛け合いながらやるようになっていました。「当たり前」といえばそうなのですがここまで来るのは簡単ではありません。少しずつ様々なモノを取り除いていかなければいけないのです。「やるぞ」と決めてすぐに出来るなら苦労しません。手を替え品を替え、言葉を選びながらやってきてやっと多少の変化が見られる。周りから見れば少しのことかもしれません。が、毎日近くで見ている私からすればこの成長が大きいのです。
チームを作るのには「最低3年かかる」とよく言われます。自分が転勤した時の1年生が3年生になるときにやっと変化が見られ、その子達が卒業してからがスタートとなる。これまでの流れ云々がある間は難しいと言われます。どんなに良いチームであった時でも指導する者が変わればやはりその人の望むレベルになるのには数年必要とします。
前任校は本当に0からのスタートでした。女子部員が3人しかいない。2人は長距離、1人は幽霊部員。ある意味何も知らない中で少人数でしたからやりやすかった部分はあります。その時に入ってきた選手たちが3年生になる時に初めてリレーで中国大会へ進む。やはり3年かかりました。たまたま力がある選手が入ってきてくれた事も大きく影響しています。「これまでとは違う」というのをない状態からやって3年間。
今は1年目にして何とか形になりつつあります。私の評価が甘い部分があるのかもしれませんが、かなり成長していると思います。私自身も多くの経験をしてくる中でどうすればチームが変わっていくかを考えられるようになりました。その場に留まり続けることを否定するつもりはありません。そこに意味があるかもしれませんから。しかし、やるからには最大限の変化を望みたい。当然の話だと思っています。
まだまだできると思っています。ここで満足はしません。一時的な変化にならないようにこちらとしても見続けなければいけません。「あんなチームあったっけ?」と言われるくらいのチームを作りたい。それだけの力を選手たちは持っていると思っています。それを磨いて引き出したいきたい。そう思っています。
間違いなく言葉が届くようになってきました。これが本物になるかどうかだと思っています。見守ってください。