kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

室内での練習

2018-01-18 | 陸上競技
水曜日。この日前日から雨が降っていた為グランドが使用できず。仕方ないですね。朝の段階では簡単な補強の確認。身体を保持しながら動かすという基本的な補強を。リストアップしましたからそれをやってみることに。単にやるだけではなく正確な動きをすることを重視。本人達の取り組みや意識を変えていく必要があります。経験したから分かることもあると思います。このチャンスを生かしたい。

午後も同様。室内で。湿度が高いため廊下はかなり水浸しになっていました。練習場所の確保はなんとかできていたので助かりました。練習に関しては前日同様、検定課外組は別枠で。最初の段階でバランス系を。この手は毎日でもやりたいなと考えています。朝の練習を見たときに「自分の身体のコントロール」ができていない者が複数名いました。上手く使えていない。そのためにも体軸を保ちながら何をするかという部分にはこだわってやっていかないといけないなと。年末makinoに教えてもらった種目をやりました。気がつくと三点倒立ができるようになっている者も。継続することは大切ですね。

そこからは股関節サーキット。道具の関係もあり少し形を変更して。私は細かい所を指摘しながら見ることに。そのままの流れで走るための動きの確認。室内ですからそれほど様々なことはできません。出来ることを最大限にという感じですね。軸を作りながらスイッチングをする。これは以前からやっていました。足運びや軸なども考えながらやっていく。後半組の動きに関しては課題が多いですね。タイミングが取れない。残念ながらスーパースターではないのです。普通の選手がどうするかという話。地道にやっていくしかない。

明らかにタイミングが取れない選手もいます。初めてやる動きに関しては本当にできない。自分ではできていると思っているのですができていない。この感覚の「差」を埋めていきたいですね。ここは大きな課題になると思います。これまで指摘してきた事、実は本人達は「できている」と思っています。だから修正する必要性を感じていなかったのだと。課題です(笑)。しつこく言い続けたいですね。

この冬期に入って同じことを何本も繰り返してやるのをやめています。本当に動きの変化を生み出すためには必要なのかもしれないのですが。それよりは様々な動きをやる中で「共通する感覚」を見つける方がいいんじゃないかと。丁寧にドリルをやることも必要だと思います。実際にそれでスプリント能力が上がった選手もかなりいます。しかし、それだけでは上手く噛み合わない選手もいる気がしています。様々な動きをやる中で「あーこういうことか」という感覚をつかむことができる。そのためには選手自身が理解していないとダメだとは思いますが。

やりたい動きがあってそれを身につけるためにどうするか。道具なども使いながら強制的に動きを身につける。やっているうちにそれが自然とできるようになる。意識して意識してやっと身につく動きというのもあると思います。その基本は抑えながら更に何をするか。ここの部分なのかなと。ミニハードル、昨年まではほぼ使いませんでした。が、この冬期は使っています。ミニハードルを使うと足が回る感覚があります。それは今でも変わりません。しかし、他の部分で使い道がある。足の動きだけではなく他の意図で使えばかなり効果があるかなという気がしています。目的に合わせてスティックを使ったりミニハードルを使ったりしていけたら良いなと思います。

余談が長くなりまくっていますが(笑)

基礎的なことをやってからスイッチングとスイッチングラン。狭い中でどうするかも課題ですね。本当に久しぶりに階段走をしました。別に階段の昇り降りをするわけではありません。追い込むだけなら階段サーキットでやれば良いのですが。取り組みの意識レベルがある程度までいかないと手を抜いてしまうので。いや、話がまたそれてきている(笑)階段走。これは1階から2階を回って帰ってるだけ。別に階段走というわけではないですね。有酸素系の練習も週に何度か入れたいなと。それもできる限り止まらずやりたいのでその部分も含めて。

男子も女子もやりました。うちはマネージャーがいないので私がタイム測定。5秒おきにスタートさせました。1人ずつタイムを計ることはできないのでこれで対応。速い者からスタートしていきました。女子だけのグループ、途中1周差がつきました。30秒ですね。トップの者が速いというのもあるのですが。男子のトップと1秒差。男子が焦っていました。このタイムが基準になるでしょうから。次の雨の時もここで走れたらと思いますね。hktでの練習でジョグになっていた者も何とか走りきりました。倒れ込んでいましたが。確実に変わってきました。前なら明らかに抜いていましたから。苦手でもやり続ける。その中で大きく変わる。ショートスプリントにも繋がる部分があると思います。

シャフト補強もやりました。ここは継続したいなと。これまでの私の練習の中心にあります。その代わり負荷を変えることに。重いモノと軽いモノを組み合わせることで感覚の差を作り出していました。ここはすごく大切なものだと位置づけています。が、やりたい事をやろうと思ったら重さがあると怪我をしてしまう。本当に軽くしました。シャフトのみ。それだけでもかなり負荷がかかることが判明。廊下は硬いのでそのダメージも考えないといけないと思います。これまでよりは短時間でできるようになりますが、一つの動きでかなり負荷がかかる。最新の注意を払いながらやっていきたいと思います。怪我をしたら元も子もないので。

そこからランジジャンプをして速い動きをやってスキップ走。最後にショートスプリント。検定課外組はかなら端折っていきました。2時間半と1時間半で終わり。可能なら2時間半くらいを最大目標にやりたいなと。自分の中で制約を作らないと増えすぎるので(笑)とはいえなかなか難しい部分なのですが。やっていく中で調整していきたいですね。やりたい欲求が大きいので。走るメニューと上手く組み合わせていく必要性を感じています。腹八分目を目指したい。毎日お腹いっぱいになります(笑)

少しずつ少しずつ。方向性を定めてやっていこうと思います。
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色々と試しながら

2018-01-18 | 陸上競技
火曜日から練習再開。まだまだ未熟なチームですがしっかりと前を向いて進みたいと思います。それが最大の恩返しになると信じて。

この日から検定課外が実施。商業系の生徒が練習に参加するのは17時15分を過ぎてからになります。なかなか。通常通り練習できる者もいるのでグループを2つに分けて練習です。検定課外組は練習を端折りながらやることになります。こちらで判断。

ウエイトサーキットを止めるという話をしています。これにより離れた場所まで毎回道具を持っていく必要性がなくなります。それだけでもメリットが大きい。無駄な時間がなくなりますから。ベンチプレスに変わる種目を導入。これはかなりキツい。同等かそれ以上の負荷になると思います。大きな流れを変えるのではない。上半身種目と下半身種目をやる。間に身体をコントロールする練習も。この辺りは苦手です。だからこそ練習に取り込んでいく。バリエーションが増えます。

少し時間がかかりました。最初の段階で説明しないといけない部分があるからです。何故やるか。さらには正確な動きをさせなければいけません。そうなると多少なりと時間を要することになる。無駄な時間ではありません。今後につながる時間になると。股関節柔軟アップや体幹サーキットを全てやってそれなりの時間に。

スイッチング系の動きもやりながら。ハードル系も。うーん。やることが多くて(笑)動きに関することをやりながら更にトレーニングも。プレート補強を入れました。これも重さにこだわらず軽くしました。その中で「衝撃を逃がさない」というテーマを加えました。重いものをやるのではなく軽くても必要な負荷をかける。この辺りは今回の件大阪遠征の中で学びました。「自重でやる」というのは以前から聞いていました。感覚的に負荷が足りないのでは??という気持ちが。ある程度の「重さ」がなければ負荷にならないのではないかと。

が、実際に見ていると「いやー、これはエグいわ」と。重さは必要ないなという感じでした。もちろん選手がその意味を理解していなければ効果は上がらないとおもいます。意図を把握してしっかりと練習できる。大きなことです。「自重で十分」と言われる本当の意味。まー自重以外でやればいい負荷が大きくなりすぎるのだと思います。高校生です。少しずつ様子を見ながら取り組んでいきたいなと思いますね。

この辺りでmtm先生から連絡が。この日は7時間授業で16時40分開始で18時終了との事。その時のメニューを送ってくださいました。ポイントを絞っての練習。実際に時間通りに終わったとのこと。練習強度が強くても弱くても18時終了を守る。尊敬します(笑)。この辺りの部分も考えないといけない。単純に練習時間を短くするという意味ではありません。

これも私の勝手な考えなので違うかもしれませんが。18時に終わるという制約を自分の中に設ける。それにより練習のポイントを絞らないといけなくなります。あれもこれもやるのは無理になるから。限られた時間の中でどう負荷をかけるかという部分で指導する側も考えるようになる。工夫しなければできなくなるからです。その発想の中であれこれ効率良く鍛えるという感覚が生まれる。ここですね。私には明らかに足りない(笑)腹八分の練習を続けていくことが飽きのこない練習になる。幕の内弁当にオカズを詰めまくる私と食べて美味しかった!と言えるmtm先生の違いかもしれません。

トレーニングの途中からかなり雨が。寒くないのでやり続けることにしました。検定課外組は遅れがありますから中途半端で終わらない。ここも私の融通の効かない部分なのかも。それでもやりました。走練習に関してはチューブ走、マーク走、スプリントで。そこに至るまであれこれ走るための練習をしました。感覚的には良かったなと。

もっと良かったと思うのは選手の取り組みが変わったこと。陸上競技の楽しさを感じながらやっていました。上手く身体を使う、どうすればもっと良くなるかを工夫する。まだ返事が小さかったり声出しが不十分だったりという部分はありますが。それでも本質的な部分が変わってきている。大阪万歳です。かなり強行日程で行きましたがこれくらいの変化があるなら費用対効果としてはかなり高い。私の満足度も。観光ツアーで行きたいくらいです(笑)まーできるだけhktに他の人が行かないようにブロックしたいですが(笑)是非とも私以外は断ってください(笑)。

少しずつ変化のある練習でした。良かった。

まとまらないですが記録しておきます。
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